No.370 尾続山〜コヤシロ山〜要害山(山梨県上野原市) 平成30年(2018年)11月8日(木) |
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→ 地理院地図(電子国土Web)の該当ページ(尾続山)へ 友人(T君)のリハビリ山行に付き合って、妻の佐知子も便乗して、三人で中央本線上野原駅の北西に位置する低山群(尾続山〜コヤシロ山〜要害山)を歩いてきました。正味の歩行時間は3時間半くらいで、とうとう誰にも出会うことのないとても静かなトレイルでした。今春に単独で歩いた能岳〜八重山〜根本山もそうでしたが、上野原市がハイキングコースとして整備しているこの山域は、(近くの)高尾山の喧騒がウソのような穴場だと今回も感じました。 今回のコースはU字型(馬蹄形)に小さなコブをいくつも越えていくミニ縦走路です。比較的なだらかなトレイルで、所々からは前道志や中央沿線などの周囲の山並みがよく見えていました。しかし残念なことに、この日は雲が多くて富士山展望はボツでした。 コース上の殆どはスギ・ヒノキの人工林ですが、林縁にはモミやコナラやアラカシが多くて、自然な植生も充分に楽しめました。なんといっても紅葉がその見ごろを迎えていたのがよかったです。足元にはコウヤボウキやリュウノウギクがきれいに咲いていました。 特に展望が良かったのは要害山の山頂で、ここには秋葉大権現が奉られています。大倉砦や土塁跡など、戦国時代を偲ばせる遺跡もあって、それらの立派な解説板も設置してあります。この山頂部の樹種は大きな2株のスギの他にはオオモミジ、イロハモミジ、クリ、ヤマザクラ、グミ(多分ナツグミ)、ツツジ類、…などで、それらを観察していても飽きませんでした。 下山後は上野原駅北口から秋山温泉の無料送迎バスを利用して、まったりと温泉入浴を(勿論入浴後のビールや食事なども)楽しみました。この秋山温泉も(不思議と)超閑静で、湯量が豊富で素晴らしい日帰り温泉施設です。ここも穴場だと思いました。 佐知子の歌日記より やわらかい土と落ち葉の尾続山 足から伝わるやすらぎの道 尾続山〜コヤシロ山〜要害山は、とても静かなトレイルでした!
新湯治場 秋山温泉: 静かな山間に位置する、温泉プールもあるモダンで大型の日帰り温泉施設。上野原駅北口から無料送迎バス(約15分)が出ていますが、火曜日〜土曜日に一日3便(09:50 12:15 15:00)なので要注意です。源泉はぬるめ(36.4℃)のアルカリ性低張性温泉で、源泉掛け流しや加温した湯船やサウナ(熱波)など、多種多彩です。とにかく、もったいないと思うほど湯量が豊富(湧出量:毎分200L)なのです。平日ということもあったのかもしれませんが、この日の客は少なくて、まったりとくつろげました。入浴後に2階の食堂でビールを飲んでお喋りして食事して、18:00発の(上野原駅行きの)送迎バスにゆっくりと間に合いました。お土産に買った野沢菜の“おやき”がとても美味しかったです。 ホームへ |