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No.69 蓼科山2530m
 平成10年(1998年)9月19日 曇り時々晴れ マイカー利用

蓼科山の略図
ただっ広い蓼科山の山頂
蓼科山山頂

彼方に北アルプスの山並(山頂より撮影)
北アルプス方面を望む

天祥寺原から仰ぐ蓼科山
天祥寺原から蓼科山


ただっ広い山頂を行ったり来たり…

《マイカー利用》 中央自動車道諏訪I.C-《車40分》-蓼科山登山口駐車場(女ノ神茶屋・寺木場平)〜蓼科山〜将軍平(蓼科山荘)〜大河原峠〜天祥寺原〜竜源橋〜蓼科山登山口-《車10分》-新湯(泊)…霧ヶ峰… 【歩行時間: 6時間20分】
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  未明の中央高速道を走り、諏訪インターからビーナスラインを辿る。 蓼科山登山口(標高約1720m)の駐車場から歩き出したのは午前7時5分、運転の疲れと寝不足で体調やや不調だ。
  けだるい気分でクマザサの道を行き、カラマツ、コメツガの樹林帯を抜け、縞枯れのシラビソ林を過ぎ、ダケカンバの林にハイマツが混じってくると、さらに急な岩石帯の登りとなる。 南面を振り返ると、中央アルプスや近くの八ヶ岳連峰などがよく見えている。 西北西の方向に見えているのは、あれは槍ヶ岳だ、とすると、凄い! 北アルプスが全部見えている。 急に元気になってきた。 現金なものだ。
  午前10時45分、累々とした岩ゴロの山頂に着く。 残念ながら一面に霧が出てしまった。 しかし時折霧が晴れて、雲の間から北アルプスの山並やその下方の霧ヶ峰、高ボッチ、美ヶ原方面がスッキリと見えてくる。 空の色が鮮明なコバルトブルーでとてもきれいだ。 雲と霧の切れ間を追いかけて広い山頂を行ったり来たり、中央にある蓼科神社奥宮の石祠を参拝したり、1時間20分の大々休止となってしまった。 おかげで下りは時間に追いかけられるハメになった。
  山頂から将軍平までの登山道はけっこう人が出ていたが、それ以外の道ではほとんど他の登山者には出会わなかった。 どうやら、蓼科牧場方面の七合目登山口(標高約1900m)からの往復登山が、この山の主流のようだ。(*) 私達は疲れる道を敢えて選んだ、ということだ。 将軍平から大河原峠までの道も、コースタイムを大きくオーバーしてしまい(1時間10分を費やした)、慌ててピッチを上げた。
  ヤナギランやウメバチソウの花期は終わっていたけれど、それでも天祥寺原付近の、蓼科山と双子山に挟まれた広々とした谷間の原にマツムシソウがきれいに咲いていた。 鮮やかな濃紫のリンドウも、1ヶ所だけだったけれど、咲いていた。 シラビソの林を抜け、竜源橋のバス停からはビーナスラインの車道を歩き、登山口の駐車場に戻ったのは午後4時15分。 なんとか明るいうちに下山できた。
  寝不足とペース配分の拙さからか、今回初めて使ってみたストックも功を奏さず、とにかく疲れた。 いそいそと車に乗り、今日の宿「新湯」へ向かった。

* その後、車道が整備されたこともあり、大河原峠(標高2093m)からの往復登山が主流になっているようです。 ラクな方へ行ってしまうのは、これは人間の性で、まぁ仕方がないですね。[後日追記]

蓼科温泉「親湯」: 蓼科山登山口までハイキング道を歩くと1時間半ほどの距離にある。 リゾートタイプのホテル。 私達にとっては不要な館内設備は充実している。 内湯は石造り、露天風呂もあり。 ガイドブックには硫酸塩泉と出ていたが、脱衣場などに成分表が掲示されておらず、無色透明無味無臭で、実際の泉質は謎だ。 料理は盛沢山。 季節や宿泊日によって料金が異なる、のだろうが、この日(週末)の一人20,000円は、やはりチト高いと思った。
  夜中、蒸し暑さに目が覚めて、部屋の窓から顔を出したら、空からたくさんの星が降ってきた。 明日の霧ヶ峰 は、きっと良い天気になるだろうと思った。
  「親湯」のHP

* この18年後、七合目登山口から蓼科山に登る機会を得ました。[後日追記]
  蓼科山から北横岳: 平成28年7月



シラビソの樹林帯へ入る 縞枯れのシラビソ林

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