数独やクロスワードパズル解いてボケ度を計る目安になるかな・・・ 迎え火がわかるだろか亡き人よ無言で呼びかけ祈りておりぬ 闘病の果ての命は尽きるとも共に登りし六十の山よ 左手に支えられてること知りぬ ジャガイモ剥くとき豆腐切るとき 目覚めれば我が家はどこかと西の窓じっと見つめる五階の病室 四六時中左手さする一日なり朝より上手い夜のグーチョキパー |
朝からの三十度に耐え午後からはやっとエアコンお出ましとなる (7.3) 数独やクロスワードパズル解いてボケ度を計る目安になるかな・・・(7.6) 北海道への山旅・然別湖〜白雲山 (7.9〜11) 息子より今日入院の電話あり急な難聴と車中にてきく 近くに住む娘に頼み帰京せず然別湖へ向かうこととす 眠られず朝になっても力抜け登山はやめて宿にて過ごす 朝からの宿の停電に携帯の電池がないと夫が慌てる 札幌の植物園を歩きたり息子の病心配しつつ ![]() 然別湖畔にて 入院のいきさつなどを夫と聞く治療法など難しいらしい (7.12) 迎え火がわかるだろか亡き人よ無言で呼びかけ祈りておりぬ (7.13) 太ももが一面赤く腫れており薬を塗るが消えないかゆみ (7.15) 何処へ行く「私」は何処へ行くのだろう行きたところは何処にあるのか (7.17) 「ただいま」といつもどおりの笑みうかべ少し痩せたり息子退院す (7.23) 朝は東昼は南へ日差し追い梅を干したり東京蒲田に (7.23) なんとなく気分すぐれずだるい朝 向かいの子らの声に励まされ (7.25) 闘病の果ての命は尽きるとも共に登りし六十の山よ (7.26) 那須岳登山で左手首骨折 (7.28〜29) ![]() 那須岳の山稜(熊見曽根)にて 骨折の左手首は固められ指や肘など赤紫に (7.30) 左手に支えられてること知りぬ ジャガイモ剥くとき豆腐切るとき (7.31) 目覚めれば我が家はどこかと西の窓じっと見つめる五階の病室 (8.6) 聞こえない見えない時を過ぎゆけば手術終了と告げられており (8.7) 身にしみる子らの気づかいうれしくて勿論夫にも感謝感謝を (8.8) 黄味をおび右より太い左指会釈くらいの角度で曲がる (8.13) ギプス取れ比べてみれば三十度右に傾くわが左手よ (8.14) 四六時中左手さする一日なり朝より上手い夜のグーチョキパー (8.16) |
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