佐知子の歌日記・第十六集
佐知子の歌日記・第五十三集
令和7年10月〜
こんなにも皺がうれしいことはない折れた手首に浅く一本
小雨降る秋の静かなアスファルト 踏み跡残さず潤みておりぬ
じっくりと今日一日を振り返る 思い出せるはシアワセなこと
日本中熊出没のニュースゆえリュックに鈴つけ京都の山へ
レース地の化繊の「キモノ」を着る女子ら清水寺をチャラチャラ歩く
おのおののお顔をもちて菩薩様 三十三間堂に静かにおわす
竹林は外国人に占められてかぐや姫ははて驚くだろうか
小倉山を歩けばここかあそこかと定家の山荘描きつつ行く
こんなにも皺がうれしいことはない折れた手首に浅く一本 (10.1)

 
釜伏山登山 (10.6)
左手をかばいつつ行く釜伏山
(かまふせやま) 二人っきりの晴れた秩父を
一時間走るごとくに歩きたり本数少ないバス捕らえんと

そうだもう六十一年経ったんだカラーテレビの東京五輪は (10.10)

小雨降る秋の静かなアスファルト 踏み跡残さず潤みておりぬ (10.11)

望みなき病を得ても今日がある 生きてはいると珈琲すする (10.11)

来年の山行予定表配る皆が元気に登れるを目指し (10.15)

行動派のOさん今は京都に居て週末は「あらっ」東京へとか (10.16)

じっくりと今日一日を振り返る 思い出せるはシアワセなこと (10.27)

本日は石油ストーブ開始日だ今日のお昼はゆで卵だね (10.29)

飲み会の誘いにイヤとは言はぬ夫 今夜は一人で寿司でも食うか (11.2)

散歩せぬ体重増の夫である腰さすりつつ整形外科へ (11.5)

 
京都への山旅 (11.10〜12)
日本中熊出没のニュースゆえリュックに鈴つけ京都の山へ

 
京都市内観光 (11.10)
レース地の化繊の「キモノ」まとう女子ら清水寺をチャラチャラ歩く
おのおののお顔をもちて菩薩様 三十三間堂に静かにおわす
なくしたと受付に言えばなななんと腕に温泉ロッカーの鍵

 
愛宕山登山 (11.11)
愛宕山総本山にお参りし何かのご利益期待しており
紅葉がきれい!
 
愛宕神社へ向かう

 
小倉山登山 (11.12)
予約した証明になるケータイを忘れて乗らず保津峡トロッコ
竹林は外国人に占められてかぐや姫ははて驚くだろうか
小倉山を歩けばここかあそこかと定家の山荘描きつつ行く
人あふれ我「お上りさんの」京都駅 土産の袋ああ重たおす

轟音の画像診断終え歩く商店街の賑わいのなか (11.17)

浦霞・越乃寒梅・八海山 夫の誕生日に娘一家と (11.29)


「佐知子の歌日記」のトップページへ
「佐知子の歌日記・第五十二集」へ工事中


「私達の山旅日記」のトップページへ
ホームへ