佐知子の歌日記・第十六集
佐知子の歌日記・第五十三集
令和7年10月〜
こんなにも皺がうれしいことはない折れた手首に浅く一本
小雨降る秋の静かなアスファルト 踏み跡残さず潤みておりぬ
こんなにも皺がうれしいことはない折れた手首に浅く一本 (10.1)

 
釜伏山登山 (10.6)
左手をかばいつつ行く釜伏山
(かまふせやま)二人っきりの晴れた秩父を
一時間走るごとくに歩きたり本数少ないバス捕らえんと

そうだもう六十一年経ったんだカラーテレビの東京五輪は (10.10)

小雨降る秋の静かなアスファルト 踏み跡残さず潤みておりぬ (10.11)

望みなき病を得ても今日がある 生きてはいると珈琲すする (10.11)


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