佐知子の歌日記・第十六集
佐知子の歌日記・第五十一集
令和7年4月〜
集音器をつけてみたけど雑音や共鳴音に頭クラクラ
鎌倉の桜まだまだ咲きほこり 何だかお得なハイキングなり
日曜の山道に人多くいてお先にどうぞを繰り返し言う
荒海の日本海見て岬より帰国かなわぬ人らを思う
一日はかけ足で過ぎ一週間前のニュースは彼方の闇へ
麓より宿まで枯田つづきおり田植えの緑を想いつ歩く
ラクラクと二十年前は登ったが今はハアハアの浅間嶺よ
引退後ファンになったよ貴景勝インタビューや解説聞いて
集音器をつけてみたけど雑音や共鳴音に頭クラクラ (4.3)

ふきのとう住職さまよりいただいて味噌と和えれば笑顔が三つ (4.5)

 
六国峠ハイキング (4.9)
鎌倉の桜まだまだ咲きほこり 何だかお得なハイキングなり
大平山の桜(鎌倉アルプス・六国峠)

旅土産持ち来る孫の話しきき小遣いわたす四月夕暮れ (4.11)

 
新潟への山旅 (4.13〜15)
弥彦駅降りれば桜満開の並木路つづき弥彦神社へ
日曜の山道に人多くいてお先にどうぞを繰り返し言う
佐渡島海の向こうに横たわりおおきく伸びをするごとひろがる
雨の昼ラーメン食しいそいそとロープウェイで下る弥彦山
荒海の日本海見て岬より帰国かなわぬ人らを思う
観音堂に越後平野と雪の連山ただただ眺む
麓より宿まで枯田つづきおり田植えの緑を想いつ歩く
弥彦山の山稜にて

一日はかけ足で過ぎ一週間前のニュースは彼方の闇へ (4.17)

Tシャツにアイスコーヒー飲む息子ホットを淹れる夫の春セーター (4.18)

十一歳から読んでる「赤毛のアン」今は英和辞典をひきつつ (4.21)

町会の「役」を受けたる夫なれば歯科の予約はまたも変更 (4.24)

かしわもち完売の札和菓子店 五月五日の朝の十時に(5.5)

 
霞丘陵ハイキング (5.7)
うす晴れの霞丘陵なごやかに再会の友はじめての友
咲き残るつつじを眺め観音寺 裏手より行く七国峠

 
槙寄山と浅間嶺 (5.9〜10)
とりどりの緑あふれる山道に樹木の精住む都民の森よ
道たがえ山頂踏めず下山する蛇の湯への道ひたすら歩く
ラクラクと二十年前は登ったが今はハアハアの浅間嶺よ
雲あつく奥多摩の山顔出さず振り返りつつ下るしかなくて

友らより玉ねぎ・お茶の「新」もらい何やらちから身にわたりたり (5.13)

かね八つ十分遅れて鳴らしてる五十年経つボンボン時計 (5.18)

引退後ファンになったよ貴景勝インタビューや解説聞いて (5.19)

何か変どこかで誰かが米隠し令和七年の米騒動 (5.28)


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