波の音大小ありて勝浦の切り岸そっと君と歩けり 風邪ひきの第一号は息子なり栄養・休養満点なのに 何となく知っていること数あれど真剣に聴く脳トレ講座 何もかも忘れてしまいたい夕べ水仙ひとつ寒風に咲く お目当ての富士の景趣に雲かかり十国峠はため息ばかり 熱は無しされど背中のぞくぞくが祟りのように襲ってくるのだ 三十分見知らぬ人に全身をさらしておりぬ画像診断 すきま風に強弱ありて六十年過ぎたる家の独り言のよう 四分咲きの梅園混みて池上に埼玉からのツアー客いる アスファルトの一万二千歩疲れるね人かき分けてタウンシューズで 入り交じる小道にむしろ楽しげな片手に地図の夫の歩みよ |
勝浦の岬めぐり・八幡岬〜官軍塚 (1.7) 波の音大小ありて勝浦の切り岸そっと君と歩けり バス停より徒歩二十分の温泉に着けば只今清掃中よ ![]() 風邪ひきの第一号は息子なり栄養・休養満点なのに (1.8) 何となく知っていること数あれど真剣に聴く脳トレ講座 (1.15) 鐘ヶ嶽ハイキング (1.20) 標高は五百米強の鐘ヶ嶽 ゆっくり登りゆったり下る 零れでる湯音ききつつ下山後の全身浸すかぶと温泉 田舎の家五年ぶりなる裏庭は見上げるばかりの竹林となる (1.22) 何もかも忘れてしまいたい夕べ水仙ひとつ寒風に咲く (1.25) 岩戸山ハイキング (1.29) お目当ての富士の景趣に雲かかり十国峠はため息ばかり お目当ての熱海温泉浴場の「本日休み」の札がゆれてる 熱は無し されど背中のぞくぞくが祟りのように襲ってくるのだ (2.2) 三十分見知らぬ人に全身をさらしておりぬ画像診断 (2.3) 天丼と蕎麦の昼食こみあいて前後左右は老い人ばかり (2.5) 武山三山と野比海岸水仙ロード (2.10) 六回目となる三浦富士 青空に緑の微風に足どり軽く 横須賀の水仙ロードを歩きたり波音きいて千葉の山見て ![]() ひさびさの呑川緑地五千歩に背中や髪がじっとり重い (2.13) すきま風に強弱ありて六十年過ぎたる家の独り言のよう (2.13) 四分咲きの梅園混みて池上に埼玉からのツアー客いる (2.15) アスファルトの一万二千歩疲れるね人かき分けてタウンシューズで (2.15) 満開の白梅そっと見ておればメジロがいると老い人指さす (2.18) 曽我丘陵ハイキング (2.22) 入り交じる小道にむしろ楽しげな片手に地図の夫の歩みよ 七分咲きの曽我梅林に人多くおまけに寒いが花清々し ![]() 新聞に年金・介護の記事あれば必ず読むの短歌の次に (3.5) オープン戦のテレビ始まり大谷を主軸に据える大リーグ中継 (3.5) 海辺への一万二千歩終えたのちのフライ定食に満たされており (3.7) |
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