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No.14 御岳山929mから日の出山902m
奥多摩のハイキング入門コース


御岳山-日の出山 略図  INDEX:
 Part1 養沢鍾乳洞へ下る(H7年7月)
 Part2 吉野梅郷コースを下る
(H14年3月)
 Part3 「つるつる温泉」へ下る
(H14年12月・雪道)
 Part4 再び「つるつる温泉」へ下る
(H18年10月)
 Part5 下山後は「瀬音の湯」へ
(H22年6月)
 Part6 ロックガーデンを散策
(H23年11月)
  国土地理院・地図閲覧サービスの該当ページへ


御岳山から日の出山 Part1
養沢鍾乳洞へ下る

その住人の80パーセントは「神主」とのことです
御岳山の山上集落

日の出山の山頂にて
日の出山の山頂
JR青梅線御嶽駅-《バス10分》-滝本407m-《ケーブル》-御岳山駅831m-《リフト》-大展望台881m〜武蔵御嶽神社参拝(御岳山929m)〜日の出山902m〜養沢鍾乳洞〜上養沢-《バス35分》-JR五日市線武蔵五日市駅 【歩行時間: 2時間40分】

  平成7年(1995年)7月30日(薄晴れ): 滝本からケーブルとリフトを乗り継いで、なんなく御岳山(みたけさん・武州御岳ともいう)の大展望台へ。 ここでも、利用できる文明の利器をフルに活用して(ズルをして)しまった。 武蔵御嶽神社を過ぎると急に静かになる。
  日の出山からの下山コースには養沢鍾乳洞コースを選んだ。 子供の頃に「トムソーヤーの冒険」や「少年探偵団」を読んで大感動をしてしまった私には、“洞窟=大冒険”のイメージが定着している。 つまり、なにがなんでも「鍾乳洞」を見ておきたかったのだ。 でも、この養沢鍾乳洞、はっきり云って、たいしたことなかった。(*
  川井に松乃温泉があるのだが、今回は反対コースのため行くことができず、残念。
  御岳山は、ごくリーズナブルな奥多摩のハイキング入門コースだ。 来月に予定している谷川岳の足馴らしを兼ねたつもりだったのだが、少し楽をしすぎたかもしれない…。

* 養沢鍾乳洞について: 洞内は暗く、受付で懐中電灯とヘルメットを貸してもらえる(有料)。 私達夫婦は入口からちょっと入っただけの観光だったが、縦横に走る洞窟の奥行きは約50mあるそうで、けっこう複雑な構造になっているようだ。 「泥だらけ」を覚悟の上なら探検もできそうだ。
  このあきる野市の養沢鍾乳洞は、2000年(平成12年)の12月をもって閉洞されたとのことだ。 訪れる観光客が少なくて採算が合わなくなったものらしい。 [後日追記]

「つるつる温泉」と「瀬音の湯」: この後、日の出山からの下山地付近に立派な日帰り温泉施設がオープンしている。 平成8年11月には東麓(日の出町・三ツ沢)に「つるつる温泉」。 平成19年4月には南側(あきる野市)の秋川渓谷沿いに「瀬音の湯」。 それぞれ人気のスポットになっているようだ。[後日追記]
 つるつる温泉についてはPart3を、瀬音の湯についてはPart5を参照してみてください。


御岳山から日の出山 Part2
吉野梅郷コースを下る

日の出山の山頂標識が新しくなっていたJR青梅線御嶽駅-《バス10分》-滝本-《ケーブル》-御岳山駅〜武蔵御嶽神社参拝(御岳山)〜日の出山〜吉野梅郷〜日向和田駅 【歩行時間: 4時間20分】

  平成14年(2002年)2月16日(晴れ): 「山歩会」の定例山行で御岳山から日の出山を歩きました。 まだ十分に梅が咲いていたので、吉野梅郷を通りJR青梅線の日向和田(ひなたわだ)駅へ下山しました。
  じつは、私(Tamu)は風邪で39度の熱を出し、この日は自宅で「う〜んう〜ん」とうなっていました。 で、妻の佐知子がリーダーになって本山行を仕切りました。 下山路の距離が長くて少し疲れたけれど、梅の花がとてもきれいだった、と帰宅後の佐知子は云っていました。
  昔の写真(Part1の写真)と見比べてみて分かったのですが、日の出山の山頂標識が新しくなったようです。


御岳山から日の出山 Part3
雪道を下り「つるつる温泉」で汗を流す

まずは御岳神社に参拝
御岳神社
雪道の杉林
日の出山へ向かう
ハイカーで賑わう山頂
日ノ出山の山頂
JR青梅線御嶽駅-《バス10分》-滝本-《ケーブル》-御岳山駅〜武蔵御嶽神社(御岳山)〜東雲山荘〜日の出山〜三ツ沢・つるつる温泉(入浴)-《タクシー15分》-JR五日市線武蔵五日市駅 【歩行時間: 2時間30分】

  平成14年(2002年)12月14日(晴れ): 軽ハイキングの割にはむさ苦しいメンバー編成の、つまり仕事仲間の男性だけ5人の、今回の“御岳山から日の出山”。 下山地の「つるつる温泉」と、帰路の五日市の「黒茶屋」でのイッパイがその主な目的の、あまり健全ではない、でもとても楽しい、アウトドアの一日でした。

  例によって、ケーブルを利用してのズル登山。 御岳の山上集落を通り、巨木の神代欅(ケヤキ)を見学してから、まずは日本武尊の創建とされる関東屈指の古社・武蔵御嶽神社に参拝。 それから日ノ出山へ向かいます。
  寒い今年の12月。 都内では積もらなかった先日の雪が、ここでは残雪となってハイカーたちを悩ませていました。 しかし流石に東京のハイキング入門コースです。 所々のアイスバーンに注意して慎重に歩けば、アイゼンなどは全く必要ありません。 たまには誰かが滑ってコケるのも、まぁご愛嬌ってところかなぁ…。
  軽装のハイカーたちで賑わう日の出山の山頂で大休止。 奥多摩の山々などの展望を楽しみました。 日の出山の山名は、御岳山から見て日の出の方角にあたることによるらしいです。
  日の出山からの下山コースには、梅の季節によい吉野梅郷コース、上養沢へ下るコース(養沢鍾乳洞は2年前に閉鎖)、ちょっと歩きでのある金毘羅尾根コース、などがありますが、今回私たちが歩いたのは静かな旧参道コースです。 1時間強で下ってしまえるイージーな山道ですが、途中、杉林に囲まれた馬頭観音や祠などもあって、けっこう情緒があります。 それに、何といってもこのコースの自慢は下山地に「つるつる温泉」があるということです。 健脚の人にはちょっと物足りないかもしれませんが、都会の喧騒に疲れた人や、風呂好きの家族連れが、計画も目的もなく、ある日突然ちょっと外へ出てみようか、なんて思ったときに最適なコース、かも知れません…。 スギやヒノキの植林地帯がメインですが、その暗い林をのんびりと歩くのも、けっこういいものです。

つるつる温泉 ひので三ツ沢「つるつる温泉」: 日の出山の東麓、平井川(多摩川の支流)の源流部に位置する日の出町町営の日帰り温泉施設。 JR五日市線の終点武蔵五日市駅からシャトルバス(機関車型のバス)で約20分。 平成8年11月にオープンしたとのこと。 閑静な場所の割にはなかなかの盛況だ。 大浴場には洋風と和風の二つがあって、男女1週間おきに入替えるらしい。 アルカリ性特有のヌルヌルとした感触の湯だった。
  この日、私は露天風呂のある和風の湯(美人の湯)に浸かった。 女性用の洋風の湯には「生涯青春の湯」という、少しダサいネーミングが付いている。 生涯青春、なんて、あまりにもステキ過ぎる。 私は年相応に年を取っていきたいと、口惜しいかな妥協の産物だけれど、今ではそう思っている。
  さっぱりとした風呂上り、食堂で飲んだ地ビールが、割高だったけれど美味かった。
  「つるつる温泉」のHP


御岳山から日の出山 Part4
再び「つるつる温泉」へ下山

今回は3名のパーティでした
日ノ出山の山頂にて


苦い健胃薬ですが、小さくて可憐な花です
センブリの花


濃紫の小さな実が印象的です
チゴユリの実

JR青梅線御嶽駅-《バス10分》-滝本-《ケーブル》-御岳山駅〜武蔵御嶽神社(御岳山)〜東雲山荘〜日の出山〜三ツ沢・つるつる温泉(入浴)-《タクシー15分》-JR五日市線武蔵五日市駅 【歩行時間: 2時間30分】

  平成18年(2006年)10月21日(薄曇り): 朝晩はめっきりと寒くなってきたこの季節に、新宿駅から7時44分発の「おくたま1号」に乗って、なつかしい友人たちと出かけました。 Part3と同コースです)

  当初は御岳山から大岳山、鋸山を経て奥多摩駅へ下るミニ縦走の予定でしたが、御嶽駅前からのバスが混んでいて、次の増発便になってしまったことや、ケーブルの待ち時間が意外と長かったことなどもあり、御岳山から日の出山への軽ハイキングにコース変更しました。 御岳ビジターセンターに立ち寄ってみたのですが、担当の方も今の時季のこの時間(午前10時を過ぎていました)からの大岳山への縦走は時間的に無理だろう、とおっしゃっていました。 秋の夜長(日没が早い)を、ちょっと軽く見すぎていたな、と反省しました。
  紅葉には早すぎましたが、特に下山途中の日ノ出山の中腹辺りには、秋の花たちがよく咲いていました。 名前の分からない花がたくさんありましたので、撮った写真を頼りに帰宅してから調べてみました。 山行のときは何時もそうですが、実際に歩いているとき(実行・Do)よりも帰宅してから(反省・Check)のほうがずっと長く楽しめます。 「山」って、ほんとうにいいものだと思います。
  そのとき咲いていた花は、シラネセンキュウ、野ギクの類(私にはノコンギクやヨメナやユウガギクなどの「差」がよくわかりません)、アカソの類(多分クサコアカソ)、センブリ、キバナアキギリ、ミズヒキ、ヤクシソウ、コウヤボウキ等でした。 その他、チゴユリの茎の先にひとつポツンとついたきれいな濃紫色の小さな実が印象的でした。
  この日、気がついたことは、ハイカーたちで賑わう日ノ出山の山頂に御影石造りの立派な方位盤が新設されていた、ということです。 そして、予測していたけれどそれがその通りでびっくりしたのは、この山の下山ルートのメインが「つるつる温泉」へ下るコース(旧参道コース)になっていた、ということです。 平成8年にオープンしたというこの日帰り温泉施設は大成功、ですね。
  だから、吉野梅郷コース、上養沢コース、金毘羅尾根コースなどのかつてのメインコースを下るハイカーは殆どいなくなっていました。 今回も、温泉入浴の魅力に負けてこのコースを選んだ私たちには何も云う資格はありませんが…、それがちょびっと淋しく感じました。
  「つるつる温泉」は相変わらず大盛況で、土曜日の午後ということもありましたけれど、殆どイモ洗い状態でした。

* その後(平成19年4月)、あきる野市の秋川渓谷沿いに「瀬音の湯」がオープンしましたが、入浴客が分散されて“イモ洗い状態”は緩和されている、かもしれません。 [後日追記]


御岳山から日の出山 Part5
下山後は「瀬音の湯」へ

花などを愛でながら下山
下山路にて
JR青梅線御嶽駅-《バス10分》-滝本-《ケーブル》-御岳山駅〜武蔵御嶽神社(御岳山)〜東雲山荘〜日の出山〜上養沢-《タクシー10分》-瀬音の湯(入浴)-《バス17分》-JR五日市線武蔵五日市駅 【歩行時間: 2時間30分】

  平成22年(2010年)6月6日(晴れ): 山の仲間たちと本コースを歩く機会を得ました。 例によって日の出山の山頂で大休止(大宴会?)の後、御岳山側へ少し戻ってから、直接に林道へ南下する山道を辿ってみました。 スギ・ヒノキの人工林という点で、「養沢鍾乳洞コース」や「つるつる温泉コース」と似たり寄ったりだと思いました。
  上養沢のバス停からは手配のタクシーで、3年前にオープンしたという秋川渓谷の「瀬音の湯」へ立ち寄ってみました。 「瀬音の湯」は山に囲まれたそこそこのロケーションで、街から近いこともあり、既に人気のスポットになっているようです。 旧参道コースの下山地に位置する三ツ沢の「つるつる温泉」がリニューアル工事のための休館中だったこともあり、この日は大変混雑していました。
  風呂上り、山中に咲いていたコゴメウツギやガクウツギやフタリシズカなどを話題にして飲んだビールの味は、また格別でした。

瀬音の湯:既に人気のスポットに・・・ 秋川渓谷「瀬音の湯」: 平成19年4月にオープンした、あきる野市(第三セクター)の日帰り入浴施設。 併設のコテージに宿泊も可とのことです。 上養沢バス停からはタクシーで約10分、バスで武蔵五日市駅まで約17分。 泉質はPH10.1のアルカリ性単純泉で加熱循環。 そのヌルヌル感はかなりのものでした。 各種の内湯と露天風呂、サウナ、ボディケア、レストラン等、例によってなんでもありの近代的な設備です。 なお、正式な源泉名は「十里木・長岳(じゅうりぎ・ながたけ)温泉」と云うらしいです。 入浴料は3時間まで800円。
  奥多摩方面の温泉ハイキングに、その下山後の選択肢がまたひとつふえたことは、風呂好きの私達にとっては非常に喜ばしいことです。
 * 後日(平成29年3月)、綾滝から馬頭刈尾根を歩いたときに「瀬音の湯」に立ち寄る機会を得ました。[後日追記]
  「瀬音の湯」のHP


御岳山から日の出山 Part6
自然っぽさ満点のロックガーデンを散策

とてもきれいに咲いていました
リンドウ(竜胆)
後ろから盗み撮りです (^^ゞ
山ガールたち
JR青梅線御嶽駅-《バス10分》-滝本-《ケーブル》-御岳山駅〜武蔵御嶽神社(御岳山)〜ロックガーデン〜綾広の滝〜日の出山〜三ツ沢・つるつる温泉(入浴)-《バス20分》-JR五日市線武蔵五日市駅 【歩行時間: 4時間15分】

  平成23年(2011年)11月7日(晴れ): 佐知子の単独行登山の第2回目。 前回の高尾山の次はこの御岳山、と初心者向けの山を(基本に忠実に)選んでいるけれど、これが百名山を完登した人が選んだ、ということになるとちょっと???な感じがしなくもない。 安全第一の観点から考えれば、まぁいいかとも思うが…。
  ただ、流石に佐知子、と思ったこともある。 それは今回の「御岳山から日の出山」のコース取りのことで、多少なりとも歩きがいのある人気のトレイル…ロックガーデン(岩石園)をぐるっと一周…を加味したということだ。
 「ロックガーデンは苔生したゴツゴツ岩や滝がある沢道で、奥まった山へ行けばよく目にする自然っぽい風景だけれど、この御岳山では珍しいわ。 辺りはナラやモミジなどの落葉広葉樹の自然林で、ちょっと色付いたそれがとてもよかったのよ」 と、帰宅してからの彼女の第一声が弾んでいた。 人工林だらけの山だと思っていたけれど、そうなんだね、そんなにいい処(ロックガーデン)があるんだね、秋の御岳山には。
  山路には秋の花が多く、ノギク類、アザミ類、ヤクシソウ、リンドウ、ツルリンドウ(実)、ミゾソバ、などの写真を佐知子はたくさん撮ってきた。 出会った山ガールも非常に多かったらしい。 私も行きたかった。
  下山後は例の「つるつる温泉」でホッと一息。 思ったほど混んでなかったらしく、入浴後に食堂で食べた“山かけ御膳・980円”がとても美味しかったそうだ。



3月の日の出山
御岳山から日の出山を望む
平成20年3月
日の出山の山名の由来は
御岳山から見て日の出の方角にあたるから
黄葉色に染まり始めた沢筋
ロックガーデンの秋 平成23年11月

  御岳山から大岳山 同山域の記録です。参照してみてください。

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