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No.22 景信山陣馬山(奥高尾山稜)
人気の山にはそれなりの理由がある

右側は生藤山方面
堂所山から陣馬山(左)を望む

 INDEX:
 Part1 奥高尾縦走路を歩く(H8年1月)
 Part2 夕やけ小やけふれあいの里へ下る(H19年12月)
 Part3 小下沢コースで景信山へ(H23年3月)
  → 国土地理院・地図閲覧サービスの該当ページへ


景信山から陣馬山・略図Part1 奥高尾縦走路を歩く

JR及び京王線・高尾駅-《タクシー》-小仏〜景信山727m〜堂所山731m〜明王峠〜陣馬山855m〜陣馬の湯(泊)〜陣馬山登山口〜JR藤野駅 【歩行時間: 第1日=4時間20分 第2日=1時間】

  平成8年(1996年)1月14日〜15日(晴れ): 東京と神奈川の境、人気の奥高尾縦走路を歩いてみた。 人と茶店の多いコースだった。 景信山、陣馬山とも3等三角点の山。 山頂からの展望には恵まれている。 北面には奥多摩、南西面には丹沢・道志・御坂などの山並みや富士山もよく見えた。
  景信山への登りでTV局の番組取材陣(テレビ東京)と偶然一緒だった。 何か、ここいら辺の自然についての観察と、山歩きの良さをテーマにしているようだった。
  息苦しくない程度の人並みと、手軽に行ける気安さが、この山のよさだと感じた。 桜の季節はもっと良さそうだ。
  この日は陣場の湯に宿をとり、翌日はJR藤野駅まで約1時間のアスファルトを歩いた。 楽をしすぎて“大名登山”になってしまったかも。

陣馬の湯「陣渓園」: 弱アルカリ性炭酸泉、岩風呂。 柚子料理が美味しかった。
  陣馬の湯「陣渓園」のHP

* 景信山(かげのぶやま・727m) 八王子城を守った北条氏照の家臣、横地将監景信(桜町中納言景勝)に由来する、とのことだ。 山を愛した詩人の尾崎喜八は、その紀行エッセイ「美しき五月の月に」の武州景信山の項で “なんと言う事無しに私は此山が好きだ” と書いている。
* 陣馬山(じんばやま・855m) 山名の由来については諸説あるらしいが、北条氏が甲斐の武田家への備えとしてこの山頂に砦を築き、陣を張ったとの言い伝えによるものが有力らしい。 陣張山→陣場山→陣馬山と変遷したようだ。

季節外れなのか閑散としていました
景信山頂の「景信茶屋」
陣馬山のシンボル、白馬像
陣馬山の山頂
ここから眺めた大室山は大変立派です
景信山から富士山を望む:左は大室山
撮影:H19年12月


景信山・略図1Part2 夕やけ小やけふれあいの里へ下る

JR及び京王線・高尾駅-《バス15分》-小仏〜小仏峠〜景信山〜堂所山731m〜関場峠〜三本松山611m〜大嵐山〜クロドッケ〜夕やけ小やけふれあいの里(入浴)・宮の下-《バス30分》-高尾駅 【歩行時間: 4時間30分】

  平成19年12月16日(薄晴れ) 「山歩会」の定例山行に人気の景信山を選びました。 ただの往復登山では味気がないので、そのコース取りについてあれこれと考えました。 高尾駅北口から終点の小仏までバスを使い、小仏峠経由で登ることは決めていました。 問題は下山ルートでした。 当初は堂所山を経て底沢峠から相模湖側(神奈川県側)へ下り美女谷温泉へ立ち寄る計画を立てました。 しかし、念のため同温泉へ問い合わせをしてみると、現在(金・土・日)は日帰り入浴は受け付けていない、とのことでがっかりしました。 私たちは日帰り温泉ハイキングがしたかったのです。
→残念なことに、美女谷温泉はこの後(2013年)廃業したそうです。[後日追記]
堂所山へ向かう稜線にて
落葉の絨毯を歩く
  代案として主稜線をもう少し先まで足を伸ばして奈良子峠から陣馬の湯へ下るルートも検討しましたが、私たちの足ではチトきつそうに感じました。 結局、歩いたことがない「夕やけ小やけふれあいの道」を辿り、北浅川源流部の里へ下ることにしました。 この“夕やけコース”の魅力は北高尾山稜の目抜き(西側の半分)を歩くことができる、ということだと思います。 そして何よりなのは、下山地の「夕やけ小やけふれあいの里」には「おおるりの家」という、温泉ではないけれど、立派な入浴(宿泊)施設があるということでした。

  今回行ってみて気になったのは、久しぶりの小仏峠で、例の2軒の茶屋が店を閉じていて、それも閉鎖してからかなりの月日が経っているようで、荒れ果てていたことです。 旧甲州街道の要所でもあった歴史的な峠が寂れているのは、なんとも悲しいことだと感じました。
  景信山の山頂にある茶屋は相変わらず“元気”で賑やかでした。 大勢のハイカーがあちこちでたむろして、なかには杵と臼で餅をついているグループも(なんと2組も)ありました。 木々の隙間からは、丹沢の大室山の右奥に、少しの白雲をまとった富士山が白銀色に輝いていました。
  堂所山(どうどこやま)から北高尾山稜へ入ると急に静かになって、なんとも心地よい稜線歩きが続きます。 関場峠、三本松山、大嵐山、とアップダウンして、クロドッケのピークから“夕やけ小やけ…”への指導標に従って、左(北)へジグザグと下ります。 小仏バス停を午前9時30分頃に歩き始め、夕やけ小やけふれあいの里へ下山したのは午後4時頃でした。 思っていたよりもボリュームのある、歩き応えのある名コースで、メンバーのみなさんも大変満足されたようでした。

* 夕やけ小やけふれあいの道: 八王子市の広報誌によると、2001年3月開通とのことです。 植林地帯をジグザグと下る道で、整備はしっかりとされていました。
  その麓に位置する北浅川沿いの「夕やけ小やけふれあいの里」については、ハイカーは園内通行可(200円の入場料は無料)とのことでした。 園内の宿泊施設である「おおるりの家」の日帰り入浴は午後4時までの受付とのことでしたが、4時を少し回ってから下山した私たちを受付嬢は快く迎えてくれました。
  それにしても、この「夕やけ小やけ・・・」のネーミング、もう少し短くしてもらえないものかなぁ。
  「夕やけ小やけふれあいの里」のHP


景信山(小下沢ルート)・略図Part3 小下沢コースで景信山へ

高尾駅-《バス13分》-日影〜小下沢林道・小下沢梅園〜登山口〜景信山727m〜小仏峠〜小仏-《バス15分》-高尾駅 【歩行時間: 3時間20分】

  平成23年3月27日(晴れ時々曇り) 裏高尾の小下沢(こげさわ)林道から入山して景信山に登ってみました。 3月11日の巨大地震以降は控えていましたが、とうとうたまらずに出かけた、山の仲間たちとの山行です。
  小下沢梅園のウメの花がまだ充分に咲いていたのは嬉しい“想定外”てした。 沢筋ではハナネコノメやヨゴレネコノメが花の旬で、ニリンソウ、ヤマルリソウ、ハシリドコロなども咲き始めています。 山路のあちこちには各種のスミレが咲き、ふと見上げるとキブシがクリーム色の花穂をぶらさげ、フサザクラは個性ある暗紅色の花を枝全体につけていました。 今春は季節の移ろいが少し遅れているようです。
  景信山の山頂からは、先日(3月18日)に目標の高さ634mになったばかりの東京スカイツリーが、八王子の街並みのずっと先・新宿ビル群のさらに奥に、抜きん出た高さで屹立しているのが見えていました。
  流石の高尾山周辺も、春爛漫の週末だというのに、今は閑散としています。 まるで高尾山が静かに泣いているように私には感じられました。

がんばれ日本!

ひっそりと「すき焼きパーティー」です
景信山の山頂にて
「宴会」は控えめに…
小下沢にて
ハナネコノメ

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  高尾山ハイキング: 高尾山の山旅日記です。
  高尾山・アラカルト: 高尾山のあれやこれやです。
  高尾山の四季 高尾山の1年をお伝えしています。
  北高尾山稜 通好みの山稜です。
  南高尾山稜 穏やかな山稜です。
  小仏城山 日影沢林道を下りました。

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