No.22-2 景信山と陣馬山(奥高尾山稜A) 安心して歩ける自然豊かな山道 |
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INDEX: Part1 奥高尾縦走路を歩く(H8年1月) Part2 夕やけ小やけふれあいの里へ下る:H19年12月 Part3 小下沢コースで景信山へ:H23年3月 Part4 景信山から高尾山:H23年7月 Part5 高尾山から景信山:R2年3月 Part6 景信山から陣馬山:R3年7月 Part7 再び景信山から高尾山:R4年6月 → 地理院地図(電子国土Web)の該当ページ(景信山)へ 前項「景信山と陣馬山@」からの続きです Part5 高尾山から景信山 何時ものメンバー(夫婦)で歩いてきました。今月いっぱいで丸13年務めた現在の仕事(高尾森林ふれあい推進センターでのインタープリター)を退くことになりまして、余ってしまいそうな通勤電車の回数券を消化する意味もありました。 都心では雨だった前日ですが、この山域ではけっこうな降雪となっていて、その雪解けの泥んこ道や枝などからの落雪に苦戦しました。おまけに「晴れ」の天気予報の割にはガスっぽくて、特に富士山方面は終始曇っていました。なので、三山踏破(高尾山〜景信山〜陣馬山)の予定を変更して、陣馬山はあきらめて景信山から小仏バス停へ下山しました。この景信山からの下山ルートについては、小下沢(こげさわ)へ下ってハナネコノメの咲き具合でも観察してみたかったのですが、小下沢コースは(昨年の台風19号の影響で)未だに通行禁止になっています。 里では梅がまだ充分に咲いていて、そして桜が咲き始めていて、なんとも不思議な今年の春です。こんな時節(新型コロナウイルスの災厄)にもかかわらず、各山頂部などは(例年の同時期と比べるとやはり少ないですが…)思ったより多くのハイカーで賑わっていました。 今回も日帰り温泉には立ち寄らず、真っ直ぐに帰宅しました。いろいろと端折ったおかげで16時20分頃には帰宅できて、自宅の狭い風呂で温泉気分に(無理やり)浸りました。残念なことの多かった今回の山行ですが、自宅で飲む下山後のビールもけっこう美味いです。 佐知子の歌日記より 春の雪とけてぬかるむ4号路 跳ねて泥つくベージュのズボン 味噌汁のなめこ掴めず指ふるえ気温零度の景信山頂
Part6 景信山から陣馬山 運動不足と暑さとトシのせいでダルになった身体にカツを入れるために、景信山から陣馬山を歩いてきました。晴れてはいたのですが富士山は薄雲に包まれて姿を見せず、それがちょっと残念でした。とはいえ、相変わらず人気の奥高尾縦走コースで、この日が祝日(東京オリパラで「海の日」が移動)だったこともあり、予想以上の人出でした。 今回改めて感じたのは、高尾山近辺は自然林が多いのに比べて、この山域(奥高尾)はスギ・ヒノキの植林地帯が殆ど、なんだなぁ〜ということです。所々にはミヤコザサの生い茂る箇所もあったりして、それはそれなりに自然で、気分のよい稜線歩きなのですが…。 この日、目立って咲いていた花はウツボグサ、オオバギボウシ、オカトラノオ、ノカンゾウ、チダケサシ、ヤマハギなどでした。…何れも、数は少なかったです。でも、景信山の山頂で大盛りのかき氷(@500円)を食べたり、陣馬山の山頂で冷えたロング缶(ビールです、ハイ。これも500円)を飲んだり、「山」を大いに楽しみました。
Part7 再び景信山から高尾山 いつものメンバー(夫婦)での、久しぶりの奥高尾です。この夏に予定している山旅の練習登山(常日頃の鍛錬)も兼ねました。未だにコロナの影響があるのか、猛暑日ということもあるのか、平日ということもあるのか、(高尾山にしては)珍しく人影の少ない一日でした。 飲んだ水分は約2.5リットル。日の当たる山道を登っているときはものすごい暑さで、あまり汗をかかない体質の私ですが、この日は滝のような汗をかきました。ところが森の中を歩いていると涼しくて、特にピーク部の日陰や稜線鞍部の(左右が谷っぽい)風の通り道などは、冷えた風が身体を吹き抜けて、とても爽快です。 咲いていた花は…季節の端境期で案外と少なかったですが…そこは流石の高尾山で、そこそこにありました。花の目立っていた草本はウツボグサ、オオバギボウシ、オカトラノオ、ナンテンハギ、アカショウマなどで、木本ではクマノミズキ、アカメガシワ、ヤマアジサイ、テイカカズラ、テリハノイバラ、などでした。 歩いていて…初めての経験ですが…右足の太腿の内側の筋肉が攣りました。痛くて暫くは動けなかったのですが、いつもザックに忍ばせている芍薬甘草湯のおかげで、事なきを得ました。 高尾山口駅へ下山後は、(3年ぶりの)高尾山温泉「極楽湯」(*)で汗を流しました。予想以上に空いていて、風呂も食堂も、こんなにゆっくりできたのは(私にとっては)奇跡的なことでした。特大ジョッキと冷しとろろ蕎麦…甘露甘露の大団円です。 * 京王高尾山温泉「極楽湯」についてはNo.118-2「高尾山アラカルト」のページを参照してみてください。 佐知子の歌日記より 大汗がどっと流れる六月尽 高尾山にて水二リットル消ゆ
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