<小特集>
か、かけない! (第一部最終回)

ちーちゃんからの返信

進んでるような、進んでないような
「狼はガガーリン空港へ行く」の準備作業ですが
すでに創刊に向けて、コラムを書き始めてる人もいます。
その一人、某編集部の庶務の仕事をしているOL、
ちーちゃんからあるメールが届きました。
文を書くことの難しさや悩みが
切々と語られているものでした。
それはこんなメールです。
(「みんな悩んで大きくなるのかな?」)

それに対してみなさんからいろいろな
「声」を送っていただき、
この特集で紹介させてもらってきました。
(その1・その2はこちら)
(その3はこちら)
(その4・5はこちら)

さらに、ちーちゃんの同僚の新人編集さんが
個人的に送ったメールも転送されてきました。
(その6・Kさんのメール転載)
←超最新

そして、それも読んだちーちゃんから
みなさんへの返信が届きましたので、紹介します。


みなさま。
温かい励ましのメールを
どうもありがとうございます!

HPを訪れるたび、
随時メールがUPされていてびっくり!
正直、ここまで反響あると思いませんでした。

自分が今悩んでいることに対し、
解決の糸口になるようなメールをすぐさま頂けるのも、
タニタさんのHPがあるからこそだし、
いやはや、
「大変ありがたい企画に参加させて頂いているのだなー」
とつくづく実感しました。

普段から
「編集やりたい」とか
「ライターになりたい」とかほざいている以上、
私を知っている人が、HPを訪れたとき
「何が編集志望だよ。こんな文章しか書けないくせに」とか
「下手くそなくせして、みっもない」とか。
あることないこと想像してしまって、すごく怖くて…。

けど、
普段から文章書き慣れている方も、そうではないという方も、
書くという作業において、みなさんそれぞれ
悩みを持っているのだなーとすごく励まされました。
そして、「よかったよ」って言ってくれる人もいたわけで。
(↑お世辞かもしれないけど…。)
それは素直に嬉しかったし、小さな自信につながりました。

今回、何気なくタニタさんに送ったメ−ルが
HPを通し、人様の目に触れたことによって
学び得たことがあります。

それは、素人なら素人で変にカッコつけたりせず、
ありのままに書いた方が、
実は「面白い」って感じてもらえるのでは?ってことです。

普段自分が感じていること、
家族や友だちとの何気ない会話。

そんな普通の人の日常の話なんかが
案外面白かったりするのかなーと。

素人まる出しでいいじゃん!

普通人でいいじゃん!

(まさにEEジャ〜ンプ!
 って跳ねたい気分です、今。ダサいですが…)

こんな風に、なんだか急に開き直れた気がします。
もちろん、いい意味での「開き直り」です。

実は、非常にナマイキながら
一読者として感じていた意見を、
タニタさんに何度かぶつけていたんです。
田口ランディさんの記事は共感できたけど
ターザン山本氏のは分からなかったと。

それが、今やっとターザン山本氏の
開き直りや自画自賛の精神が
少しづつ理解できるようになってきました。

殻に閉じこもってウジウジしていた状態から
タマゴの殻を破って、ひよこ誕生!っていう、
なんともすがすがしい気分です。
成長するのは、これからだぞーって感じですね。

なんか、
「か、かけない」って思いつつも
こうして誰かに向けてメールを送るために書いたときだと、
いくらでもスイスイ書けてしまうのは何ででしょう?

あっ!!

今ひらめいたけど、
友だちにメールするような感じで
原稿書いていったらいいのかも!!

「メールを書く」という行為によって
改めて自分の考えがまとまったし、
へんに意識しないで書けたし。
いいことずくめかも。

「か、かけない」のスランプに陥ったとき
これからは、
「タニタさん宛てに近況報告」気分で書く作戦で
いこうかなーと検討中です。

17日UPに向けてやったるぜぃ〜。
お返事&ご意見を下さったみなさん
本当に感謝しております。




一応、編集長である僕が、
これからこのウェブマガジンで文を書いてくれる人に
伝えたかったことが100%書いてありました。

「普段自分が感じていること、
 家族や友だちとの何気ない会話を書く」

「普通の人の日常の話なんかが
 案外面白かったりする」

「普通人でいいじゃん!」

「メールのように書く」

「タニタ宛ての近況報告気分」

まさにこれですよ、これ!

まだ「か、かけない」状態の人は
ぜひ参考にしてみてください。

大丈夫!
いつも書いてるメールと同じで
いいんですから。

そう思うメールを書けるから
声をかけたんですから。

****

というわけで、一件落着!
「小特集:か、かけない!」は
ひとまず終了します!

みなさん、ありがとうございました。

でも、また誰かの
「か、かけない!状態」の
悲鳴が聞こえてきたら
再開するかもしれません

で、「か、かけない!」状態から
見事脱出した、ちーちゃんから
送られてきた緊急寄稿を緊急掲載!
<こちらです>

僕は言葉を失ってしまいました。


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