」いきなりスタート!緊急掲載コラム

ユカイな追っかけ

               Text=めめ

新妻にもかかわらず旦那ほっぽりだして
おっかけ道に邁進している
30才女性の楽しい青春的日常物語ーー




「ユカイな追っかけ」今回は大阪編!
僕もプロレス観戦ではあっちこっちへ遠征してるけど、
「出待ち」ってのは、経験したことないわ。
ファン道の未知の領域だね。
なるほどね〜そういう気持ちなんだ。
…そんなことを思った今回です。
一段と気合いが入ってます!!
                  (タニタ)


第1回「前書きのよーな、自己紹介!」
」第2回「ダイアモンド◇ユカイというヒト」
」第3回「追っかけには金かかる〜!」
」第4回「あの大物アーティストもユカイを絶賛!?」
」第5回「◇の謎!」
」第6回「今日はシャケを見てきたよ!」



第7回「大阪、堺! 大阪で生まれた女やサカイ!(BY ユカイ)」
'01.11/26

↑はユカイが、今回ついついMCで言ってしまった、
笑えないとこが逆に笑える、オヤジギャグです(^^;

新宿でのシャケライブの翌日、
11/24(土)は、大阪堺市三国ヶ丘というところにある、
「Fuzz」というライブハウスに行ってきました!
ユカイがラフダイアモンドというバンド(※)で
ワンマンライブをやったのです。

※ 「ラフダイアモンド」とは?
ユカイがレッズの休止中の時に、「ロックバンドを作るぜ!」と、
98年に結成したバンドで、当時はマジックマッシュルームという名前で活動。
いろいろあって、翌年の99年には活動休止に。
2001年から、メンバーも微妙に変わり再始動!
そして、今月の11月からはバンド名をラフダイアモンドと改名。
メンバー全員がプロで活躍中のヒトなのに、いまだにCDが出ていないため、
“プロなのにアマチュアバンド”という、ちょっと不思議なロックバンド。

堺市というのは、ユカイも初めて訪れる場所でして、
ってことで、もれなくアタシも初めての場所(笑)
行ったことのないとこに行けるってのは、なんかうれしい!
今回は行く前からとても楽しみだったりしました。>自分

レッズが大阪でやる場合は、最近だと心斎橋の、
アメリカ村の中のド真ん中とかにあるハコだったりします。>BIG CAT
今回行った、堺市の三国ヶ丘という駅周辺は、
ハッキリいって、かなり田舎なカンジ。
どうやら、あの日本一最大だという、
仁徳天皇(だっけ?)の前方後円墳がそばにあったようです(笑)

ライブは楽しみではあったものの、ちょっと心配ごとが。。。
上記でもふれてますが、ラフダイアモンドは
音源化されているものがありません。
関西方面には、マジックマッシュルーム時代の98年に
神戸チキンジョージに来たっきり。
(もちろん、これにも行ってますよ〜!>自分)
つまり、関西の人達はまず間違いなく、
ラフダイアモンドの曲をまったく知らないのです。

こーゆー時こそ、追っかけファンががんばらなくては!
と、ナゾに気合いが入ります。
こっちは曲を知りつくしているのだから、
いつもよりも気合いを入れて踊りまくって、
会場のノリをよくしないと!(まるでサクラみたいだな。。。)
ちなみに今回、アタシが知る限りでは
追っかけ系のファンは10人くらいでした。
レッズでないと、追っかけ人口もガクンと減ります。。。(サミシイ)
(あ、もちろん、全体の集客数もレッズとは雲泥の差があります!)
ラフダイアモンドはレッズとはまた違った、
骨太サウンドが魅力の、めちゃめちゃカッコイイバンドなのに。。。

しかし、ライブが始まると、ユカイの超絶カッコイイ
シャウトが会場に響いて、お客さんのココロをガッチリつかみました!
ってゆーか、ユカイのステージングの上手さは、
誰よりもアタシが知っておけ!ってくらいに。(知ってはいるけど!)
ユカイはホント、「ライブの王様」って言葉が似合うヒトなのです。
客のノセ方はプロ中のプロ。う〜ん、またまたユカイくんのスゴさを実感!

アンコールでは、ロックファンにはおなじみの、
ジャニスジョプリンの曲、「Me and Bobby Magee」や、
超有名曲、ストーンズの「Honky Tonk Wemen」などを
ちゃーんと用意していて、これには堺のお客さんたちも大喜び!
アタシたち追っかけファンも大喜び!

時間にして約1時間45分のライブでしたが、
ホント、あっという間なカンジで終わりました。
楽しい時間ってのは、過ぎるのが早いですねぇ。。。
アタシたち追っかけファンも、役目は果たした!とばかりの
狂いっぷりでした。はい。(バカ達)

ライブ終了後は、恒例の出待ちタイム!
つかんだ情報によると、ユカイたちはライブが終わると
メンバーみんなでこっそりどこかへ出かけてしまったらしい。
でも、また戻ってきて、
このライブハウスで打ち上げやるらしい、とのこと。

いつ戻ってくるのかなぁ。。。と、待つこと約30分。
のん気にタバコなんか吸いつつ、追っかけ仲間とほのぼのしてたら、
関西方面ライブではよく見かけるユカイ派のキレイなお姉さんが、
「ユカイくんたち戻ってきたよ!」と、アタシたちに声かけてくれました。
(↑このあたり、しゃべったことない人でもなんだか妙な結束力でうれしい!)
パっと奥を見ると、道路を挟んだ向かいにユカイたちメンバーの姿が〜!
活気づく出待ちファンたち。
今回は、出待ちのファンがいつになく多いほうだったので、
きっとユカイもうれしいであろう!って、
アタシのほうが妙に喜んでました。
ユカイには、いつまでもスター気分を味あわせてあげたいって
気持ちでいっぱいなので、出待ちも当然多いほうがよい!って
思うタイプなのです!>自分

ユカイくんたちが、ライブハウスに再び入るところを確認して、
出待ちタイムも終了。中で飲み出すとなると、
次出てくるのは3〜5時間待たないといけないので、
さすがにそこまでは待ちません!!!(笑)

「アタシ達も堺で飲むぞー!いえ〜!」と、
行ったお店は、ロックテイストのバー。
ここは今日のライブでオープニングアクト(前座)を務めた、
地元バンドのボーカルの金髪兄さんが経営のバーらしいのです。
彼等が「D's BARにおいでよ!」っていうような曲を演奏してたので、
じゃあ行ってみるか!と来てみたのです。>D's BAR
ちなみに、ライブハウスから歩いて2分くらいのとこにありました!
「7人なんですけど、いいですか?」と聞くと、
「かまへんでー!」と、さっきボーカルだったお兄さんが受け答え。
快く入れてもらえました。

アタシたちが今日Fuzzのライブハウスに行ってたこと。
お兄さん(ここのマスター)の歌でこの店を知ったこと。
そして、東京から来たユカイファンってことを告げると、
「さっきまで、ユカイさんたち、おったで!」と、驚愕の事実。
なんですとーーーー!!!
ってことは、ここにちょっと挨拶にきて、
それでライブハウスに戻ったってことか。。。納得。

お兄さんは、「大阪のみやげにコレなんかどや?」と、
自分たちのCDを差し出したりして、さすが、商売の街ってカンジ!
そこは丁重にお断りしてみました。

あ、初めて知ったのですが、大阪のBARってのは、
ほとんどのお店がチャージ料ってのがないらしいデス。
だから、この店もとても安かった!
ドリンクの値段も500〜600円とリーズナブルだったので、
お会計したとき、ビックリの安さでした。
「安い! 東京のBARではありえない!!!」って感動してると、
「じゃ、浮いた金でコレどお?」とまたもやCDを取り出す!
いや、結構です。。。と、再び(笑)

そんなカンジで、三国ヶ丘の街を充分に満喫しました。
ホテルに着いたのは午前2時頃でしたが、
そのあと、4時すぎまで部屋でも宴会しちゃいました。(のんべえ)

堺市、三国ヶ丘! いえ〜!!!

とても楽しかったです。
思い出の街になりそうな予感。。。

(つづく)


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