カカオ豆から板チョコへ
原材料
チョコレートの主原料となるカカオ豆が、アフリカなどの産地から輸入される。
選別
不良豆や砂、ゴミなどの異物を取り除く。
ロースト
カカオ豆を焙炒し、チョコレート独特の香りと味を引き出す。
分離
カカオ豆を砕いて、皮と胚芽を除き、カカオニブ(胚乳部分)を取り分ける。
ブレンド
それぞれ特徴のあるカカオニブを、チョコレートの種類に応じてブレンド。
磨砕
ローラーにかけてカカオニブをすりつぶし、ペースト状のカカオマスにする。
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混合
カカオマスに砂糖、粉乳、カカオバターを一定の配合にしたがって混ぜる。
微粒化
5段のローラーにかけて、さらにきめ細かくすりつぶす。(15〜25ミクロン)
精練
数日間かけて、よくよく練る。これによって、チョコレート独特の光沢と、なめらかな風味、口あたりが生まれる。
温度調節
チョコレートの組織を安定させるために、(34度以上になってはいけない)
成形、冷却、型抜き
型に流し入れ、振動を加え気泡を取り除いたあと、冷却し、型から抜く。
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