ビーターチョコレートとは?
カカオ豆を加工して作るもので、カカオマスとも呼ばれます。甘味のまったく入らない苦いチョコレートです。そのままでは苦くてとても食べられません。いろいろな味付けや香りづけをするまでに作られる中間製品です。
フォンダン(糖液を練ったもの)に混ぜて、チョコレートフォンダンを作ってエクレアの上に塗ったり、スウィートチョコレートや、クーヴェルテュールをもうすこし苦みばしった大人向きの味にしたりする際に使います。
すでに充分甘くて砂糖はもういらないけども、チョコレートだけつけたいときにこのビターチョコレートを混ぜます。
市販のチョコレートに時折見られる、ビターチョコレートという食べられるチョコレートは、ビター風の苦みばしったチョコレートのことで、このビターチョコレートとは別のものです。
どうしてアルミ箔にくるまれているか
チョコレートは、とってもデリケートなものです。
製造したときの味や香りを保つために、また香りに誘われてくる虫を予防するために、アルミ箔が使われています。アルミ箔は、保香性、防湿性、防虫効果に優れているからです。
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チョコレートにつく虫
香りの良いチョコレートを狙って、チョコレートには虫がつきます。虫といっても、チョコレートだけにつくものではなく、お米なのどの穀物につく虫と同じ、蛾類や、甲虫類がチョコレートを好んでいます。通常、チョコレート製造をする工場は、衛生面に注意をしているので、虫の入り込むすき間はありません。工場を出たあとで侵入します。
チョコレートの購入には、衛生的なお店を選び、保存するときには、密閉の容器にいれておくようにします。
チョコレートをドリンクにしてみる
チョコレートはもともと飲み物だったので、時には、ドリンクにしてみてはいかがでしょうか。
ここでひとつ、おいしい飲み方をご紹介!
板チョコを削って、湯煎にかけて溶かします。牛乳を少しづつ加えて、チョコレートをのばし、チョコレートの種類や、好みによって砂糖を加えます。
ラム酒を数的たらすと、香りがとってもよくなります。おためしあれ!
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