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No.131 檜洞丸1601m(ひのきぼらまる・西丹沢) 平成13年11月23日〜24日 |
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【歩行時間: 第1日=約3時間 第2日=6時間】
それから、玄倉川バス停から富士急行バスに乗り、中川温泉を通過して、終点の西丹沢自然教室バス停まで、明日のコース入り口の下見も兼ねて行ってみた。 河原では子供連れのマイカー族達がバーベキューなどをしていた。 付近を散歩したり、自然教室で丹沢山塊の地質や生物などについて予習したりしてから、再びバスに乗り、中川温泉へ着いた時、日はまだ充分高かった。 山行の週末になると早朝から気合いが入ってしまう。 どうやら東京の自宅を出たのが全然早すぎたようだ。 新松田駅前からのタクシーは、ちょっと早トチリ。 バスで充分だった。 西丹沢の深い谷間は、今、何処も彼処も紅葉の真っ盛りだ。
午前7時15分、西丹沢自然教室バス停前から歩き始める。 ここは標高540メートル。 気温摂氏約4度。 体調すこぶる良好。 寒くはない。 中川川沿いの車道を上流に向かって少し歩いた右側に、昨日下見をしておいたツツジコースの登山口がある。 ゆっくりと、黙々と、休み休み、ゴーラ沢を渡り尾根道へ進む。 紅葉帯を何時の間にか過ぎ、辺りは既に冬枯れの雑木林。 振り返ると、両翼を張った富士山がくっきりと鎮座している。 石棚山稜からの道を右に合わせ、暫らく進むとなだらかになり、バイケイソウの群落(今は夏の名残りの残骸のみ)の広がる木道へ出る。 辺りはみごとなブナの原生林で、絶妙のロケーションだ。 今の冬枯れの景色も勿論いいが、シロヤシオやバイケイソウなどの咲く新緑の初夏から夏にかけてはさぞかし素晴らしいのではないかと思う。 小祠が祀られている檜洞丸の山頂広場に着いたのは午前10時50分だった。 ブナ木立の隙間から景色を楽しみながら、ここで約1時間の大休止。 南西の方向には、少し霞んではきたけれど、富士山が見えている。 山頂部の東側直下には青ヶ岳山荘が建っているが、試しにこの道を少し下ってみると眺望が開け、蛭ヶ岳を始めとする丹沢主脈の山々が眼前に迫ってきた。 下山は尾根道を犬越路へ向かう。 樹林の切れ間から右手に丹沢主脈、左手に富士山や箱根の山々などを眺めながら、熊笹ノ峰、大笄(おおこうげ)、小笄と、小ピークをいくつか越えていく。 前方の大群山(大室山)が立派で大きい。 所々何回も立ち止まっては 「とてもいい処だね」 と、佐知子と話し合った。 午後2時、避難小屋やベンチのある展望の開けた犬越路(標高1070m:かながわの景勝50選)へ到着、ここでも中休止。 犬越路というネーミングは、昔、武田信玄が北条攻めの際、犬を連れて越えていったところからつけられた、とのことだ。 また、この峠はイノシシが越えるところから猪越峠とも言われているらしい。 振り返ると手前のピークの斜面越しに、ひょっこりと檜洞丸が見えている。 真直ぐに進むと約1時間30分の登りで大群山へ行けるけれど、それは次の季節の楽しみにして、尾根を左へそれて用木沢を南へ下る。 この道は東海自然歩道の一部にもなっているらしい。 用木沢出合から林道を左へ30分も下ると、ツツジコースの分岐を経て、西丹沢自然教室バス停に到着した。 午後3時50分だった。 3時40分発のバスには間に合わず、4時37分発のバスを待つ間、再び自然教室を覗いてみたり、近くの広場で焚き火にあたりながら、ワゴン車の出店のおでんなどを食べたりして時間を過ごした。 なお、新松田駅行きの最終バスは5時15分発、とのことだった。 3連休の2日目だったが、意外と静かな今回の山旅だった。 行きのバスも帰りのバスもガラガラ状態。 首都圏からもそう遠くないこの西丹沢の深山…。 若しかしたらこの山域、とんでもない“穴場”かも知れない。 ![]() 露天風呂あり。 単純泉、加熱。 一泊二食付き一人10,000円は納得のいく料金だ。 * この7年後(平成20年の初夏)、中川温泉をベースに大室山登山や畦ヶ丸登山をしましたが、そのときにお世話になったのもこの河鹿荘でした。 相変わらずお元気で話好きの女将は健在で、なにかと心配りをいただきました。 「(朝食が)早い分にはいくら早くてもいい」 という女将の経営姿勢も相変わらずで、そのときは6時前から朝食を用意していただきました。 宿泊料も7年前とまったく同じで、たいしたものだと思いました。 [後日追記]
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