千畳敷カールからの絶景:左端がサギダルの頭、中央のピークが宝剣岳
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木曽駒ヶ岳の山頂
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全員元気よく楽しく下山できた!
第1日=バスタ新宿6:45-《高速バス・4時間弱》-駒ヶ根市・すずらん通り-《バス約40分》-しらび平-《駒ヶ岳ロープウェイ》-千畳敷〜乗越浄土・宝剣山荘
第2日目=宝剣山荘〜中岳2925m〜木曽駒ケ岳2956m〜(中岳の巻道)〜宝剣山荘〜千畳敷-《ロープウェイ》-しらび平-《バス約30分》-早太郎温泉・こまくさの湯(入浴)-《バス約15分》-すずらん通りバス停・駒ヶ根市-《高速バス》-バスタ新宿
【歩行時間: 第1日=1時間30分 第2日=3時間】
→ 地理院地図(電子国土Web)の該当ページへ
バスタ新宿から駒ヶ岳千畳敷カールきっぷ(高速バス、路線バス、千畳敷カールまでのロープウェイ、がセットになった往復乗車券:@10,000円)を利用して、山の仲間たち(山歩会)と木曽駒ヶ岳に登ってきました。宝剣山荘に1泊しての、会としては初めての中央アルプスです。
小雨が降ったり止んだりガスったり、とお天気がイマイチだったことや、高山病の軽い症状が出ているメンバーがいたこともあり、当初の予定(木曽駒ヶ岳〜宝剣岳〜三ノ沢岳)を変更して、木曽駒ヶ岳に絞りこみました。…つまり、日帰りコースを2日間で歩いたことになります。…これが結果オーライで、全員元気よく楽しく下山できたのがなによりでした。
幸運なことに、1日目の夕方と2日目の千畳敷カール(下山地)ではカラッと晴れ渡り、大絶景を楽しむことができました。花も今が旬で、中央アルプス固有種のコマウスユキソウをはじめ、コマクサやハクサンイチゲなどのたくさんの高山植物を観察することができました。
平日(木曜日〜金曜日)だったこともあり、割と静かな山行を楽しめたのは望外です。帰路にはガラガラに空いている「こまくさの湯」に立ち寄って…、入浴後の地ビール(生)の美味かったことといったら、もうこたえられません。
(*^^)v
* 宝剣山荘:については木曽駒ヶ岳から空木岳(その1)を参照してみてください。
早太郎温泉「こまくさの湯」については木曽駒ヶ岳から空木岳(その2)を参照してみてください。
慎重に〜ゆっくりと〜!
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*** コラム ***
子供と中高年の平衡感覚の差
今回の山行で特に印象的だったのは、夏休みの集団登山で来ている(多分地元の)小中学生たちとの“出遭い”でした。道ですれ違うときなどは一人ひとりが元気よく挨拶をしてくれます。あまりの人数の多さに辟易してしまいがちでしたが、それでも私たちは丁寧に挨拶を返しました。それはそれでとてもさわやかで気持ちのよい時間だったのです。
千畳敷カールを下っているとき、天気は快方に向かっているとの天気予報やその日が金曜日だったこともあって、大勢のパーティーとすれ違いました。予定のコースを変更した(短縮した)ので時間がたっぷりと余っている私たちにとっては、いらいらした感情はまったく無く、その都度立ち止まって登ってくるパーティーに道を譲りました。そのとき仲間の一人が
「先生たちよりも子供たちの歩き方のほうがしっかりしているわねぇ」 と小さな声で言いました。なるほど、前方から登ってくる小学校の高学年と思われる団体をよく見ると、よろよろして岩などに手をかけてバランスを取りながら登ってくるのはみんな大人たち(引率の先生たち?)で、児童たちは(男の子も女の子もみんな)溌剌とした動作で、ひょいひょいとリズムよく登ってくるのです。う〜ん。平衡感覚の差って、こういうことだったのだなぁ。とあらためて認識して、私たち中高年の面々ははたと膝を打ちました。そして…昨年よりももっと衰えていることを忘れずに、安全登山に徹しようね、これからもずっと…と再確認し合う私たちでした。
中高年の平衡感覚と冒険について: 拙コラム欄です。参照してみてください。
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突然、カラッと晴れ渡って… \(^o^)/
宝剣山荘の裏手から宝剣岳を望む(1日目の夕方)
↑駆け上がっていけそうですが・・・
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コマウスユキソウ(ヒメウスユキソウ)
↑中央アルプスの固有種です
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千畳敷カールの大絶景(2日目の下山時)
↑突然、カラッと晴れました!
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シナノキンバイと…あっ、蝶々だ!
↑クリック!
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木曽駒ヶ岳・花の写真集: 大きな写真でご覧ください。
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