No.78 冬の 北横岳2480m(北八ヶ岳) 無風快晴ならば怖くない! |
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INDEX * @ 冬山登山入門コースに初挑戦: 平成11年(1999年)1月17日 * A 山頂部の風が強かった: 平成25年(2013年)1月19日 → 地理院地図(電子国土Web)の該当ページへ @ 冬山登山入門コースに初挑戦 平成11年(1999年)1月17日 【歩行時間: 2時間30分(雪道)】
午前9時45分、スキー客たちを右に見送り、6本爪アイゼンを装着して、山頂駅坪庭からウキウキと出発。トレースもしっかりしており心配は全くなかった。アイゼンもストックも不要に感じるほどだった。ひと汗かいたらもう山頂だ。憧れていた白峰のアルプスたちの眺望を思いのままにした。 眼前の蓼科山が大きい。遠くには妙高や日光連山も白い顔を見せている。奥秩父の山々は雪を被っておらず、黒々として重量感がある。来月に登山を予定している荒船山もしっかりと同定した。感無量、幸せの絶頂だった。冬山も、矢張り、天気次第なんだな、と思った。 気温の上がってきた復路は、アイゼンに雪が張り付いてダンゴ状になり、歩きにくかった。 蓼科温泉「滝の湯」: 野外プールもあるリゾートホテル。もちろん夏期専用で、泳いでいる人はいなかった。目の前に滝の湯川を望む渓流風呂(外湯)など、設備は多彩で立派だ。多分単純泉。廊下などから見えるライトアップされた渓流の氷柱などが印象的だった。山旅の宿としては少し高級過ぎたかも…。 「滝の湯」のHP
A 山頂部の風が強かった 平成25年(2013年)1月19日 愉快な山の仲間たちとの、とても楽しい新年山行。私にとっては3回目の、北八ヶ岳ロープウェイを利用しての横岳(通称・北横岳)でした。 天気はまずまずだったのですが、山頂部の風が強く、北峰までは行かずに三等三角点2472.5mのある南峰までで引き返しました。 強風のマイナス約20℃を体験して、こんなときにはツエルトを張ろうがどんなに着込んでいようが、寒さに弱い私などは、まず数時間で(低体温症で)アウトだな、と悟りました。 少し下ると風が弱まって快適なので、縞枯山荘辺りまで、坪庭をぐるっと散策しました。北横岳は、八ヶ岳連峰では唯一活火山として分類されているそうです。火山特有の景観も楽しめるのが、この坪庭(溶岩台地)のいいところです。 下山後は麓の蓼科高原に宿をとり、翌日は諏訪大社などを見学したりしてまったりと過ごし、夕方には帰宅しました。帰路の「特急・あずさ」で飲んだ“真澄”が超美味かったです。 * ロープウエイの名称が、昨年の4月より、「ピラタス蓼科ロープウェイ」から「北八ヶ岳ロープウエイ」に変更されていました。
同山域の山旅日記です。 北八ヶ岳縦走 (H8年9月) 縞枯山と茶臼山 (H26年3月) 蓼科山から北横岳 (H28年7月) このページのトップへ↑ ホームへ |