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No.10 竹寺名栗湖(奥武蔵)
平成7年(1995年)3月25日〜26日 第1日目:雨第2日目:小雪


しっとりと佇む雨の竹寺

西武池袋線飯能駅-《バス40分》-中沢〜竹寺〜小殿-《バス5分》-名栗川橋〜名栗温泉(泊)〜名栗湖〜河又-《バス45分》-飯能駅 【歩行時間: 1日目=1時間50分 (2日目=1時間10分)】
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  閑静で落ち着きのある良い処…。 雨の竹寺は静かにしっとりとたたずんでいる。
  傘を差しながら鐘楼堂に登ってから、八幡坂を小殿(こどの)へ下っているときのことだった。 冷たい雨は相変わらず降っているのに、不思議なことに一瞬霧が晴れて、雨ともモヤとも云えぬような白い筋が、名栗の谷のあちこちの山間を這い上がっていく光景を見た。 何とも幻想的な、美しい景色だった。
  この日は名栗温泉に宿をとった。

  夜のうちに雨が雪に変わったようだ。

  翌朝、宿の窓から見下ろすと、家々の屋根や小道などがうっすらと雪化粧…。 モノクロームの美しい景色を、暫くの間、眺めていた。
  予定していた棒ノ折山登山は中止して、アスファルトの道を傘をさして名栗湖まで歩いてみた。 茶店など、流石に閑散としていた。
  何時の間にか、雪はみぞれに変わっていた。

竹寺本殿の茅の輪(H16年12月撮影)
鳥居の茅ノ輪
* 竹寺(医王山薬寿院八王寺): 埼玉県奥武蔵自然公園内、標高490mに位置する。 竹林に囲まれた閑静な天台宗の山寺。 山岳信仰の道場(霊場)として千年余の歴史を有する、とのこと。 明治元年の神仏分離令を逃れ、神仏習合の姿を今に残す東日本唯一の珍しい寺。 檀家がないので葬式を出さない、というのも変わっている。 武蔵野三十三観音霊場(平成14年は開創60周年)の結願寺でもある。
  「奥武蔵俳句寺」としても有名とかで、住職の話しを聞きながらの精進料理(要予約)といい、ユニークなお寺ではある。 本殿手前の鳥居に設けられた大きな「茅ノ輪(写真右)」や参道にある竹製の鳥居が面白い。
 * 本殿(牛頭天王本宮)は、この4年後(平成11年2月6日)に焼失。 平成15年に再建されました。 [後日追記]

名栗温泉「大松閣」: 名栗川の支流沿い、棒ノ折山の東に位置する。 5階建ての最上階が牽牛・織姫の大浴場と露天風呂。 玄関右手には檜風呂。 放射能泉(ラジウム鉱泉)。 入口に若山牧水の歌碑があった。
  「大松閣」のHP

伊豆ヶ岳 この後(H14年2月)、伊豆ヶ岳から竹寺を経由して小殿へ下ったときの記録です。[後日追記]



雨の竹寺は静かに佇んでいた・・・
雨の竹寺
小殿への下り、一瞬霧が晴れた。
小雨に煙る小殿
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