佐知子の歌日記・第十六集
佐知子の歌日記・第四十七集
令和6年4月〜
四十七歳の娘は大リーガー大谷をオータニ君と親しげに言う
熱い湯がドットドットと溢れでる五百円なり駅前温泉
あたたかな日差しをもらい主のごと姫蔓蕎麦は路地に華やぐ
春の陽が部屋に射すとわたくしは脱皮するごと背伸びしてみる
走りたる数多のヨットを見ているか葉山の浜に裕次郎の碑
連休に来るもんじゃないと思えども若きらの「気」をいただきにけり

九十四歳にお若いですねと微笑めば「あなたキレイ」と返してくれる (4.6)

濃紺の一輪挿しとなる酒瓶に白いフリージア二輪をさせり (4.10)

四十七歳の娘は大リーガー大谷をオータニ君と親しげに言う (4.12)

家まわりをつつむように白く咲く薔薇を眺めん天より友は (4.13)

 
熱海の裏山・岩戸山ハイキング (4.15)
山道を探せず下るアスファルト膝庇いつつダブルストックで
熱い湯がドットドットと溢れでる五百円なり駅前温泉

あたたかな日差しをもらい主のごと姫蔓蕎麦は路地に華やぐ (4.21)
ヒメツルソバ:タデ科イヌタデ属の多年草。ヒマラヤ原産。
 ヒメツルソバ:タデ科イヌタデ属の多年草。ヒマラヤ原産。

格安の紫蘭の苗を見せてたら「殖えるわよ」って三人が言う (4.26)

春の陽が部屋に射すとわたくしは脱皮するごと背伸びしてみる (4.28)

 
仙元山から大峰山・ハイキング (5.5)
走りたる数多のヨットを見ているか葉山の浜に裕次郎の碑
連休に来るもんじゃないと思えども若きらの「気」をいただきにけり


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