VIFAM diary archive vol.7
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1999.6.12
前回は、1999.3.18。
空を飛べるのはいいものだ。大昔、「ガンダム」を観ていた時に、フラウ・ボゥの「アムロが空中戦をやってます」というのは大嘘だと思ったし、自由落下中に戦うのもカッコ悪いと思った。だから僕はGパーツは大の大好きだった(Gパーツを知らない人はLD-BOXを手に入れるか、「めぐりあい宇宙」を目を皿のようにして見て下さい)。それでも「ガンダム」は面白かったのだからやはり偉大だ。
しかし、その割にΖガンダムがあの申し訳程度の翼で空を飛んだり、あまつさえ重力下で自分と同じくらいの重さがあるはずの百式を乗せられるのは、それこそ大嘘だと結構がっかりした。
何を嘘と感じるかは世界観によりけりで、ガリアンが空を飛んでも不思議でもなんでもない。スリング・パニアーが「バイファム」中でどれくらい違和感がなかったかは、ファンによって賛否両論だろう。「バイファム」ではさりげなく重力制御が実現されているから(1998.12.9参照)、それを考慮すれば不自然でないと言うこともできる。
しかし「アーティファム」は、物語の進行上不都合ということでRVのサイズを小さくしてしまった。それと同様に、RVが空を飛べてしまうのもやはり不都合を生じる。飛行可能なRVのみならず、飛行機の存在すらも困る。航空機が使用できないような世界設定にするのは不可能ではないにせよ(「ガルビオン」だっけ?)、「バイファム」でも「アーティファム」でも今さらやれない。
空を飛べると色々と便利なのだが、「アーティファム」では旅程を短縮しすぎてしまう恐れがある。ただでさえ「バイファム」よりははるかに移動距離が短いのだ。鉄道や船を移動手段に使うことは考えているが、ボーイングとかエアバスではつまらないだけだ。内戦やってるのに旅客機が運行されているのは妙だが、どこでも実際にドンパチやっているのではないだろうから、旅の一部で飛行機に乗れてもおかしくないような状況になりうるし、軍用機ならなおさらだ。それは話の進め方でどうにかするくらいだろうか。
RVの飛行能力も問題をはらんでいて、RVとそのパイロットだけが妙に速く移動できても残りの子どもたちが置いてけぼりにされてしまう。少しひねると、無理があるかは別として、滞空能力有りで、航続距離は短い、かつ効率は悪くないような性能をRVに与えることはできる。ジャンプよりはましだが、本格的な飛行ではないというような感じで。「アーティファム」の設定からして、小型RVをコンバット・アーマーのように想像している人もいるかもしれないが、腐っても(?)RVで、機動性を重視したい。ローラーでダッシュしたり、地面にパイルを打ち込んで方向転換するとちょっとアレだが。
1999.6.11
一発ネタで、ジェイナスのブリッジを松本零士風にしたポンチ絵を誰か描いてくれないかなあ。「13」Op.冒頭の写真の床にメーターを埋め込むだけで爆笑できそうなんだが。
ロディは台場正のカッコで、カチュアはミーメ……黒目が……あわわ(今のOVAシリーズは目が普通なのがヤ)。有紀蛍はマキ。クレア? 当然まかないの婆さん(名前失念)でしょ。何かクレアファンを敵にまわしてるなあ…。ボギーが大山トチローなのもまあいいけど(性別違うけど)、キャプテンが問題だよなあ。
髑髏の旗はスコットにはまるであわないし、かといってロディがスコットの肖像に語りかけるのもイヤすぎるし……。土方って人がいたような気がするけど、せいぜいあれくらいかな……、って今日暴言ばっかだぞ。
副長のヤッタラン、摩利(?)機関長、佐渡(?)先生あたりも「バイファム」にははまり役がいない。だいたい男の数が多すぎるんだよ。「バイファム」には機関長なんていなかったし。
アルカディア号はたしか40人くらい乗組員がいたと思うけど、あとは名無し。よく考えると、いま出てきた連中が松本零士キャラの全パターンかも。だけど同じコンピュータ付きのアルカディア号ですら40人(+トリ、ミーくん)もいるのに、よくジェイナスを子ども13人で動かせるねえ。というかトチローは何やってんだろうか?
1999.6.10
そう来たか、「13」ビデオジャケット。となると、次の巻がばーさん、なんてことはないだろうけど。それにしても汎用艇ごときがジャケットを飾るとは。
「13」のジャケットイラストは、今から眺めるとどれも背景と前景(というか人物)が同じ空間にあって、見得を切っているようなものではないのかな。なんか説明になってないけど、その、実際に作中の場面の一部を切り取ってきたような、というか。「バイファム」(旧作)のジャケットイラストは、そうじゃなくてグラビア風というか。
わわわ、ついに見つけてしまった。「バイファム」の18禁CGがまとまって置いてあるサイト。ヒントを言うと、サーチエンジンでバイファムで検索しても見つからない。それよりは、個人の名前で検索すべし。ただ、それだと他のが大量にひっかっかるので(クレア、マキ、ペンチ、シャロンなんてありふれた人名、もしくは名詞(ペンチね)だから)、カチュアがターゲット。で、演算子を使って、ファイアーエムブレム、タクティクスオウガなどは外す(これだとバイファムとファイアーエムブレムの論理積だったりするようなページが外れるが、そういうページは多分ないだろう)。あとはページのタイトルで判断しつつ気合いで探す。ただし、僕が発見したところは、残念ながら絵があまりうまくない。
1999.6.9
キャラクターショッキングによると、どこぞのラジオ番組のゲストにスコットが来たことがあるみたいだ。不覚。誰か聴いた人はMAGIさんのところにでも書いてください(って僕がそんなこと言っていいんだろうか?)。でも「13」のスコットだから、テンションについていけなかったかも(パーソナリティの人も)。だって、なにせラジオだからしゃべりっぱなしにならざるをえないわけだし…。
1999.6.8
ちょっとだけ「バイファム」な書籍/雑誌(29)
「コミック・ボックス」という雑誌で「コン・バトラーV」とかの長浜3部作というやつを特集している。曖昧な表現なのは77年生まれの僕には守備範囲外だから。
この特集は、作品に関わったスタッフをかなり詳しく紹介している。その中に「横山裕一朗」、すなわち神田武幸の名が。神田作品として「バイファム」がビデオジャケットの絵入りで紹介されている。その他、川瀬敏文、佐々門信芳の名も。佐々門氏は当時から一人で原画兼作監だったようだ。ちなみに彼は現在「神風怪盗ジャンヌ」(「セーラームーン」と「セイントテール」を足して二で割ったような作品らしい)に参加していて、一人原画兼作監は健在だ。この人の辞書に「リテーク」はあるんだろうか……?
ちょっとだけ「バイファム」な書籍/雑誌(30)
"Dreamcast Express"(?)で、「サンライズ英雄譚」のロディの絵を見た。胸ポケットにペンがささっているのに、5頭身ある。前半と後半の設定が混ざっているような(後半は背だけ伸びて頭身はそのままだっけ?)。いったい誰がデザインしているんだろう?
このソフトオリジナルの「機甲世紀クラウディア」の「機甲世紀」は何とかならなかったものか。安直すぎる。それは「ドラグナー」や「オーガス」もそうとはいえ、どうにも手抜きっぽく聞こえる。
1999.6.7
「大人になったら誰になる」(ルチーナ?)
歌詞が間違ってるって? いや、今日の話はこれであってる。
伊倉一恵(一寿)の声を聞いていて、大人のシャロンはこんな声になるのかなーと思った。すわっと他の12人も考えようとしたのだけど。
そんなに声優に詳しくなかった……。それ以前に、子役声優が歳とったんだから、そのままでいーんじゃない?、という気も……。まあ、ジミーが玄田哲章があうような兄ちゃんになったり、スコットが山寺宏一とかだったらちょっとヤだけど。ルチーナはケイトさんになるのか?
むーん、やっぱこういうのは僕一人で考えても。(誰でもこのネタどっかに持ってっていいです。)
1999.6.5
ちょっとだけ「バイファム」な書籍/雑誌(28)
『キネマ旬報別冊 動画王 vol.2 スーパー魔女っ子大戦』にも「バイファム」が。っつっても、「太陽の牙ダグラムとその音楽」という記事だ。この「動画王」は、「動画王」としての連載記事もあって、その1つだ。「バイファム」に触れているのは、神田武幸の人柄を知るエピソードとして、子どもたちを死なせる話をあえて蹴ったのは……、という話。
最近infoseekで検索をかけると、「バイク」、「バイアグラ」までヒットする。「バイ○レータ」とかまであるかも。すごく頭悪いぞ。
1999.6.4
渡辺俊幸は渡辺宙明の息子なんだそうだ。http://www.jah.ne.jp/~heiryou/nikki/9902nikki.html
参照。
1999.6.3
「さーて、来週の銀河漂流バイファムは」(クレア): マルロ
1999.6.2
「ハロー! シャイダー」
だったんだ。でもこれEd.だったよな……。Op.は「ブルーフラッシュ!」って叫ぶやつだったと覚えてるから。
1999.6.1
芦田豊雄が台湾でサイン会をやる。いよいよ「世界の芦田」? しかしもっとびっくりしたのは、スタジオライブが「デビルマン・アモン」というOVAをやること。TV版の「デビルマン」のノリなんだろうか? ならまだ理解できなくもないが……。らでぃっく3参照。
ファッションについて
- ジェイナスには素足にスカートの女の子はルチーナだけなのは、たまたまなのか、準備がいいのか。「13」第1話を見るとほぼ前者のようにも思えるけど、既に家で履きかえてきた可能性もある。ペンチだけは本当に偶然か。だけど一人くらいフレアスカートでもいいじゃないか、うー。
- 子どもたちが履いている靴だが、何だか不思議な靴だ。紐もマジックテープ、チャックのたぐいもなくてノッペリしている。作画上の省略にしては、アップでもまったく描きこまれないし、あれは未来の靴であって伸縮性に富んだ素材で作られていると解釈するべきかもしれない。
ただ、スコットは革靴、シャロンは(船内では)サンダル、ケンツは編み上げ靴(あのサイズはあるんだろうか?)……なんてすると個性が出たと思う。ねまきの時はスリッパを履いていたような記憶はあるが。
1999.5.31
「さーて、来週の銀河漂流バイファムは」(クレア): フレッド
そういえば、芦田豊雄はエイケン時代に「サザエさん」の作画をやったことがあるそうだ。「ダイアポロン」はエイケンだしね。
1999.5.30
「バイファム」第6話感想
1999.5.29
1999.5.20の和訳の話に補足。池田貴族が最近出したCD「サイケガンダム・逆襲のフォウ」に入っている「永遠にアムロ」は最後のあたりで歌詞が唐突に英語になる。日本語の歌詞をわりと忠実に英訳しているから、聞いてみると日本語と英語で情報量がどれくらい違うか分かる。ちなみにこの部分、異様にかっこいい。癌で余命幾ばくもないと宣告されている彼の健康を陰ながら祈っている。
1999.5.28
「明日天気になあれ」
恥ずかしながら、クレアとペンチが、マルロ、ルチーナを散髪したのが第何話のことだったか忘れてしまった。というのは、この間床屋に行ったときに、シャロンは理髪師になってもいいかもと思ったからだ(こういうのは、結構すぐ忘れてしまう。思い出せたのが意外)。シャロンは客商売に向いているタイプという気がする。いや「その後の13人」をもう一度やりたいのではない。
その時の僕の想像は、「バイファム」中でシャロンがほかの子の髪を刈るエピソードがあったら、というほうに向かっていった。バーツが散髪中に居眠りしている隙に剃り込みをいれちゃうとか。……やれないね、絶対。「バイファム」は毎週リセットがかかるスタイルじゃないから。
でもこういうのはどうだろう? ケンツの髪を切っているときに、よそ見をして、うっかり切りすぎてしまい、ケンツは仕方なくしばらく学帽ならぬ軍帽をかぶるはめになる…… ←ってそれは元ネタ付きだろうが。
1999.5.27
「カチュア・ピアスン」は本名か?
カチュアはククト人で、育ての親は地球人だ。だから、彼女の本当の名前がある可能性はある。まず姓の「ピアスン」は明らかに養父母のを名乗っているはずだ。では、「カチュア」はどうだろう?
カチュアがベルウィックでピアスン夫妻のもとに預けられたとき、彼女は2歳だったということになっている。この歳なら既に名前がつけられていて当たり前だし、手渡された(ということになっている)のだから、名前も伝えられたとして不思議ではない。
だが、手渡されたときに、本当に名前が伝わったのかが、問題になるだろう(いや、僕が問題にしたい)。当時、例のククト製翻訳機があったとは考えにくい。おそらく翻訳機は、ミューラァの母やチェンバーといった捕虜の言葉をもとに作り出したと思われる(でも、その割にタウト星通訳氏の地球語が、ああなところを見るとチェンバーが茶目っ気を起こしたんだろうか???)。
だから、もしかすると「カチュア」も養父母がつけた名前かもしれないし、仮にククト人の両親から伝えられたとしても、こういうような誤解があるかもしれない。
- k (pl. kh)
- 所有形容詞
私たちの。性数格変化はtに準ずる。ただし複数ではkh。
- tua,e
- 名詞・可算
子ども、幼児。主として歩き出してから、(地球の感覚で)6歳くらいまでを指す。呼びかけにも用いる。
t (私の) |
| 単・男 | 単・女 | 複 |
主/呼 | tu/te | ta | ti |
対 | tum | tam | tim |
与 | tuk | tek | tak |
かなりいい加減だが、この辞書でいくと、"Katue"はka-tueという二つの語から構成されている。kaは「私たち」を意味する"k"が単数・女性の名詞の主格、もしくは呼格を修飾するときの形となる。そしてtueは、「子ども」の女性形(の主格ないし呼格)であり、katueは全体として「私たちの赤ちゃん!」という感じの意味になる。
それをピアスン夫妻は名前だと勘違いしてしまった……ということだってありうる。
ちょっとだけ「バイファム」な書籍/雑誌(27)
『富野由悠季全仕事』(『キネマ旬報』増刊?)にも「バイファム」が。隠れた富野作品ということになっているが、そうかな??「富野原作」となっていたのが怪しい。それとも「バイファム」ファンである僕のやっかみか。あと、某所で伊東恒久が「逆襲のシャア」の脚本だと書いたのは誤りで、それは「F91」。
1999.5.26
「異星漂流アーティファム」
突発的に11人の姓を追加。今日一日だけでひねり出した。……それだけ。
パムについてほんの少しだけ書くと、彼女の父は共和国の要人だ。パム自身はククト人排斥云々について、特に意見は持っていなくて、単に両親がうっとおしくて、家出してセリニアンの伯母のところに身を寄せている。伯母は今のところ彼女を同盟軍に引き渡すつもりはないが、いざというときはカードにするのもやむを得ないと思っている。とりあえず今はパムの立場について伏せている、自分の立場もまずくなるから。
パムは村の人間ではないから、村人が同盟軍に合流するために村を捨てても、彼らについて行く必要はない。だが、村民の一人に共和国軍と通じている人間がいて、彼(仮にエルラン)はパムの素性を知ってしまう。それに気づき、ここでこのまま一人になったら恐らく確実に共和国に身柄を確保され、親元に帰されると危ぶんだパムはこっそり一行についていく(この辺りかなり子どもっぽい)。
エルラン氏は共和国軍とはかって、軍に一行を襲撃させる。目的はパムの確保。一行を壊滅させては同盟軍の本拠が分からなくなるので、あえて全滅はさせない。ということで、一行は奇襲を受け、11人だけ生き別れとなってしまう。もちろんだが、パムは捕まらずにすむ。
後に彼女が本名を隠していたのがばれたりしてすったもんだがある、はず(考えてない)。
1999.5.25
「地球の歩き方・クレアド」
一発ネタ。でもウケをとるつもりはないんです。ただ思いついてしまっただけで。
1999.5.23
ささいな変更
本当に単なる更新履歴。今まで、「バイファム」に関係ないのに、この日記に書いてしまった事柄を削除して、よそに移しました。
1999.5.21
「造形(かおかたち)があまりにも違いすぎるとは思わないか?」(スコット)
『月刊OUT9月増刊号アニパロ・コミックス6』の「ジェイナスの一日」よりの引用。ある日漂流していたカプセルを回収したら、中にキリコとフィアナが眠っていた、というところから始まるお話。二人を見たスコットのセリフが上のだが、全部書くと「ちょっと気になるんだ 同じ人間でも造形(かおかたち)があまりにも違いすぎるとは思わないか? 同じサンライズなのに…」となる。
「サンライズ英雄譚」にロディが登場するのはいいけど、一人だけ肩身が狭いような。あんな怖いメンツに囲まれて泣き出してしまいそうだ。パイロットとしても、生身でも一人でオミソというか。「対等」なのは「ゴーグ」田神悠宇くらいか? (ほとんど観てないから何とも言えないけど)。
1999.5.20
Someday we will reach there...
一歩さんに、歌詞の和訳の話をもちかけられた。それは既に1999.1.29で試みている。
一般論として、歌詞を訳すときに問題になるのは、日本語の歌における詞―音符の対応と英語の歌のそれとが違っていることだ。違っていると言っても、違っているのはどちらかというと、双方の音韻体型と言える。つまり、
♪(♪)♪ ♪ ♪ ♪ ♪
wipe a- way all your tears
ぼく- ら- は い- つ- か
という例で示されるように(この引用はあまり合目的性がないだろうね)、英語は日本語より、一つのオタマジャクシに割り当てられる言葉の数が違う(ちなみに上の例で八分音符は八分音符として使っているのではない)。もっと正しく言うと、普通、一つのオタマジャクシには一つの音節が対応する。日本語の場合、かな一文字は必ず一つの音節を作る。一方英語ではアルファベット一文字は必ずしも一つの音節を作らない。だから一般的に日本語のほうが一つの単語がより多くの音節から構成されていることになる。
このことは英語の歌詞を日本語訳するときに非常に困った問題を引き起こす。オタマジャクシの数を変えるわけにはいかないが、直訳した(というかなるべく忠実に訳した)訳詞は必然的に英語より多くのオタマジャクシを要求するからだ。
この考えが正しいなら、もっとも効率よく音符に言葉を割り当てられるのは中国語だろう。中国語の場合、一つの言葉=漢字1字=1音節だからだ(日本語で漢字を音読みしてもせいぜい、かな2-3文字だ)。日本語で「ぼ-く-ら-は」と言う間に中国語は四つも単語を言えることになる。しかも1語=1音節だと、そうたくさんの音の種類を人間は聞き分けられないから、同音異義語が大量に発生するはずであり、そうなると韻を踏みやすくなると予想できる。本当かどうか知らないけど。
だから日本語の歌詞も音読みする単語をたくさん使えば効率的、って、そんなの無理だけど。
1999.5.19
「大河原邦男画集」なるイラスト集がある。全2冊、今のところ。第1巻は「ガンダム」、第2巻は「ボトムズ」、「ダグラム」、「レイズナー」。続きは??
昨日(1999.5.18)の「両方を繰り返しつつ」は、単によくある場合、なのかも。全く繰り返しなしで引いていく曲もあって不思議ではない。
あと、フェードアウトしていく時の歌詞が歌詞カードに書かれていないことはよくある。その点、"NEVER GIVE UP"の"*repeat 4 times"は初めて見たときは、結構ぎょっとした。1回のrepeatで"NEVER GIVE UP"と5回も歌うから、4回で20回。
1999.5.18
昨日(1999.5.17)の続き。いや作為的にひっぱってるんではなくて。他の例: 「巨神ゴーグ」の"CALL MY NAME"、「タイムボカン」Ed.、「5分だけのわがまま」、「ガンダム」の「ライリーライリー」ってやつ(名前忘れた)、「バイファム」OVAの「スターダストララバイ」。
この辺から帰納すると、一定の旋律またはフレーズ、あるいはその両方を繰り返しつつ、ボリュームを(機械的に)だんだん下げながらその曲が終わることをフェードアウトと言うんじゃないだろうか。
1999.5.17
昨日(1999.5.16)の「フェードアウト」の正確な定義を要求された(一歩さん)。うーん、「モスピーダ」の「愛の小石」。(としか書けない。機械的なデクレッシェンドとか?)
1999.5.16
TAOは曲をフェードアウトで終わらせるのが好きなんだろうか? "HELLO, VIFAM"(フルサイズ)、"NEVER GIVE UP"、「ガリアンワールド」とたかが三つがそうなだけだが。いや、他を知らないんで。「ガリアン」のEd.ってどんなのだっけ?
1999.5.15
松本隆について
松本隆一ではない(って誰も知らない)。「13」Ed.の"Don't Cry"の作詞者。「風の谷のナウシカ」の作詞者でもあると最近知った。もしかしてすごくメジャーな人? しかし僕にとっては、やはり彼が作詞した(とやはり最近知った)、「スプーンおばさん」のOp.、Ed.のほうが記憶に残っている。だって映画なんて何回も見ないけどTVアニメの主題歌は何十回も聞くもんね。ところでこの歌、飯島真理が歌ってたのだと、これまた最近知った。
「13」OST Vol.1かなんかでは、訳詞: 松本隆となっていたけど、単なる誤植だよね。
昨日(1999.5.14)の名セリフの話だけど、シチュエーションの問題もあると思う。何でもないような言葉でも、場面、状況によって名セリフになることもある。
1999.5.14
(こんなことでいいのやら)
「バイファム」にあまり名セリフがないのは、ある意味では当然と思う。
戦闘中に会話しない(って以前書いたけど)とか、敵側の人物描写が少ないとか(これは前者の理由でもある)。それより何よりそういう路線を目指さなかったのかな。あまりお芝居くさくないというか。
芝居といえば「美味しんぼ」のあの口調、あれは何とかしてほしい。ちっとは「バイファム」を見習え。
というのはやはり一面的にすぎる。「バイファム」も芝居がかっているところはある。マキ、シャロン、ケンツあたりの話し方はやっぱり普通ではない。前にまんがの森で一人称が「ボク」の女性を見かけたが、そうとう奇妙だった。「バイファム」が芝居くさくないのは、カッコよさにおいてだろう。
アニメは会話によって話が進行すること、アニメでは人物の性格は強調されねばならないこと(そうでないと性格が把握されない)、この2点によって「芝居がかった」しゃべり方は必然と言える。
ただ「カッコよさ」は、ある意味ではしゃべる内容の問題だ。無論カッコいい口調もあるし、あるいは両者が揃って名セリフが生まれるのかもしれない。一方「バイファム」でマキの「あたい」とか、シャロンの「オレ」は単に口調の問題で、しゃべる内容は明らかに平凡だ。その点で「バイファム」の子どもたちのしゃべり方は大仰には聞こえないし、名セリフも生まれにくくなる。(やたらにわざとらしい口調ってのもあるけどね……。)
で、話す内容が平凡なのは、作り手が子どもたちをその辺にいるような子どもたちととらえているからだ。普通の子どもは普通のことしか言わないし、普通のことしか言わないから普通の子どもなのだ。
アイコン墓場、これはすごい。しかし「イデオン」がなぜ脇役だけなんだ!?どうせ脇役だけならダミド、アバデデ、ダラム、ハタリもいれろ。
1999.5.12
昨日(1999.5.11)の話の続き。僕が「敏感」になっているのは「子どもたち」が嫌な人がいるということであって、その呼び方そのものは、僕は何せ今までさんざん使ったくらいで、別に敏感にはなっていない。こういうのは「キ○ガイ」と同じようなもので、半分くらいは理屈じゃないと思う。
だから僕は、「子どもたち」だと親しみを感じられない、とか、そういうことだと想像している。僕は僕で「キャラ」って呼び方が(一般的に)嫌いだし。
1999.5.11
ホースマン・ランチフィールド
神田武幸亡きあと「機動戦士ガンダム第08MS小隊」の監督を引き継いだ、飯田馬之介。どうせならこの人に「13」の監督をやってほしかった。「おいら宇宙の探鉱夫」というOVAで「ホースマン・ランチフィールド」という怪しい名前で監督(脚本とかだったかも)をやっているので。この作品は面白かった。主人公は子どもだし。だけど未完。(少なくとも僕にとっては)どうでもいい恋愛シミュレーションのOVAを作っているばかりのKSSがたまに良心的なタイトルをリリースしたというのに、「売れたら続きを作る」はないだろう。
あ、話がそれた。今さら「13」を愚痴ってもしょうがないけどね。
世の中には「子どもたち」という呼び方が嫌いな人もいるようだ。「13人」にしてしまえばいいのだが、常に同じ言い回しをしているとバカッぽいから、適当にどちらも使っているので、やっぱりちと困る。
Ryuichi's Home Page/Diary/1999-01-16。「13」感想。
1999.5.10
「13」ビデオ第11巻のジャケットはまったく問題なし。第13巻は多分、あれだとして、まだ第12巻があるから油断はできないけど。
1999.5.9
「あたしに未婚の母になれっていうの!?」(クレア)
今日は母の日。すっかり忘れていた。「バイファム」では季節行事がないのは子どもの日にも言ったけど、母の日が6月だと思ってさえいなければ(かなり馬鹿)、何か話を考えていただろうに。
今、無理矢理考えると、男の子連中が日頃お世話になっているクレアに感謝してプレゼントをするってところだろうか。カチュアにこっそり造花の作り方を習ったり。如才ないカチュアはちゃんと黙ってくれていたり。で、いざカーネーションその他を渡すと、ところがどっこい上のような答…はさすがに返ってこないだろうけど、あんまり嬉しくなくて、逆に不機嫌になってしまう。母親役が既成事実になってしまうのが気にくわないと。あたしだけじゃなくってペンチだっているでしょ、とか。
話をどう落とすか。クレアはむくれて部屋に引き籠もってしまう。それでも夕方になると食事の準備をしなくちゃと義務感が先立つ。で、食堂に行ってみると男の子たちが、自分たちだけで夕飯を作って彼女を待っている……、相当照れくさいね、こりゃ。既に似たような話があるのがやりづらいかな。
1999.5.8
『講談社ポケット百科シリーズ37 アニメスペシャル4 銀河漂流バイファム』感想
なっげー。
1999.5.7
そう、何故かOVA第4巻のOp./Ed.はかなり以前からカラオケに入っていた。1994年秋の時点でJOY-SOUNDに登録されていた。この時点ではどこにも"HELLO, VIFAM"はもとより、他のどの曲も入っていなかった。不可解だ。
1999.5.6
1999.5.3の超空間通信の続き(一歩さんに感謝)。僕の言っているのはあくまで技術的な話なわけで。そりゃあ現代だって地域によっては移動速度=通信速度ということだってある。極端な話、現実に手段がなければ技術はあっても、ということだってある。……あれ?、だからベロアの問題(ヤな表現だ)に説明はつけられるってことかな?
1999.5.5みたいな話は一度っきりしかできない。来年は「やねよりたかい」でいく、なら別だが。
しかしそもそもこういう話をやれるのは、「バイファム」本編中でそういうエピソードが全くなかったからだ。あったのは誕生日だけだった。むろん、日本の年中行事をやるわけにはいかないし、かといってヨーロッパの年中行事にはこっちがあまり縁がない。しかしクリスマスくらいならやれても不思議ではないのに、何故なかったんだろうか?
1999.5.5
はしらのきずはおととしの
ロディとフレッド。そんな歌だ。ケンツと兄貴でもこっちは構わないけど、本人には身長の話は鬼門。ケンツの兄貴ってどんな人なんだろう? 「その後の13人」解説〜ケンツでは申し訳ないと思いつつ死んでもらったけど、(今の)ケンツを大きくしたような人なのか、それともう少し常識的な言動をするのか……。
ロディとフレッドに戻ると。柱で背を測るよりは、庭の木のほうが雰囲気にあっているだろう(植物は先端が伸びるので、傷の位置が上に行ったりはしない)。クレアドの家に何年かしてようやく戻ってきて、あの時つけた傷と今の身長を比べて、たった年月の長さを感じたりするんだろうか……。
新宿の紀伊国屋で「ボトムズ」の漫画版とおぼしき本を発見。
1999.5.3
RVの命名規則
一歩さんへ。XXVとかは、うん僕も考えました。可能なのはそう多くはないでしょう。
ちなみに、50=L、100=C、500=D、1000=Mで、これを組み合わせて数値を作る。MMCDXXXVII=2437。これで計算するのは悶絶もの。MMMMCMXCIX=4999以上は、字の上に線を引くことで、その数の1000倍を表すらしい。そっから先は知らない。
「バイファム」世界における超空間通信
「2088」から「アーティファム」へ(2)で、「バイファム」の世界では超空間通信が可能なのだろうか、という疑問を出した。その時は世界観としてどうもそういう雰囲気ではないと書いた。しかしよくよく考えると、我々の世界では情報の伝達速度は常に人間の移動速度より速いと言っていい。伝書鳩とかノロシとかのような工夫、あるいは早馬、飛脚といった力技でモノが動くより速く情報を動かしてきた。今だって、電話やEメールなら一瞬でアメリカと連絡をつけられるが[*]、アメリカに行こうとしたら何時間かはかかる。
だから多分、40光年離れたところに数ヶ月で行けるようになったときには、きっとその何分の一かの時間で情報のやりとりはできるようになっていると思う。なにしろジェイナス通信回線番号によると、ジェイナスから地球へ通信できることになっているからだ。いや、これは地球に近いところでしか使えないのかも知れないけれど、本来なら、イプザーロン方面に配備されている艦には、どっちかというと地球よりはベルウィックとの回線があるべきだ。
しかしいくらなんでも、何らかの中継なしに直接通信できるとは思えないんだが……。なら子どもたちは何故さっさと地球と連絡をとらなかったのか、という疑問も考慮すると、中継ステーションがあった(がククトニアンに破壊された)ってことだろうか。でもそうするとベロアのほうのつじつまがあわなくなる……。それにローデンの到着も早すぎると思うし、詮索しちゃあいけないんだろうか。
* このxoomに登録したとき、登録通知のメールは僕がWebで登録してから確実に1分以内に届いた。
1999.5.2
「別冊アニメディアPart2」の桜井美知代のイラスト、特にケンツ(さらに言うと口もと)を見て藤子不二雄を思いだした人、あなたは正しい。この人は当時「ハットリくん」の絵コンテや作画を担当していた。いやもしかしたらこの時はもう「パーマン」に変わっていたかもしれないが、週日の18:50-19:00、日曜の9:30-10:00に放映されていた藤子アニメに参加していた人だ。日曜は直前に「題名のない音楽会」が放映されていたが、毎週この番組が終わるのをいらいらしながら待っていたものだ。今でも(もうタイトルが変わったが)新聞のテレビ欄でこの名前を見つけるといらいら感がよみがえってくる。
それはいいとして、僕はケンツというと眉といい声といい、どうしてもガンバを思い出すので、絵柄はそっちに近いのかなあと感じていたのだが、きっとどれも根っこでつながっているのだろう。
桜井美知代の作画監督の回を見ていてもあまり藤子調には見えないのだが、もしケンツみたく、全員藤子調にするとしたら。クレアは魔美かな。脱ぎっぷりがいいから(ウヘヘ)。ゴホン、いや、「雪の降る町を」の回とか名作だと思う。でも、あのお母さん、「最近娘を見る目が変わってきた」とか思わないんだろうか。「エスパー魔美」といえば、Op.が衝撃的だった。それ以前に「ジャングルくろべえ」を見たことのあった僕としては隔世の感というか、なんというか。
また脱線してしまった。実を言えば「全員……調」なら藤子不二雄より(某裏番組に犯されてるし)、タツノコプロ調が見たい。「ゴールドライタン」みたいなの。ああいうバタくさい顔になった13人なんてどうでしょう(僕だけか?)。
1999.5.1
がびーんん。ヘルメスという船は設定にもなかったか。完全に思い違い。
この思いこみは多分、僕が初めて手に入れたムックである「スパークリング・バイファム」で「ヘルメス級3番艦」ジェイナスとなっていて、「同型艦には"ホダカ"がある」とも書かれているから、3番艦=ジェイナス、2番艦=ホダカ、1番艦=ヘルメスと勝手に補完してしまったんだろう。
しかも他の資料ではジェイナスは2番艦になっている。ただし、「MJマテリアル」では、感想にも書いたとおり、「ヘルメス号」が掲載されている。しかし、ここにはホダカは掲載されていないし、そうでなくてもどれくらい公式なのか非常に疑わしい。
夕刊(毎日)の1面の見出しに「不退転の決意」とあるのにちょっと意識してしまう。何のことか分かる人はあんましいないかも。
1999.4.30
書きにくいことなんだけど、インターネット上には「バイファム」のMIDIデータというものが結構たくさん存在している。ほとんどが"HELLO, VIFAM"だが、すごいのは耳コピーしたらしいのに(音色はおくとしても、音程も微妙に違う気もするから)、ほとんど完璧なこと。じゃなくって、MIDIデータはWAVやMP3みたいな録音データではなくて、楽譜に近いデータだから、ソフトさえあればおそらく楽譜を丸ごと手に入れられるはず。携帯の着信メロディーにも応用できる、はず。
WAVからMIDIに変換できるようなソフトってできないもんだろうか。できたらすごいと思うのだが。
上に書いたMIDIデータはメロオケ的なもの。何しろMIDIでは音声を扱えないからだ。しかしたまにカラオケなのもある。どっちがいいのかは人によりけりだが……。
fj.rec.animation
を読んでいたら、アニメの音楽についてこんな記事が(<7g3aie$i26$1@fujigw.fujielectric.co.jp>
)。
音楽担当で有名な方というと、菅野ようこさん、田中公平さん
川井憲次さん、あたりをすぐに思い出す人が多いと思うんですが、
それ以外にも音楽界のビッグネームがさりげなく参加されているんですね。
例えば渡辺俊幸さん、大谷幸さん、大島ミチルさん、周防義和さん等々
ビッグネームだったとは知らなんだ。久石譲が「モスピーダ」その他に参加しているのはかなりびびったけど。「その他」は宮崎作品ではなく「さすがの猿飛」とか。
1999.4.29
江古田豊は芦田豊雄だったんだなあ。変だと思ったよ、会社の所在地(最寄り駅?)と同じ姓の人間がそう簡単にいるわけないじゃん。
古本屋に「アニメック」がいっぱいあった。立ち読みしていたら、ジェイナスの子どもたちへQ&Aインタビューみたいな企画があった。カチュアのAがほとんど「……」。爆笑。
1999.4.28
無念。壁紙はかなりうまく加工できた。見せたいくらい。で、転送したら。どうも液晶ディスプレイの表現能力がよろしくない。かなり汚い。所詮はDSTNということか。水彩(かどうかは知らないけど)タッチの淡い色合いをうまく出せないようだ。デスクトップではまともに見れるのに。くやしいなあ。
もっとアニメセル調のイラストがあれば。最近のデジタル彩色くらいにはっきりした色づかいなら大丈夫のはず。
お買い物
題名/名前 | 定価 | 価格 | コメント |
講談社ポケット百科シリーズ37『銀河漂流バイファム』 | 450 | 1300 | まだ中を見てない。 |
このテの文庫サイズのは講談社からだけだったんだろうか? ゲイブンシャからも出てそうだが。
ちょっとだけ「バイファム」な書籍/雑誌(26)
『アニメの見方が変わる本』(宝島ムック)の「旅」の項(うろ覚え)に「バイファム」の記述あり。
1999.4.27
移転成功。今後ともよろしくお願いいたします。リンクを張られている皆さんは、お手数ですが、張り替えをお願いいたします。
FTPでの転送量を減らしたいことから、以前の日記をvol.3として分離しました(注: 旧vol.3、現vol.5-7にかけて)。目安である100KBには少し欠けていますが、心機一転ということで。もっとも今後の更新ペースが極端に緩やかになりそうなので、間抜けな事態になるかも…。
恥ずかしい。正確には昨日(1999.4.26)になるが、例によって大学の共用パソコン室で壁紙用の絵をスキャンしたあと、ほかの人が使っているところを見たら。自分のが残っている!!ログオフ(NTなので)したときに消してくれると思っていたのにぃ。人がいないときを見計らって消さなくては。
壁紙のほうは、全体的に白が暗くなるのがちとまずい。スキャナを使うときに適正な露出(?)を得られたためしがないのだが、どうしたらうまくいくんだろうか。
その辺を含めて修正していたら、クレアの肌がかなり白っぽく塗られているのに気づいた。うーん、そうだったのか…。
1999.4.26
前にも書いたが、「バイファム」のデータCDがほしい。これも前にも書いたけど「エヴァ」みたいにやたらにたくさん出るのはいけすかない(「鋼鉄のガールフレンド」のコレクターズディスクまで出してる)。でも1枚くらいはあってほしい。今、どうしても壁紙用の画像データが欲しいからだ。それも640x240で使えるような横長のやつ。
僕はデスクトップマシンでは壁紙は使っていない。僕以外の人間が使う機会が多いからだ。でもPDAとなると話は違う。そう、僕が所有しているWindowsCE機の壁紙が欲しい。既に別のアニメの絵が壁紙となっているのだが、「バイファム」もほしい。ないものはないので、音楽集1のライナーノートをスキャナにかけた。裏表紙にあたるところのやつを。あとは適当に加工するだけ。「だけ」と言ってもそれが肝心だが、うまくいくだろうか。
関西では放映されなかったらしい、音楽集復刻のCMでもこの絵が使われていたが、あれはひどかった。絵はほとんど全て音楽集のライナーノートからとってきたんだと思う。だからちっっちゃい絵を大写しにして荒れてしまっているのを平気で使っていた。
URL移動の件だが、http://members.xoom.com/suemura/vifam/vdiary.html
に、とりあえず日記だけ(しかも今日の分を更新していない)置いてある。s-uemura
にしたかったのだが、エラーになってしまった。ハイフンがいけないなんて…。
1999.4.24
ちょっとだけ「バイファム」な書籍/雑誌(25)
『サンライズアニメ全史』(不正確), タツミムック(不正確), 1997, 定価未確認。
多少古い本だ。サンライズのロボットアニメだけを扱った本ではなく、「ミスター味っ子」、"CITY HUNTER"などまで、全作品を網羅している。
そういう本であるためか、サンライズをむやみに褒めあげている。僕が読んだのはリアルロボットアニメの所だけだが、例えば、他の制作会社の作品が、リアル指向に走るあまり、タイトルにロボットの名を冠しているものの、内容ではロボットが活躍せず、ロボットなしで物語で成立してしまうことがあったのに対し、サンライズは…、とか、サンライズはリアルロボットアニメにあってもロボットのヒーロー性を失わせることがなく、「レイズナー」でレイの「レディ」とともにV-MAXが発動するさまは…、など。「ダグラム」はどうなるんだ。ヒーロー性では「バイファム」もそうだし。サンライズをけなせとは言わない。しかし嘘はいただけない。
「バイファム」は、モノクロで1/2ページの扱い。カチュアが混血児になっているのとミューラー(ママ)が大佐になっている誤りがあるほかは特に問題なし。作品紹介のほかに、玩具、関連商品の類のページもあったから、そっちでも何か扱われているかも。少なくとも音楽集(レコード)の写真はあった。
古本屋で「アニメディア」1998年1月号を見つけた。「13」に1p.も割いている貴重な資料だが、迷って買わなかった。
失速しつつも900KB到達。
1999.4.23
ラウンド・フォルム
テレビを見ていたら、以前メジャーリーグのピアザを起用していた小松(漢字で書いていいのだろうか?)の新しいCMが流れてきた。そのCMが言うには、今度の小松のショベルカーは、「ラウンド・フォルム」を採用しているとのこと。映っている実物を見ると、確かに丸っこい。
で、ラウンド・バーニアンも、案外デザインが丸っこいから「ラウンド」なのかなあとふと思った次第。 <ディルファムは?
1999.4.22
困ったときの検索エンジン頼り。
∀ GUNDAM絶対阻止委員会。よく分からないけど、なぜか検索にひっかかった。
Katayori seiyuu list : YoshidaMiho。「バイファム」でメルの声をあてていた吉田美保の出演リスト。"吉田 美保"で探したときは見つからなかった。何故?
Katue。カチュアのイラスト。確かに「13」でやっちゃえば良かったかもしれないぞ。
1999.4.21
村瀬学『13歳論―子どもと大人の「境界」はどこにあるのか』洋泉社, 1999年。
注意、お堅い本だ。「バイファム」を特に取り上げていわけでもない。ただ、いろいろな文学作品から13歳の子どもが主役となっている話をとりあげているらしい。ちらっと覗いただけなので、これ以上言えないが。ただ、その中で『十五少年漂流記』も扱っていて、そこでこの作品と『宝島』を比較していたのが興味深かった(それが主題なのかは知らない)。つまり、子どもの頃に同じような傾向の作品として読まれている両者だが、『十五少年〜』と比べて『宝島』は空想の要素が強いということだ。
おっと、『13歳論』は、子どもの教育の立場から書かれているので、そこで扱うときに、『宝島』では議論できない、ということだと思う。僕もこの意見には賛成だ。
「バイファム」ファンの僕としては、じゃあ「バイファム」はどうなんだろうと(授業の参考書なので授業中に)考えたわけだ。13歳の子どもがいないじゃん(マキは留保付きとして)、という突っ込みは置いといて、「バイファム」は『宝島』ほど冒険活劇中心とは言えないにせよ、(例えば)酒鬼薔薇事件を念頭に置いた議論をする時に持ち出すのはためらわれる。ロディやバーツは他のアニメに比べれば子どもらしく描かれてはいるものの、あの年頃のドロドロした面は省かれている。あるいはさわやかに描かれすぎている。
TVアニメだとそれは仕方ないことなのかもしれない。多分制作サイドの目指したものもそういうんじゃないだろうし。「そういう」とは、そういう問題に真っ正面から取り組もうと目指した、とまで言っているのではなく、見ていて楽しい作品であればいいのであって、そういうことを考える糸口になるような作品までは目指さなかったということだ(ちょっと分かりにくい)。
ネタが尽きてからも、無理矢理こうして毎日考えているが、いつまでもつんだろう? 将棋で持ち時間を使い果たした後、1分以内で次の手を指しつづけるルールがあるが(名称失念、「月下の棋士」をもっとまじめに読んでいれば…)、あんな気分だ。
言いたいことが先にあって、だから続けていたはずなのに、続けることが目的になりかけているのは馬鹿なのかも。
1999.4.20
「13人の苦手」(1999.4.15)で、フレッドはひとの書いたプログラムを読むのが嫌なんじゃないかと書いた。皆さんがうなずけるかはともかくとして、ジェイナスの中で「ひとのプログラム」といえば、カチュアかマキのになる。2人はどんなプログラミングをするのだろうか?
僕が思うにカチュアはかなり几帳面だ。たとえば、その場限りの使い捨てプログラムでも、いちいちカプセル化して汎用性を持たせる。そして後でそれを全くいじらずにそのまま使えると、会心の笑みを浮かべて一人悦にいったりするんじゃないだろうか(はた見は怪しいが…)。そんな感じで実行速度は遅いが堅実に動作するソフトを作るんだと思う。変数や関数の命名規則もしっかりしているだろうし、コメントも丁寧そうだ。
逆にマキは、速度重視。僕はそういうプログラムを書いたことがないし、書く必然性もなかったのであんまり分からないけど、多分、一通りプログラムを書き終わって、コンパイルが通って、試しに実行すると、実行時エラー(それもクリティカルなやつ)を出してしまうほうだと思う。それだとひどく行儀が悪いみたいだ……。実際のところ、速いプログラムを書くにはそれなりにテクニックが要るわけで、そんなに簡単なもんじゃないよな…。ひとが見るとちょっと何をやっているのか把握できないようなプログラムとか、かな?
あと、フレッドがどうなのかはちょっと想像がつかない。天才肌という気はするけど、天才的なプログラミングってのはまるでお目にかかったことがない。テクニックと無関係なところでは、仕様を特に考えずにいきなりコーディングし始めて、問題なく完成する……。そう都合よくいったらたまらんが。
プログラムの内容とは関係ないところでは、多分フレッドはプログラミング中の独り言が多い。マキとカチュアは、特にマキは、彼女がコンソールに向かって、ブツブツ言いながら打鍵しているのはとても見るにたえないので独り言しないってことで。
以上の話は主に現代のプログラミングでの話であって、2058年のプログラミングはきっとこういう話があてはまらなくなっていることだろう。
1999.4.19
MAGIさんのところのクイズをやっていて思い出した。「ごたく」の問題アップデート用のソフトはどこで手に入るんだろうか? 「バイファム」問題集を持っているのだが、ver.2.50からver.3.00へのアップデートができない。「ごたく」そのものはごたく関連のリンクから、各機種/OS用のが手に入る。Windows用(ごたくClassic)があるのは知らなかった。
問題集ver.3.00はごたく on WWWにあるみたいだけど……、問題が難しすぎるからローカルでやりたい……(恥さらしなので、というか箸にも棒にもかからなさそうなので)。大勢でやると、つい点数を競っちゃいそうだし。
といいつつ、今やったら、正解率55.0% (11/20)……。ちくせう!!
「アニメージュ」5月号p.33での「バイファム」の記述、あれは本当なんだろうか? あれでは「ガンダム」でやれなかったことを「バイファム」でやったみたいだが。だとしたら初耳だ。
大学の共用のパソコン室で「バイファム」のムックをスキャナにかけている僕って…。
1999.4.18
思い出したので一つ。
「ジ・アニメ」2で、ミューラァのプロフィールが紹介されている。そこで、サライダのフルネームが「マスケ・サライダ」になっている。本当はシャル・サライダなのだが、初期設定ではマスケになっていたと「スパークリング・バイファム」にある。それはいいとして、その「スパークリング・バイファム」では、デュボアのフルネームが「グレダ・デュボア」となっている。しかしこのファーストネーム(?)は、僕の知る限り、他のどの書籍にも見えない。「パーフェクト・メモリー」にすら、だ。
二人ともどちらにせよ、「バイファム」本編中ではただ、サライダ、デュボアだったはずなので(逆に言えばそうでなければ問題にならない)、別段困ったりはしないのだが、何となく気になってしょうがない。
名前と言えば、デュボア、ミューラァの二人は妙にフランス人っぽい音だ。"Debois"、"Mieullar"と書き表すとそれっぽい。もっともアイゼルは"Eisel"としたくなるくらいドイツ人っぽい名前だし、ほかの連中は国籍不詳だ。いや、もともとククト人なんだけど。そういえば「釣りキチ三平」に岩鉄(がんてつ)っておっさんがいたっけ。「ガッチン漁法」の名人。
1999.4.17
最後に残っているネタがあまりにお粗末なので、全部をまとめて載せてしまう。
「これはコーヒー牛乳じゃなくってカフェオレ!」(ルチーナ)
何かのために用意したはずなのだが、もはや自分でも意図不明。
「みんなは いっしょうけんめい ミルクを さがしました」(「ジェイナスに あかちゃんが やってきた のまき」より)
同上。
「銀河お姫様伝説カチュア」
そんな名前のゲーム(OVA?)がある。連想で思いついたのだが、何ら意味はない。せいぜい、「バイファム」放映中に、スタッフがカチュアをククト人のお姫様にしようか、と考えていたことをつけ加えるくらいか。よかったら誰か同人誌のタイトルにでもしてください。
これ以外に、これらよりもっとどうしようもないのがまだ残っているが、掲載する気も失せる内容なので僕の胸の中からも破棄する。
ということで、明日からは不定期更新となる。
一歩さんに感謝。「バイク小僧の嫌いなもの、 といえば、雨です。雨しかないです。凍結路面でも別に構いませんが。 道路に落ちている釘とかでも許可です」だそうだ。
1999.4.16
「バイファム」版「悪魔の辞典」
- 旧タウト星
- 子どもたちと視聴者が無駄な時間を過ごさせられたところ。
『悪魔の辞典』は、A.ビアスという人の著作で、世の中の物事を斜(はす)に、あるいは皮肉っぽく説明した本で、例えばこんな具合だ:
- 政治(POLITICS)[名詞]
- 主義主張の争いという美名のもとに正体を隠している利害関係の衝突。私の利益のために国事を運営すること。(A.ビアス著, 西川正身訳『悪魔の辞典』岩波書店, 1967。)
とりあえず上に挙げた旧タウト星の解説を思いついたのでこの調子で全部やろうかと思ったのだが……。この「悪魔の辞典」の姿勢は(「悪魔の辞典」流に皮肉るなら)、基本的に不健康で、かつある意味で後ろ向きなものだ。そういうのは「バイファム」には似つかわしくない。せいぜい「13」に対してならなんとか、といったところだが、やはり気が滅入る。「13」にそんなに情熱を傾けても。
1999.4.15
13人の苦手(私家版)
まずはMAGIさんに、このお題を提供していただいたことを感謝(1999.3.5参照)。
注意: 「私家版」としてあるが、公式版があるわけではない。シャロンは別として。
- ペンチ: 油で揚げたスナック菓子
- こういうものが机の上にあると大事な原稿(何の?)が汚れて半透明になるから。冷たい飲み物の入ったグラスも不可。円いわっかの跡が付く可能性大。
- ジミー: アブラムシ、カイガラムシ
- いかな生き物好きのジミーといえども、こういう手合いは願い下げ。つぶすと手が汚れるしいいこと全くなし。多分宇宙船の中でも一匹でも入り込んでいればあっという間に増えてしまうはず。アブラムシは夏の間は単為生殖で増えるし、寒くなると卵で子孫を残すので厄介なことこの上ない。
- ルチーナ: は虫類全般
- キョエ〜〜!!
- スコット: 黒板
- どうしてもまっすぐに字を書けなくてイライラするから。議事進行を円滑にするため、彼は常に板書係を置いているらしい。黒板が2058年に使われているか考えないように。
- シャロン: ニンジン、タマネギ、ピーマン、怪談
- オフィシャルってことで。怪談はOVA#3から。まあ女の子はみんな恐かったみたいだけど……。
- ケンツ: 母ちゃん、プール
- 野沢雅子キャラのお約束ってことで(本当か!?)。プールは着替えるときがネック。例の青あざを見られる可能性あり。
- フレッド: ひとの書いたプログラム(を読むこと)
- これは好きな人なんていないと思うけど、実際は四の五の言っていられない……。最初ビッグ・エンディアンが嫌い、というか、リトル・エンディアンが好きという話にしようと思ったのだが、分かる人が少なさそうなのでやめ。どっちも結局は同じことだけど、あえてそこに好き嫌いがあるのが人の好み、と書くつもりだった。……僕はリトル・エンディアンが好きなのです。
しかし、こういうことが2058年に問題になるか……?
- マキ: 蜘蛛
- すいません、は虫類が嫌いなんじゃ、という意見に突っ込んでおいてこれはないんじゃと言われそうです。いや、なかなか思いつくのも大変で、ということと、ジェイナスの中でも遭遇する確率が高いということで。
ちなみに僕は好きです。かつてコガネグモを飼育していた実績(?)もあります。あとジグモを飼育しようとしてことごとく失敗しました。さらにファーブルの「昆虫記」でナルボンヌコモリグモを観察した文章なんか大好きです。
- ロディ: チーズ
- なんとなく。臭いとか味が嫌いってことで。
- バーツ: 歯医者
- 安直。誰かバイク小僧の嫌いなものをご存じのかたはご一報を。
- クレア: 占い
- 昔、好きな人ができたときに、占いの言うことに従っていたらことごとく裏目に出た過去がある……なんてエピソードをちらっと考えたので。実際に書くつもりはない。だって野郎にはそういう心理はちょっと書けない。
- マルロ: 怒ったクレア
- これも安直。これをやるとフレッドはペンチが恐いとか、簡単にどんどん作れてしまうのだが……。クレアがキレたのはあの一回だけではなく、本当は日常茶飯事的なんじゃないかなあと。
- カチュア: なし
- やはり、趣味と同じように、苦手も特にない女の子だ。あえて言うなら、戦争とか、そういう抽象的なものだろうか。
以上時間をおいた割には……(ごめんなさい)。
1999.4.14
打ち切られたリアルロボットアニメ
* 不本意ながらテーブルを使う。
題名 | 放映期間(クール) | 終了後の展開 |
ガンダム | 4->3 | 映画、続編、OVA |
ダグラム | 4?->6 | 映画 |
ザブングル | 4 | 映画 |
ドルバック | 4?->2 | なし(?) |
モスピーダ | 3?->2 | OVA |
ダンバイン | 4 | OVA、シリーズ |
マクロス | 2->3 | 映画、OVA、続編 |
ボトムズ | 4 | OVA |
オーガス | 4?->3? | OVA |
ガルビオン | 4->2 | なし(?) |
エルガイム | 4 | なし(?) |
ガリアン | 4?->2 | OVA |
サザンクロス | 4?->2? | なし(?) |
レイズナー | 4->3 | OVA |
ドラグナー | 4 | なし(?) |
| | |
バイファム | 2->4 | OVA、(映画)、続編 |
* 「展開」のところの、「続編」は主にTVで放映されたものを指す。OVAであり、続編でもある作品は当然多い。「ダンバイン」の「シリーズ」は、世界観を共有した全く別の作品が存在するという意味(「ガーゼイの翼」など)。
80年代前半から中盤は、リアル、非リアル(?)含めてロボットアニメだらけだったのだが、そんなにたくさん作られた割に、成功した例はそれほど多くはなく、打ち切りの憂き目にあっている作品がかなり多い。非リアルのロボットアニメまでサポートしようとするとかなり調べるのが大変なこともあって、リアルロボットだけでも上の表はあまり完全ではないが、それでも打ち切りにあわず平和に放映終了を迎えられたのは、主に富野由悠季監督作品であると読み取れる。それ以外の例は、ダグラム、マクロス、ボトムズが例外的にかなりの成功を収めた部類といえる。ただし、ダグラムについては、映画以外に、放映終了後の作品の展開がまったくと言っていいほどない。また、打ち切られた作品であっても主にOVAなどマニア向けに真の完結編を一応は提示している場合は多い。
「バイファム」は打ち切られそうになった(現に放映が途中で止まった地域もある)にもかかわらず、なんとか4クール、ストーリーを描き切って放映している。その上、後日談的OVAや、さらにTV新作で続編が(一応)制作されているのだから、実はかなり恵まれた作品だと言える。TVで続編となると、「ガンダム」、「マクロス」の別格的存在の2作品しか見当たらない。それをおくとしても、打ち切られかけて延長が決まったのは、つまりマニア以外の人気があったからだろう。
ちなみに、今でこそ1クール、2クールのアニメばかりの御時世だが、当時は基本は4クール(1年)であり、そうでなきゃ採算がとれなかった。だから、3クールなどで終わっているアニメ(「ダンクーガ」とか)は、打ち切られたとみてほぼ間違いない。「ゴーグ」などは例外的。