余多話集

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目次


「さーて、来週の銀河漂流バイファムは」(クレア)

ルチーナ
ロディ
ペンチ
クレア
シャロン
ケンツ
カチュア
バーツ
スコット
ジミー
マキ
マルロ
フレッド

「勝手な予想」(「ジ・アニメ」特別編集より)

クレア
ペンチ
シャロン
マキ
ジミー
バーツ
ロディ
フレッド
ケンツ
カチュア
スコット
ルチーナ
マルロ

Vd: 2007.9.30

お蔵入りネタ(6)

後はもう着想の断片のみ。
後日談。本編から10年近く後。ジェイナスの子どもたちにあこがれる少年少女グループ。13人のような冒険に出たがっている彼らは軍の基地に忍び込み、RVを持ち出そうと作戦を練り始めるが…。冒険談ではなく、フレッドが密かに陰からそれを見守っていて、最後は彼が押しとどめるような話。
後日談。本編から数年後。カチュアは両親が既に死去していたことを知る。だが、弟(or妹)がどこかにいることも判明。その弟(or妹)は旧政府軍軍人のところに引き取られていた。残党狩りはほぼ終息しつつあるが、いまだそれらしき子どもは見つかっていない。唯一の肉親の消息をたどろうとするカチュアは、危険地域へと潜入し――。
本編の外伝。ロディとバーツで隠れてタバコを喫う話。喫った後ロディがフレッドに抱きつかれてばれる。ってこれだけで話にするのは無理なので、もっと別の話の中のエピソードとすべきか。
本編の外伝。夜更かしする話。男子だけまたは女子だけで。そんだけ。
Vd: 2007.9.30

"Four Hands"落ち穂拾い(6)

時間と心の余裕があったら直したい箇所。
規模
内容
算用数字、漢数字の使い分け。漢字/ひらがなの使い分け、送りがななど不統一修正。
回収し忘れの伏線、はり忘れた伏線に対応するセリフ等。場合によっては規模=中?
既に書いた余計な章をごりごり削除。
筋書きを一部変更: 演奏前の楽屋に潜り込み、それがきっかけでステージにあげてもらう。
エピソード追加: シャロンとファンファーニでモーツァルト(グリーグ編) ピアノソナタ ハ長調 K.545 2台ピアノ版を弾く。連弾でないからやめていたが。
誕生日の話を前半に移動。
やるとしたらまずもう一度自分で通読するところからか…。
Vd: 2007.9.2

お蔵入りネタ(5)

OVA#3の続きな話。なぜかこの話だけ出だしを書いていたので、まずはこそっと掲載(断片のうえ、書いたあと推敲の跡がないので、トップページからのリンクは張らない)。ちなみに書いたのは、タイムスタンプからすると2000.8.5近辺らしい。
ようは、例のメニアの飼育記で、ただし例によって鬱な結末が待っている。この後、ジミーが飼育係に決まったと言いつつも、マルロとルチーナがすっかり気に入ってしまい、寝室や浴場にまで持ち込むほどのかわいがりよう。しかしローデン艦隊と接触し正規軍人がジェイナスに乗り込んでくると、子どもたちの仕事に若干余裕ができ、年長の子どもたちがマルロとルチーナにかまってやれるようになる。いつのまにかメニアの世話をするのはジミーだけになっていた…。しかしタウト星に接近し、戦闘が激しさを増すにつれ、ジミーにも余裕がなくなっていく。ククト星降下の間際、ジミーはスコットに自分がメニアを死なせてしまったことを告げる。
難点は二つ。OVA#3を本編中のどこかにどうにかして位置づける必要がある。また本編の展開の脇で起きている物語であるからには、本編のできごとを織り込みつつ、その間を縫ってこの話も展開させていくのが望ましい。これはかなりサーカス的というかアクロバティックな試みなので、よほど腰を据えてかからないと破綻する。
上記断片中のマルディ=カチュアの初期の設定での名前。ちなみに「フローネ」のメルクルはフランス語のメルクルディ=水曜から。
断片その2。上記断片直後にOVA#3最後のスコットのナレーションを転記して、かつその後に続けるつもりだったくだり:
「追記。今日はジェイナスに新しい仲間が加わった。名前はマルディ。彼(彼女?)は、頼もしい、とか、心強い、とかとは言えないが、きっとみんな、彼になぐさめられることは多いだろう。彼のような存在はジェイナスには是非とも必要だったのだ。なお、世話係はジミーに決まった。以上」
その3。ククトでマルロとルチーナには内緒で埋葬した後、不時着地点を離れる前にマキが最後のお別れをしていたところに二人がやってくる場面:
 マキは帽子を脱いで言った。
「あんたたち、ちゃんと覚えてたんだね」
「うん」
「ちゃんとお別れするんだよ」
「うん」
「……ねえ、マルディどうなるの?」
「――土に還るんだ」
「つちにかえるってどういうこと?」
「ほら、この木があるだろ? この木の栄養になるのさ」
 それは小さい二人にはショックだったようで、二人は泣き出してしまった。
「ほら泣かない泣かない」
 マルロは彼女にすがりついて泣きじゃくりながら言った。
「だって、だって……かわいそうだよ」
「あたいだってそう思うよ。でも、みんなそうやって生きてるんだ。この木が実をつけたら、マルディの友だちが食べに来るかもしれない。マルディの友だちは、大きい動物に食べられるかもしれない。でもその大きな動物も死んだら土に還って木の栄養になる。そうやって順ぐりに環ができてるんだ」
 クレアはそれだけ聞き届けると静かにその場を立ち去った。
この話は、僕にしては珍しく、シャロンではなくマキがおいしいところを持っていく話になるはずだったっぽい。
Vd: 2007.9.2

"Four Hands"落ち穂拾い(5)

マザービルの設定について。
産業
町の北10kmほどのところに建設されたダム(逆にダムにあわせて町が設置されたと言うべき)と、そこに蓄えられた水を原料(?)にした工場が主産業。雨季にはダムの余剰の水を巨大プールとし、それを観光資源としているため、雨季のみ娯楽施設が多数営業。
歴史
2044年に調査基地が設置されたのが始まりで、2049年が町開き。なのでできて10年もないような町。
人口
2057年現在、成年人口1086名、うち就労人口784名(差分はほぼ専業主夫/主婦)。に対して未就学児童168名、小中学生252名、高校生以上140名という設定は、いま見るとちょっと子どもの数が多いかも。はじめに子どもの数を決めてから、成年人口を逆算したわりには甘いな…。ただし最高齢者は59歳が1名で、成年人口のほとんどは30-40代の人間が占めており、普通の町とはだいぶ様相が異なっている。このように言えるのは、年齢別の人口も、その動きを、町開きの年から年度ごとに表として作成したため。
それと、自分で設定しておいてなんだが、これとは別に、工場や店舗、役場など、雇用の場を1件ずつ設定し、そこで働いている人の数を積み上げた数は739名にしかならないので、自分で決めた町の産業規模に比して人口過剰な設定になっている。
作中にこの数字が直接的に反映されることはないので、だいたいの目安ということで自分の中ではけりをつけた。設定上の話であれば、ちょっと店の数をいじればいいのではないかと言われそうだが、直接生産に関わる仕事に従事する仕事とそれに従事する人の数を最初に決めて、それに基づきそれに対しサービスを提供する人の数を割り出し、さらにもっと公共的なサービスを提供する人…というように段階的に依存関係をもたせながら設定・算出したので、どうしても離散的(?)な値をとらざるをえなく、なかなか思ったとおりの値にはならない。
また上記はあくまで定住人口なので、雨季にはもっと人数が増える。物語の舞台が乾季のマザービルなので、基本的に設定も乾季を中心に考えている。
学校
小学校と中学校しかなく、高校以上はよその町に行くことになる。なので上記140名は実際には町にはいない。シャロンの学年は男18(ベ7:地11) 女15(ベ5:地10)の33名(ベ=ベルウィック生まれ、地=地球生まれ)で全1クラス。設定の都合上、ほかの学年より若干人数が多い。いちおう全員名前だけは設定してあるけど、まあ書くほどのことではないか。
建築
中庭、いわゆるパティオのある回の字づくりの建物が多い。小学校やシャロンのアパートなど。これはイスラム建築の様式で暑い気候でも快適に暮らすための工夫。街路はアーケードになっていてもよかんべと思ったが、町の規模的にあまりぴんと来なかったのであえて省いている。(もっと大きな町であるアポリナリオには存在。)
土地が余っているため一軒家はほとんど平屋。
自然
南から北に向かって流れるマビニ川の右岸、乾季にマビニ川の流れがとぎれるぎりぎりの辺りに位置。マビニ川のごく短い支流がマビニ川に流れこむ地点。この支流は乾季でも水が涸れない。源流の池は第20章に登場。ただし本当は、シャロンの家から池までは1km以上あるから子どもが走れる距離ではない。衝撃の事実を知ったあと無我夢中で全力疾走するのはまあよくある演出ということで。池は小高い丘の麓にあり、この丘の上にかつてリフレイド・ストーンが置かれていたという設定(外伝その2参照)。ベルウィックにリフレイド・ストーンが置かれていたという設定は「バイファム」本編中にはなかったはずなので、その点は要注意。
マビニ川はククト人がベルウィックの自然回復に着手した後に形成されたため、渓谷のようなものはなく、マザービルのダムも、日本人の感覚ではダムではなく堰に相当。
町自体は幹線道路をメインストリートとし、道路に沿って南北1.5kmほどに延びる。
隣町までは100kmほど離れている。

Vd: 2007.8.19

お蔵入りネタ(4)

#18の続きな話。いきなりちょっとショック。書きためたネタがファイルになっているはずなのに見あたらなかった。自分で思いついたネタなのに疑問点もあるが、以下覚えている範囲で書くと…。#18終了直後、部屋に戻ってまためそめそし始めたペンチ*をなぐさめるシャロン。気分を落ち着けてやろうと食堂にジュースを取りに行く際に一計を案じ(できごころで)、ジュースに酒を混ぜる。それを飲み干し、おかわりをねだるペンチ。彼女のその目つきに、シャロンは自分が取り返しの着かない過ちを犯したことを悟る。夜更けの食堂でやけ酒をあおるペンチ、それにつきあわされるシャロン。そこへ二人の部屋が空なので探しに来た、クレア、マキ、カチュアまでが加わり、女子だけの宴会が始まる……。
宴会の中のネタは色々考えた覚えがあるが、たしかペンチ作詞作曲プロデュースの歌をカチュア(男)とシャロン(女)でデュエットさせられるところで、さてこの曲どうすんべと手を止めてそこでネタだしが中断したような。酒と不倫とネオンな感じでいきたいのは当然として(ペンチ作なのだが…)、そのためだけに演歌や歌謡曲を聴きまくってがんばるのも何だし…というわけで放り投げている。
オチとして、翌朝全員二日酔いで寝込むか、カチュアだけぴんぴんしているか、どっちがよいものか。

* ここが疑問。ディスコでフィーバー(死語)した後でまだそうくるか? 当時はそこをどうにかしてうまく処理したような気もするが、単に考慮不足の可能性も。


Vd: 2007.8.19

"Four Hands"落ち穂拾い(4)

ベルウィックの設定について。
季節
雨季と乾季がある設定にしている。ただし、地球では雨季は暑く、乾季は寒いのにベルウィックではその逆になっていて、乾季が暑いという、暮らしていくには非常にしんどい設定になっている。話の最後に雨季がやって来る都合上、季節の変わり目になるべく劇的な変化がほしかったから。ただ、暑くて雨が少ないというのでは普通に生活するにはあまりに差し障りあり、服装その他もそういう気候にあわせないとかえって不自然。とは言ってもあくまで「バイファム」である以上、あまり奇異な設定にもできない。例えば町を地下に持っていくなどして空調を完全に調節しているという設定も、「バイファム」というしばりさえなければ十分ありえる話。結果としてこのしばりは自分でもかなりきつく、正直やめとけばよかったかも…。
これに関連して、そもそも海がないことへの疑問は2000.5.2あたり参照。個人的にはある程度まとまった量の水が存在しないと水循環が生じない気がするし、かりにそうだとして設定上のベルウィックのような環境では絶対的に水の量が不足していて雨など降りようがないように思うが、このあたりは知識不足でよくわからず。
公転周期も自転周期も地球とは違うが、無理矢理地球のカレンダーをあてはめている。1日=ベルウィックでの1日なので、どこかでどうにかしてまとめてたまったズレを定期的に戻しているイメージ。しかしそもそも超光速航行を介しているのに時刻の同期をとれるのか?
クリスマスと雨季が重なったのはたまたま。単に演出の都合上。クリスマス=休暇だが、雨季=休暇ではないかもしれない。では雨季とクリスマスが重ならない場合は、せっかくの雨季なのに休みにならないのか? すいません、そこまで考えていません。
生物
第20章に登場した、緑色の小さな爬虫類(のような生き物)=ベルウィック編で時々出てきたやつ。"FOUR HANDS"では植物は色々出したが、動物はこれだけしか出していないはず。あえてそうした。本編ではベルウィックでハゲコウか何かが出てきたが、さすがに地球の動物を出すのは変だし、かといってオリジナルの動物はもっと違和感を感じる。ここらへんの考え方は「アーティファム」の自然の項参照。
犬や猫、鳥、魚などが全く出てこないようにしたので、個人的にはやりづらかった。そういった動物に登場人物の気持ちを託したり、それらで季節感を出すような演出はよくあるが、それが一切できないので。また単に作中に登場させないだけではなく、単なる比喩としても全く使わないように努力してみたが、これはさすがに僕の能力では無理だった。ようは、作中時点でのシャロンが知っている範囲での物事だけを材料として用いるようにしようという心がけの一環。これは制約としてはあまりに厳しすぎた。
経済
物を買う場面はあるが、紙幣や貨幣を使っているかどうかは意図的に書かなかった。
イプザーロンでは、普通に働いて給料をもらってそれで物を買ったりそれを銀行に預けたり税を納めたりというような普通の経済はありえないような気がする。が、そうでないと精神衛生的にやっていけないような気もする。これから一生イプザーロンで暮らしていくのに、働いても特に報酬があるわけでなく、必要な物は配給とかでは生きがいがなさすぎる。
よって擬制的ではあるがある種の経済体系が存在することにした。多分税金というものは一切存在しないし、地球から輸送されてきた物品は、本来は普通に買おうとしても買えない額になっているだろうが、その辺はどうにかして調整しているはず。という風に考えると、イプザーロンは地球の金やら資源やらを無茶苦茶投入することでなりたっている気がする。
ただ、そうは言っても現在の視点で考えると、ゼロから作られた社会でいまさらお金がモノ(実体)として存在するのもどうかと思う。かと言っていわゆる電子マネー的なしくみを作中で描写すると違和感を感じるので、あえてどうやって支払っているかは見せなかった。実際には「バイファム」本編中にはお金の描写は全くなかったはずなのだが。
政治
国政というものはおそらく存在せず、したがって参政権もない。地方とか地域の自治体は場所によって部分的に存在するだろうが、団地の自治会か町内会的な私的団体にとどまっているのではないだろうか。

Vd: 2007.8.3

お蔵入りネタ(3)

母の妊娠を知ったシャロンは、かねてから暖めていた計画を実行に移す。サライダ(またはジェダ)のつてを頼り、ベルウィックの学校への入学の了承をとりつけていた彼女は、着の身着のままベルウィックへ渡る。誰にも知らせず、二度と地球には戻らないつもりで。彼女はベルウィックへ到着すると、空港で身をくらまし、ベルウィックのどこかでシャロンではない誰かとして自活するつもりでいた。しかしその計画は一夜で潰え、警察により連れ戻された彼女は、入学先の校長に保護される。
ジョルダーノフ・ウェズレー女子学校は、ベルウィック唯一の私立学校であり、また唯一の女子校だった。そこに通うのは、主に任期付きでイプザーロンに赴任する高級官僚や企業の駐在員の子女だった。彼女は特待生としてその寄宿舎に入ることになる。ただし彼女の希望により、シャロン・パブリンとしてではなく、ナンシー・レントとして。
彼女は当初、学費免除のうえに生活費まで給付される特待生待遇が気に入らなかった。せめて支給される生活費には手をつけず、自分で働いて稼ごうと考える。が、それが甘い考えであることを思い知らされる。ただでさえ彼女は地球の学校では平凡な生徒であり、そのうえベルウィックへの渡航期間中のブランクがある身では、ベルウィックきってのエリート校であるこの学校の授業についていくだけでやっとだった。特待生でありながら成績は最底辺であるため、彼女は周囲から好奇の目で見られる。自分の正体が知れるのを避けたい彼女としては、よけいな詮索をかわすためにも当座は勉強に励むしかなかった。
彼女はなぜ自分の母はベルウィックでうまくやっていけていたのだろうかと自問する。母には姉やその他周囲の人間の助けがあった。しかし何より母には常に男がいた。母は一人で自分とシャロンとを食べさせていたというのはシャロンの思いこみにすぎなかった。しかも母は男を追いかけてベルウィックに渡ったのであり、ベルウィックに来るために男を捕まえたのではないのだ。
彼女はまた、ベルウィックが、以前の彼女が知っていた頃、つまり戦争前とは大きく変わってしまったことに気づく。街にはククト人の姿が多く見られ、しかも地球人とククト人の間は必ずしもしっくりいっていなかった。彼女が当初潜り込もうと考えていたような裏町の界隈は、もはや年頃の女の子が一人で歩く場所ではなくなっていた。彼女は、自分がベルウィックで生活し続けるには、当面この学校の生徒でいるしかないという結論に達する。
街を歩くククト人の中に一人の若い男がいた。ベルウィックの大学に留学生として学ぶ彼は、ふとしたことから知り合ったシャロンの正体を見抜く。彼は、彼女を自分の参加する勉強会に招く。ククト人の将来を真剣に議論する彼らの姿に、彼女は自分がいままであまりに個人的な悩みにとらわれすぎていたといくぶん反省する。しかし同時に、彼らの激越で極端に理想主義的な態度に、彼らの目的が実現されることはないと予感し、彼らからは離れる。はたして、彼らはまもなく過激な行動に出たため、拘置所送りとなる。一人逃げおおせた彼は、彼女に助けを求める。彼女は、自分が身分を明かして彼らの釈放を嘆願すればあるいはと迷うが、結局救いの手はのべず、彼らが本国に送還されるのを見送る。
というあたりまで考えたんだけど…。せっかく学園ものなんだからもっとそっちを描きたい。そのためにはまず、シャロンの周囲の人物配置(先生、生徒)をまじめに考える必要がある。それと関連して、ある程度長期的に持続して目標にむかってがんばる何か、要はスポーツとか芸事とか、あるいは進学、恋愛(百合??)などなどがないとものすごく話を作りづらい気がする。一般的に学園もののセオリーとしてそうだと思うし、かつ今回の場合シャロンが周囲とあまり積極的に関われない状況なわけで、無理矢理にでも人づきあいせざるをえないところに持っていかないと話が続かない。
もし本当に書き始めるなら、出だしはシャロンが寄宿舎に入れられて一ヶ月くらいはたったあたりからが無難か。地球を去るところとベルウィックに着くところをまともにやるといまいちリアリティに欠けた描写になりそうだ。 この話をどこで終わらせるかについては、シャロンの母が産褥の床で亡くなったというしらせを伝えに、カチュアがシャロンのもとを訪問するところで切ろうと考えている。ただしその前提として、地球―イプザーロン間でリアルタイムの(または超光速航行に比べて桁違いに高速の)通信手段が存在しないことが必要*。仮に妊娠第4週でシャロンが旅立ったとして、シャロンがベルウィックに到着する頃には妊娠第30週とかなわけで、リアルタイムに通信できるとすると、差し引き10週間かそこらの話になってしまう。いっぽうリアルタイム通信が存在しないとすれば、地球からのしらせがイプザーロンに届くには超光速航行に頼るしかなくなるので、36週間まるまる残ることになる。

その後のシャロンについてはぼんやりとしか考えていない。母が亡くなった報せを聞いたシャロンを地球にいったん戻すべきか悩んだが、多分戻さないのがいいように思う。子どもは助かり、シャロンに弟ができたのだが、それでも戻らないのが彼女らしいのではないか。また、カチュアがやって来たことで、カチュアがどう姿を現すかにもよるが、シャロンの正体はほぼばれるものと考えられる。それでもシャロンは学校に残り続けるはず。 そのまま学校を卒業したとしてその後シャロンがどうするか。進学はせず、理容師か、美容師か、あるいは調理師かを目指し、実際そうなるのではないか。その際シャロン・パブリンとしてではなく、別の人間としてしばらく生きていくのではないだろうか。元のシャロンに戻る日が来るのかどうかは想像がつかない。
「アーティファム」の設定に忠実になるなら、どこかの時点でクレアドに移ることになるが、それはだいぶ後の話なので細かいことはまるで考えていない。
シャロンは他の13人と連絡をとり続けるのか。地球に残っている10人とはほぼ縁が切れていて、カチュアは勉強に忙しくてシャロンにかまってられない。ジミーはどう成長しているか想像つかないが、どうなっているにせよ状況を察して距離を置くのではないか。
いずれにせよいまの僕には20歳代、30歳代のシャロンを描けるとは思えないし、仮に描けたとしてもお話になるようなドラマチックなできごとがそんな頻繁に起きる人生を送らせるのも不憫だ。短編連作くらいならありなのかもしれない。
ということでシャロンの後日談はここまでで、次回からは「バイファム」本編の外伝話。

* 1998.11.21999.1.10あたりを参照。地球―イプザーロン間の航行所要時間は作中では語られていないが、ムックでは半年説(「スパークリング・バイファム」)と一年説(「パーフェクト・メモリー」)がある。地球―イプザーロン間の通信がどうなっているかはもっと不明。いずれにせよどちらも作中ではあまりそのことを考慮していないように見える。#5でベロアが地球から援軍が出発していることを述べているところを見ると、遅くとも数日程度で交信できると考えざるをえないが、にしても半年 or 一年もジワイメルウ基地で耐え忍ぶ気だったのかは甚だしく疑問。また#22のローデン登場時点では物語開始から半年も経過していないはず(強引にそうとることもできなくはないが、ナレーションやスコットのモノローグで語られる経過日数を積んでいってもたいした日にちにならない。そもそも#2で語られているようにクレアド―ベルウィックを72時間で航行する速度なのだ)。もっとも航行所要時間については、以前に書いたとおり、半年 or 一年というのはあくまでジェイナスの話であって、最新鋭艦ではもっと速いのだと解釈することも可能。


Vd: 2007.8.3

"Four Hands"落ち穂拾い(3)

参考文献。というかネタの源泉。ベルウィック=開拓惑星=アメリカ開拓という安易な連想でアメリカ人作家の小説はかなり読むようにした。カポーティ、スタインベック、サローヤン、リチャード・ライト、マラマッド、ジェームズ・ボールドウィン、ソール・ベロー、マッカラーズ、アイザック・シンガー、シャーウッド・アンダーソンなど。マッカラーズを読んで自分の才能のなさを思い知らされた。あとは当初は児童小説っぽくしたかったということもあってパトリシア・マクラクランとか。最初のころはかなりがんばって軽めの文体にしたがすぐ挫折した。近藤ようこの『あけがたルージュ』は水商売の母と女子高生の娘の母子家庭ということで設定が似ていたので単行本まで買ったが、作品自体はいまいちだった。ドラマ、映画の類はあまり参考にしていない。ジョン・ボール『夜の熱気の中で』を映画化した「夜の大捜査線」をたまたまテレビで観たくらいか(アメリカ南部が舞台)。
ふだんSFを読みつけていないうえ、上記のような本を参考にしたせいでSF的要素が全くない。内容的にベルウィック、クレアドを適当な外国の国名に置き換えても成立する。それどころかRVすら出てこない。前日談なのでそれはそれでかまわないと思っているが、もしうまくSF的要素を絡められれば違ったふくらませかたができたかも。あと上記のお蔵入りネタも、明らかにいままで読んだ本に影響されすぎていて我ながらどうかと思う。

固有名詞の元ネタ:

アミントーレ・ファンファーニ
イタリアの政治家。名前を借りたことに特に意味はない。ちょっと直截すぎか。
マザービル
ダマスカス近郊の地名。母の町という意味ではない。
マビニ川
フィリピン革命の指導者の名前から。
アポリナリオ
上記の人のファーストネーム。
バイヨーブ山脈
屏風(Bi-youbu)から。
マナンブラン
ミンダナオ島、ダバオ市近郊の地名。
シエラ・ホルガ
シエラは山脈のこと(ex. シエラ・レオネ)。ホルガはトイカメラのブランド名。
モデスト・ホール
モデスト・ペトローヴィチ・ムソルグスキーから。
マコッティ
マコト。マコトは誰かというと特に意味はない。
サールマン
建築・美術史学者ハワード・サールマン(1928-1995年)から。
ペニア・ブランカ
スペイン語で白い岩の意味になるはずだが文法的にどうかは知らない(ex. カサ・ブランカ=白い家)。
オルコーニ
作中に名前のみ登場。
ニューケルン
「パーフェクト・メモリー」から
ほとんどの設定が学部4年のときにネタ出ししたため、そのとき受講していた講義に関連していることが多い。子どもの名前はネタ元なし。なるべく無国籍っぽくなることだけ心がけた。
Vd: 2007.7.29

お蔵入りネタ(2)

ずばり「シャロンの初恋」というのを、16歳のシャロンが地球で過ごす間の話として考えていた。相手は、父と娘ほどではないにせよ、すごく年上で、かつ母と同じ相手を愛してしまうという三角関係。最後は母親が妊娠する、つまりシャロンの弟か妹を身ごもったことをシャロンが知り、地球を離れてベルウィックへ帰ることを決意する、というオチ。
難点は、まず相手の男の人物造型、それから、それよりなにより女性視点からの恋愛話は僕には書けないということ(男性視点からでも書けないけど)。どうせ書くなら近所のブックオフに行ってハーレクインロマンスをかたっぱしから買い占めて、内容を全て頭にたたき込むくらいのことはしたい(し、そうでもしないと書けない)。この話に関しては、やるなら最初から終わりまで女性の願望を形にしたような話にしたい。
ということでこの話は実は書くのはあきらめていた。ベルウィックへ帰った後のシャロンの話も考えていて、むしろそっちのほうがネタ出しができている。それはまた次回。
たしかこの話を考えたときはシャロンが16歳でベルウィックへ渡るのと、シャロンの母親が同じく16歳でベルウィックへ渡るのとを重ねるようにしつらえていたように思うが(後者は勝手に決めた設定なので注意)、"Four Hands"を書いているうちに、後者についてはベルウィックへ渡る年齢を若干あげてしまったように思う。以前は、16歳でベルウィックへ渡って1-2年してからシャロンを妊娠する設定だったが、その後18歳でベルウィックに渡ってすぐにシャロンを妊娠する設定に考えが変わったような。いずれにせよ僕の頭の中の話なので非常にどうでもいいことなのだが。
Vd: 2007.7.29

"Four Hands"落ち穂拾い(2)

ソフィの家の話は、シャロンの家の話に比べると非常にあっさりしか考えていない。父親は4-5代くらい続く、代々医者か弁護士を家業とした家の長男に生まれたが、周囲の反対を押し切って鉱山の専門家となり、あまつさえベルウィックへ移住した――ってシャロンの家も含めて、ベルウィックへ来るのは訳ありの人間ばかりだな。まあ地球から1年もかけてわざわざ来るのは自ずとそういう人間ばかりになってもおかしくないけど。
いちおう、任期つきで来る人と骨を埋める覚悟の人と二種類存在して、ソフィの父親は好きこのんで骨を埋めるつもりで移住したことになっている。この点、母親もしかたないのでついて来ているが、本心としては娘には地球で教育を受けさせたいと思っている。
この辺の話は、うまくすれば何かのついでに作中で触れることができるかと思っていたが、甘かった。
シャロンとソフィの後日談を、上記を背景にしつつ書こうかと思ったが、前回(2007.7.15)書いたとおり話になりそうもない。身よりもなく、記憶もなくしたソフィに対し、極楽とんぼな長男の娘ということで冷淡な親戚連を相手に、いくらシャロンががんばってもしょせんは中学生高校生、何ができるわけでもない。
Vd: 2007.7.15

お蔵入りネタ(1)

まず「悩める16歳」は「バイファム」の後日談であると同時に、"Four Hands"の後日談でもある。2000.9.15で、「名前の出てこないシャロンの友人が誰なのかは内緒」とあるのは、これはソフィのこと。"Four Hands"は地球でシャロンとソフィが再会することを予感するような終わりかたをしているが、再会はするにはするが……という話。
「悩める16歳」本文中でちらほら書いているとおり、地球でのシャロンはさほど幸せな生活を送れないと思っている。「ジェイナスの13人」として周りはちやほやしてくれるだろうが、それは「ジェイナスの13人」としてある種の期待を抱かれていることとうらはらで、それまで周囲から何の期待もされていなかったシャロンにとってはおそらく非常に窮屈。
家族関係についていえば(詳しい家族構成は下の落ち穂拾い参照)、シャロンは母親ともども米国在住のシャロンの祖父(母方)のもとに身を寄せている。祖父は娘を絶縁していたが、いまはヨリを戻している。オバさんの娘(シャロンのいとこ)は二人いたが、ベルウィックから避難する際に死亡。ということでオバさんから内心恨まれている。
見知らぬ人間ばかりの家族とのぎこちない関係に加え、イプザーロンで育ったシャロンには地球の暮らしはなじめず、彼女はベルウィックかクレアドに帰ることを密かに模索している。という状況で、ソフィとの後日談を書こうかと思ったのだけど、あまりお話になりそうもないのでこれはあきらめた。多分一生記憶を取り戻すことなく、成人を迎えるか迎えないかくらいの年齢で短い生涯を閉じるといった結末になるのではないだろうか。
地球での話として、それとは別の話を考えてあってそれは次回。
ソフィはソフィで"Four Hands"のために設定を考えてあるので、これまた次回の落ち穂拾いで。
Vd: 2007.7.15

"Four Hands"落ち穂拾い(1)

パブリン家の家族構成。シャロンの父親は不明なので、以下は全て母方について。わりとまじめに(?)考えてあって、家系図を起こすと下図のとおり、シャロンの曾祖父の代までは考えてある(こうして見ると既に生まれている人とまだ生まれていない人が混じっていて不思議な感じだ…)。
おおざっぱに考えているのは、シャロンのひいおじいさんは米国への移民一世かもしくはそうでなかったとしても非常に貧しい生まれからたたき上げた人。シャロンのおじいさんもかなり苦労して相当の社会的地位を手に入れた人で、そういう意味ではそれなりに尊敬できる点もある。が、あまり家族サービスに時間をさけなかったとか、子どもの目には無理解な父と映ったりとか、最初の奥さんと死別したとか、その後すぐに再婚した人との間に生まれた子どもが子どものうちに不慮の死をとげたなど、諸々が重なって、息子、娘からは総じて不人気。基本的に全員父親とは距離を置いている。
ジャネット*1は17歳でシャロンの父親となる男と一緒にベルウィックに渡る。家を出たかったから男についていったのか、男についていきたいがために家を出ることになったのかは不明。多分後者? 結局男とはベルウィックで別れ、すでにベルウィックに渡っていた姉ナタリーを頼ることになる。ナタリーはコンピュータ関連のエンジニアという設定。第10章にあるとおり、ジャネットの兄であるケリーもナタリーと同じ頃にベルウィックに渡っているが失踪*2している(妻のドナは子連れで再婚)。ケリーは鉱山技師という設定。ナタリーはすでにスティーヴとは離婚している。
自分で考えておいてなんだが、子ども4人のうち3人もベルウィックにいっているってどうなのかと。(長兄のジャックのみ地球で軍人をやっている。)
シャロンの父親がどんな人物なのかは本当はきちんと決めるべきなのだが決めかねている。多分シャロンは一生知ることはないとは思うが、それはそれとして決めるのは必要な作業なので。

*1 前にも書いたが本編ではミッシェルなので、念のため。
*2 いやベルウィックで失踪できるとは思えないので事故で行方不明とかにすべきか。

パブリン家系図
パブリン家系図(759x514x2)
人名の後の[1], [2]は結婚した順番。
本当は年表形式の家族史も作成してあるが、あまりにくだくだしいので割愛。


Vd: 2002.5.5

V2計画(3)

全部完成。さすがに疲れた。バイファムの曲を聴くのも久しぶりだけど、曲の展開をかなり覚えている自分に我ながら驚いた。
なぜか4枚目だけ75分になって650MBメディアに入りきらなかった。ディスクアットワンス、プリギャップ0秒の設定にしているのだが(余談: こうするとトラック間の空白がなくなる)。
OVA#4の曲は路線的にはサウンドトラック#2に近いのかな。案外完全な新曲は少なくてTVシリーズや歌曲の旋律の流用が多い。あと「つばさ」と「スターダスト・ララバイ」のサビ、音階の下降の仕方がそっくりなような。後者のインストをぼけっと聴いていたら「つばさ」と勘違いしたんだけど。
そういやペンチが詩を朗読していたシーンにかかっていた曲ってサウンドトラックには入ってないんだよな。もしかしたらLPではその後に出たのに入っているかもしれないが。
Vd: 2002.5.4

V2計画(2)

現在3枚目のWAVを耳ベリファイ中。
BGMはいま聴いてもやっぱりサウンドトラック#1収録分のほうが#2のより好み。#1のほうがアコースティックでメロディがきれいな曲が多いと思う。まあアコースティックじゃなきゃ駄目ってことはないんだけど#2はなぜか好きになれない。むしろCD-BOX#3の曲(アレンジ違いは除いて)のほうが好み。
Vd: 2002.5.3

V2計画

ここ数年間やろうと思いつつ先延ばしになっていたメモリアルCD-BOXバックアップ作成計画についに着手。
こういうことには妙にマメな性格なので、CD-DA->WAVの時点で耳で聴いてちゃんと取り込めているかベリファイ、焼いた後にも耳で聴いてベリファイという手順を踏んでいるので1枚焼くのに2時間半はかかるという寸法に。ついでに低速で焼こうかと思ったけどさすがにそれはメンドいのでやめた。とりあえず現在1枚目の焼けたCDを聴いている最中。
で、久々にバイファムのCDを聴いたんだけど、自分の耳が前より肥えているのに気づいた。ちょっと感想をば。
Vd: 1999.8.23

「その後の13人」解説〜マルロ

マルロは、実はかなりの「ええとこ」のボンボンであるらしい。そんな子がなんでクレアドくんだりに住んでいるのかは疑問だが、親の事業展開と関係あるのかもしれない。彼の家の事業は何なんだろうか? ジェイナスの子どもたち(とりわけクレア)は、お兄さん、お姉さんとしてマルロを世話してくれたから、きっと邸宅に招かれることだろう。
で、行ってみたら、親父というのがマーロン・ブランドだったりして。「ゴッドファーザー」。おいおい。根拠は、ない。が、本編中もっとも影が薄かったと言えるマルロ(ケビン・コスナー*)が、20年後に3代目として、クレアドでククト・マフィアと血みどろの抗争を繰り広げたり、父親のかたきを討ったりという活劇を見せてくれれば、今までの印象を吹き飛ばしてくれるのではないだろうか。ロバート・デ・ニーロ、アル・パチーノ、アンディ・ガルシア出演。

* あ、これは「アンタッチャブル」だっけっか?


Vd: 1999.8.19

「さーて、来週の銀河漂流バイファムは」(クレア): ルチーナ

「ルチーナですぅ。きのうね、マルロと"よふかし"したの。みんなねてから、ないしょでおそとにでてみたのよ。ブリッジにいったら、スコットおにいちゃんがおせきでねてたの。なんだかかわいそうだったから、おふとんかけて、それにふたりでこっそり、おしごとのおてつだいしてあげたの。でも、きょうのおにいちゃん、すごくふきげん。まだつかれてるのね。さて、じかいは(以下略)」

一応、このシリーズは今回で最終回。今までの連載は(種々の感想以外)、あらかじめ書くべきことをを全て用意してから実際に連載を始めていた。この「サザエさん」風次回予告シリーズだけは、もともと連載するつもりがまったくなかったのに、リクエストをいただいて急きょ始めたため、思いつくたびにここに書くという、まさに「連載」だった。
慎重というか小心者の僕は、そういう連載をやりとげる自信がまるでなかったので、やるのを避けていたのだが、はからずもせざるをえない事態になってしまった。
「なってしまった」などと書くと非難めいて聞こえるが、そういうつもりはない。13人分やりおおせてただただ安堵するばかり。最初が1999.5.31(フレッド)だから、ずいぶんと時間をかけたものだ。


Vd: 1999.8.13

「さーて、来週の銀河漂流バイファムは」(クレア): ロディ

「ロディです。実は、歯が1本抜けそうだったんだ。バーツは、俺が抜いてやるぜなんて、俺、そういうの苦手なんだ。それが、戦闘中に歯をくいしばったら抜けちゃったんだ、ぽろっと。だけど思わず飲み込んじゃって、フレッドはトウモロコシみたいかもね、だって。変なこと言うなよな。さて、次回は(以下略)」

下品。食事中のかた、すいません。「トウモロコシ」が何のことか分からなきゃ意味はないです。
歯が抜ける話は、小説で1本書こうかと思っていたんだけど、もういいや。大した話になりそうもないし。14歳だと、もうとっくに全部はえかわっている子が多いんだろうけど、僕はまだ2、3本残っていた。
くどいけど、「トウモロコシ」が何のことか分かるフレッドファンの人は怒りだしそうだ。


Vd: 1999.7.30

「さーて、来週の銀河漂流バイファムは」(クレア): ペンチ

「ペンチです。お料理当番のことなんですけど、いつも男の子同士、女の子同士だとよくないと思うんです。だってほら、おいしいときとそうでないときが違いすぎるんですもの。だからスコットさんに頼んだら、当番表、書き直してくれたんです。でも、あたし、スコットさんと一緒なんですか……? さて、次回は(以下略)」

ということで(1999.7.29参照)ペンチ。笑いはとれないだろうね。スコットは別にペンチの下心を見抜いたわけではなくて、自分がクレアと一緒だとまずいと思ったが、マキだとやっぱりクレアが妬くだろうし(とまでは思わないかも)、シャロンはヤだし、カチュアとだと息が詰まりそうだし(自分だって……)、ということでペンチ(こういう解説が必要なのは、やっぱりいまいちな証拠だなあ)。あ、この当番表がいかにして元に戻るかまで考えてないぞ……。
いや、そういえば、あの当番表はどれくらい公平に仕事を割り当てているのかも不明だ。ロディやバーツもちゃんと料理当番に当たっているのか、それともそうでもないのか。だってあいつらが飯作ってるところ見たとこないぞ。


Vd: 1999.7.25

「さーて、来週の銀河漂流バイファムは」(クレア): クレア

「クレアです。ルチーナったら急に字を覚えたいって言い出すの。マルロに"ラブレター"書きたいんですって。その時は手がはなせなかったんだけど、ペンチが代わってくれたわ。でも、あの子、字を教えるんじゃなくて、ラブレター書くのを代わっちゃったみたい。困った子ね。さて、次回は(以下略)」

あかん、あかんなあ。フレッドのときと同じネタだ。


Vd: 1999.7.21

「さーて、来週の銀河漂流バイファムは」(クレア): シャロン

「シャロンです。オレ、パンツ1枚っきゃ持ってないんだけどよ、洗ってる間どうしようかって考えたんだ。ペンチがうるさいんでよ。で、男モンでもはいてりゃ文句ねーよな。前開いてるけど、別にいーじゃん。けど、フレッドがないないって騒ぐんで参ったぜ。あいつも2枚しか持ってないでやんの。さて次回は(以下略)」

品がない。「サザエさん」ではありえない……(ていうか、あの世界にシャロンは暮せないか)。フレッドもそうたくさんは持ち出したとは思えないよね。なにせ着たきり雀やってるくらいだから。あ、運が悪いとシャロンがはいたのは、第1話ではいてたやつかもしれない。きっとロディ爆笑。


Vd: 1999.7.17

「さーて、来週の銀河漂流バイファムは」(クレア): ケンツ

「ケンツです。ククトってのは妙な生き物がいるんだよな。マキの帽子借りてちょっくら捕まえてみたらよ、変なニオイのガス出して逃げやがって、さんざんだったぜ。帽子は洗濯させられるし、みんなには近寄るなって言われるしよ。俺一人で飯食って、寝袋で寝たんだぜ。ちぇっ。さて次回は(以下略)」

当然ククト星篇限定。


Vd: 1999.7.10

「さーて、来週の銀河漂流バイファムは」(クレア): カチュア

「カチュアです。RVシミュレータ同士通信対戦できるのが分かって、ケンツが勝負しろってみんなにうるさいんです。わたしはつきあってるんですけど、しょっちゅう"YOU WIN PERFECT"になります。本当はわたし座ってるだけでCOMに任せてるんです……。これでタウト星に着けるのか心配です。さて次回は(以下略)」

"YOU WIN PERFECT"は、某2D対戦格闘ゲームで、自分が無傷で勝ったときのメッセージ。いくらケンツでも、COM相手にそれはないと思われるだろうから、彼の名誉のために少々解説をば。
まず、そもそもシミュレータなので、色々とシビア。頭部を破損したら、まず勝てない。腹だったら、即、負け。弾数制限もあるから、彼みたいにやたらに撃つとすぐ尽きる。
ケンツ自身も、相手が女だと「手加減」する傾向がある。そのわりに相手が手加減するのは許さないので、カチュアもCOMの思考ルーチンを最強にセットしている。
ケンツはトゥランファムのガンナーで、パイロットはマキ/カチュアなのでそれほど心配はないけど……。とは言え、ケンツが本当にこんなだったら、カチュアは一緒に操縦していて気が気でなさそう。


Vd: 1999.7.6

「さーて、来週の銀河漂流バイファムは」(クレア): バーツ

まず、おことわり。今回はバーツなんだけど、「バーツです」はすごく変だ。でも「バーツだぜ」という口調は「サザエさん」としてやっぱり変だ。カツオはもちろん、中島も三河屋の三郎も、じん六(バーツとの関係について1999.2.14参照)も「だぜ」とは言わない(次回予告にも出ないけど)。「サザエさん」の住人ってよほど上品な人ばかりなんだね。それはさておき、仕方ないから「です」にしておく。変に思わないように。シャロン、ケンツも同様。

「バーツです。昨日の夜ロディと一緒にこっそり飲んだら、頭痛くて。シャロンとルチーナの声が頭に響いてやってらんないぜ。ロディはけろっとしたもんで、あいつにつきあってるとこっちがマイッちまうぜ。でもよ、何が一番つらいってスコットだよな。やっこさんの声もテンションも……。さて次回は(以下略)」

また「13」っぽいなあ。


Vd: 1999.6.26

「さーて、来週の銀河漂流バイファムは」(クレア): スコット

やあこんにちは、スコットお兄さんだよ。今、僕は千葉県の野田という所に来ているんだ。この町では昔から醤油造りが盛んなんだ。ほら、何だか醤油の匂いがしてこないかな? 今日はこの町の醤油工場にお邪魔して
スコットです。ジェイナスの中だと運動不足でちょっと不健康なんだ。そこで朝、みんなで体操しようと思うんだけど、バーツたちが嫌がりそうだよね。だからクレアに『最近太ったんじゃない』なんて言っておいたら話がまとまりやすいんじゃないかな。実は体操の振りつけももう考えてあるんだ。さて次回は(以下略)」

「13」とネタがちょっとかぶってるね。って言うか「13」のスコットになっているような。


Vd: 1999.6.21

「さーて、来週の銀河漂流バイファムは」(クレア): ジミー

「えと、ジミーです。あ、あの、今日みんなで一緒に縄跳び、やったんだ。だけど、僕、全然跳べなかったし、まわす役もうまくできなかった……。そしたら、ケンツがカチュアと"特訓"してくれて、それで跳べるようになったよ。3回だけど……。さて次回は(以下略)」

はい、おちてません。ヤマもなければ、意味もないです。これが噂のヤオイってやつ? <違う。最初に欲張ってオチをつけたのが間違いだったよ……。「サザエさん」の上を行こうかな、なんてよすんだった。
ケンツとカチュアはジミーを介してつながりがあってもよさそうなのでこんなのを考えてみた。
ジミーの口調は文章ではなかなか再現しにくいが、桂正和がやっている「・」(なかぐろ)で言葉を切るやり方だとそれっぽいかも。これも漫画のセリフだから可能なのであって、こういう普通の文章でやると変だとは思うが。


Vd: 1999.6.13

「さーて、来週の銀河漂流バイファムは」(クレア): マキ

「マキです。あたいとペンチで、気分転換にベッドを交換したんだ。シャロンっていびきがうるさいんじゃないか、ちょっぴり心配だったけど、全然そんなことなかったし、二人でおしゃべりできて楽しかったよ。だけど朝、クレアとカチュアがすごく眠そうだった。3人で夜更かししたのかな??さて次回は(以下略)」

目先を変えてみた。こういうパターンは本編中でもあまりなかったはず。ただし、ペンチは寝相が悪いだけだったような。ペンチがうるさいとしたら、寝言…かな(歯ぎしりも可)。あとよく考えると、ベルウィックで既にばれてるはずだよなあ。
それよりアゾレック基地では全員一つの部屋で寝ていたけど、着替えはどうしてたんだろう? いや、そもそも着替えないで寝ていたような。
次回予告もベルウィック篇やククト篇ではそれにあわせないといけないんだろうなあ、本当は。


Vd: 1999.6.3

「さーて、来週の銀河漂流バイファムは」(クレア): マルロ

「マルロですぅ。クレアおねえちゃんとルチーナといっしょにおふろにはいったんだ。おねえちゃんってママみたいだよね。そしたらバーツおにいちゃんが『いいよなー』っていってたんだ。おにいちゃんもさびしいのかな? おっきいのにおかしいよね。でもね、ぼくがおふろのなかでオシッコしたら、おねえちゃん、すっごいかおしておこるんだ。ママよりこわいよ。さてじかいは(以下略)」

こんなんでいーんでしょうか? 前回は、内容より表現で(「サザエさん」調であることで)ウケをとろうとしていたので、内容に爆笑されてとまどっている。


Vd: 1999.5.31

「さーて、来週の銀河漂流バイファムは」(クレア): フレッド

「フレッドです。『ハイク』って知ってますか? 僕、ブリッジの端末同士、メッセージをやりとりできるソフトを作ったんだ。これなら仕事のふりしてペンチとおしゃべりできるからね。あ、キャプテンには内緒だよ。でもペンチから短い詩がたくさん届くのには参ったなあ、『ハイク』って言うらしいんだけど……。さて、次回は、『新型RV出撃!!』、『ロディ帰還せず』、『囚われのロディ』の3本です」
「あーん…、あらウフフフ、来週もまた見てくださいねー。(ンガンググ)」

いまだに、あの「じゃんけん、ポン」には馴染めない。しかしそろそろ昔のを知らない人もいるらしい。ってのはいいとして、この上なくシンプルな「バイファム」の次回予告、これを普通にやるとしたら、どうなるだろうか?
次回予告のパターンとしては、

  1. ナレーターがしゃべる
  2. 主人公が
  3. 狂言まわしが
が、おおむねだろう。そうは言っても、「バイファム」なら、僕は13人での持ち回りになるんじゃないかと思う。ロディがしゃべるのは前半徹底的に目立ってないから変だし、スコットが次回予告までやるのは出番が多すぎる。ナレーターがしゃべるのは、始めっから次回予告を担当していれば、不自然ではないかもしれないが……。ただ、持ち回りだと1人あたり多くて4回だし、一回りするのにやたらと時間がかかるから、実際には2人でペアを組んでかけあい…が妥当なところだろうか。その場合は、声優さんたちのアドリブに期待。
Vd: 1999.3.26

「勝手な予想」(「ジ・アニメ」特別編集より): ルチーナ

 もう少し大きくなると、魔法を使って「ピピルマ、ピピルマ――」というのは冗談で、まだまだ人格形成もなされていない。とにかく、すこやかに優しい少女になってほしい。
 当のご本人としては、憧れの職業はいっぱいあるらしいが、とりあえずは目の前にいるマルロのお嫁さんになりたい――いや、なってあげようと考えているらしい。それから、当面はお仕事のお手伝いができることが目標である。
わたなべひろしのイラスト: セーラー服を着ている。
芦田豊雄のイラスト: 着物というか浴衣というかを着用。

「勝手な予想」(「ジ・アニメ」特別編集より): マルロ

 このまま大きくなれば、とてもいい大人になれるタイプ。職業は、親の事業をついだりする方である。あまり、コセコセせず、世の中の動きも、常識程度に知っていれば良いというふうで、人をけおとしても出世しようとは考えないだろう。
 とはいっても、まだまだ4歳。この先、どう変わるかはわからない。今のところ、お兄ちゃんやお姉ちゃんが守ってくれているので、持ち前の大らかさは失われていないのが救いである。当面は、早くオネショを直さないと、クレアが苦労することになりそうだ。
わたなべひろしのイラスト: 詰め襟を着ている。
芦田豊雄のイラスト: 「めぞん一刻」の四谷さんが出かける時みたいな格好(ソフト帽とスーツ)。

Vd: 1999.3.25

「その後の13人」解説〜スコット

一番平凡な進路になったスコットだが、誰しもサラリーマンと思うんじゃないだろうか。こればっかりは、わたなべひろしの発想を責められない。多分、一番早く結婚するのも彼だと思う。堅実だし、案外いい奥さん見つけそうだし。ほかの連中は、たとえばロディなんかは、いまだにカチュアに未練がありながらも、ぐだぐだ何をやってんだか、とか。当のカチュアは男なんて目に入らない。クレアは傷心を抱えているし、バーツは…結婚はするかもしれないけど、「家庭」は持てなかったりして。マキはどうかな、教師は職場結婚がありがちなパターンだけど……、個人的にあんまり結婚してほしくないぞ。

わたなべひろしのイラスト: サラリーマン。
芦田豊雄のイラスト: 市役所の平官吏(経理あたり)。(いや、どうしてもそう見える。)

「勝手な予想」(「ジ・アニメ」特別編集より): スコット

 ジェイナス号のキャプテンになる前のスコットだったら、これはもう大手商社のサラリーマン――それも総務課か経理課、または、役所のデスクワークといったところだが、最近は少しばかり違ってきた。環境が人間を育てる好例といえる。
 マジメな部分と、多少の困難にはへこたれない精神をあわせてきた今のスコットなら、将来は小学校の先生なんていいかもしれない。時にはジェイナス号での旅を、子どもに話してやるのだ。ただ、ちょっと説教くさくなるかも……。

Vd: 1999.3.24

「その後の13人」解説〜カチュア

「歩く六法全書」がキャッチコピー、のつもりだったのだが、安易にそういうことを書くもんじゃない。司法試験合格を目指している友人がいるので、うっかりそんな簡単そうに言ってしまうのは気がひける。すまんW、親父(検事)のあとを見事継いでくれ。陰ながら(ここを読んでいるはずがない)、応援しているから。
そう、現実の司法試験の厳しさを考えると、裁判官なんてうかつな発想だった。アニメなんだし、カチュアなら…とは思うのだが。ククトと地球の間に立ってくれる裁判官になってほしい。ただ、15年後ではまだそんなたいそうな役職についているはずもないが。

わたなべひろしのイラスト: 看護婦。
芦田豊雄のイラスト: 大富豪ジミーの2号奥さん。

「勝手な予想」(「ジ・アニメ」特別編集より): カチュア

 将来、地球に住むのか、ククト星に住むのかは、わからないが、できれば、このまま地球人の仲間として、両星の橋わたしとなってほしい子である。あの天才的な能力が、ククトニアン全体のものか、あるいは、カチュア独自のものかは不明だが、それを生かすことになるかも……。

Vd: 1999.3.23

「その後の13人」解説〜ケンツ

連邦軍幼年学校に入学したケンツは、卒業後、若き士官として、憧れのバンツ将軍麾下の部隊に配属される。数々の戦功で名をはせているバンツ将軍だが、猪突猛進の彼はある戦場で、またしても無茶な作戦を。案のじょう劣勢だが、将軍の辞書に撤退の言葉はない。爆風で吹き飛ばされた破片から身をていして将軍を守ったのはケンツだった。作戦は(これもいつもどおり)かろうじて成功し、将軍の胸にはまた一つ勲章が。ケンツは二階級特進。
…はじめはこういう筋書きにしようと思ったけど、やめといた。(くどいようだが)OVA#4に絶望した僕にはもはやこうなるとしか思えなかったのだが、それはかわいそうだ。代わりに兄貴に戦死してもらう。これもはじめは江戸川乱歩の『芋虫』にしようかと思ったけど、戦死より残酷なのでやめ。…よく考えるといつ、どこで戦争やってるのか疑問だ。突っ込まないように(どっかの局地戦か)。

わたなべひろしのイラスト: 軍艦の艦長(?)。
芦田豊雄のイラスト: 刑事。

「勝手な予想」(「ジ・アニメ」特別編集より): ケンツ

 ケンツは、今のところは、大きくなったら軍人になるんだと思っているが、さて、どうなるのだろう。これだけの戦いを9歳にして経験してきたケンツが、本当にものを考えられる年齢に達した時、その答は出るだろう。
 戦闘体験を生かして、軍人になるのか!?あるいは、ぜんぜん別の社会に進むのか!?案外、後者のような気がする。

Vd: 1999.3.22

「その後の13人」解説〜ロディ&フレッド

ロディについては「アーティファム」でのロディを参照のこと。もっともその後の13人が「バイファム」から大体15年後くらいを念頭においているのに対し、「アーティファム」は30年後だし、状況が違っているからシャロンなどは別のことをやっている。
フレッドは、まあ順当なところなのでこれも説明は要らないだろう。プログラマよりカッコよさそうなので(ごめん)。
この時代は徴兵制度がある(今だって多くの国々が行っている)。こういう猶予制度が実際にあるのかしらないが、この世界では家族の場合、一人が余計に長く兵役についていることで、他の家族の負担が免除されることになっている(ということにしている)。ロディは兄貴らしく、フレッドの分を自分が背負った。金にものを言わすこともできるが、設定では父は学者となっていて、「バイファム」で家財を失ったこともあって、そうそう裕福ではない(ことにしている)。だからロディは軍隊の経験はかなりある。

わたなべひろしのイラスト: (RVの)パイロット&浪人生。
芦田豊雄のイラスト: バッタ屋&土方(差別用語?)。

「勝手な予想」」(「ジ・アニメ」特別編集より): ロディ

 いわば、実践学習派のロディは、社会に出ても、同じようにさまざまな経験を基盤にして、一人前になっていくだろう。責任感も強く、肉体、精神ともに反応は鋭敏である。
 やはり、パイロットなどは、ロディむき。しかし、軍関係ではなく、民間航空などがよさそうだ。お客さんも、安心して乗れることうけあい。家庭は、案外平凡になりそうだ。

「勝手な予想」(「ジ・アニメ」特別編集より): フレッド

 才能面では、コンピュータに独特のものをもっている。この方面へ進むのは、本人の希望でもあるようなので、適職といえる。また、内気なところがあるので、外に出るより研究室のような勤務がよいだろう。
 家庭的には、家族思いの良きパパになりそうである。しかし、他人への思いやりが強いのがわざわいして、出世はあまり望めそうにない。

Vd: 1999.3.19

「その後の13人」解説〜ジミー&バーツ

「その後の13人」の未来像では、カップルはいない。その代わりに、こういう二人がいてもいいんじゃないかと。バーツとジミーのコンビは本編中ではなかったはずだが、この場合ジミーが現場で、バーツが経営といった役割分担をしている。13人の中で実業家に向いているのはバーツくらいだと思う(でも牧場でそういう仕事があるのかはよく知らないけど)。飼っているのはククトヤギだろう。
しかし、ククトヤギの乳を搾るにしろ、肉をとるにしろ、ただ飼育するだけではなく、屠殺がつきまとうから、ジミーにはつらいのかもしれない。毛をとるんなら話は別かも…。でもあれの毛なんて、かりに刈れたとしても、売れるんだろうか?
バーツは、……ちょっと話しづらい。えー、頭もおなかもピンチ。肉の食いすぎがたたって、おなかは…、おまけに頭髪も早くも……、やっぱ書かないことにしよう。

わたなべひろしのイラスト: 学者とレーサー。
芦田豊雄のイラスト: 大富豪と屋台のおでん屋の親父。

「勝手な予想」(「ジ・アニメ」特別編集より): ジミー

 この子は、案外頭脳は鋭い。いわゆる学者肌。多分、自然科学――それも、動・植物に関する学問の方面に進むのではないだろうか。ただ、ノンビリ屋でワンテンポずれるところは、大人になってもそう変わらないだろうから、学者バカタイプの研究者が将来像として浮かんでくる。20年後には、どこかの大学の研究室で、がんばっているかもしれない。
僕も始めは学者かなーと思っていた。ただし、専攻は物理学。サライダの後を継いで、ククトの高等教育機関に普通に入り、卒業した初めての地球人ということで、世間の話題になる……といったところ。「普通に入り」なのは、留学などがありそうだから。

「勝手な予想」(「ジ・アニメ」特別編集より): バーツ

 夢はカーレーサーといったところだが、バーツのことだから、無事に両親に会えて、平和が戻れば、即レースに復帰するだろう。ただ、そのままレーサーを職業にするほど、甘くはなさそう。
 自分の経験をもとに、新しいものを作り出す方にまわるかもしれない。彼なら、世間をアッと言わすかも…。

Vd: 1999.3.16

「その後の13人」解説〜マキ

こんな先生になら僕も習いたい。ということで科目は数学で、高校の先生。マキなら男子はもちろん、女子にも人気がありそうだ。だから共学の学校。しかし人気があるのは当然若い間だけだろうけどね。(もっと歳くったらどんなだろうか?)ちなみにモットーは、「教師はサービス業」 。いや、僕の母校の先生がそう言ってたので……。別に割り切った発言ではなく冗談めかしてだけど……。だけど、もし今の自分が高校の時の自分を教えるとしたら、確かにサービス業だって気がする。

わたなべひろしのイラスト: 女優(?)。
芦田豊雄のイラスト: 下水道工事の人(本当に)。

「勝手な予想」(「ジ・アニメ」特別編集より): マキ

 案外、平凡なお母さんも似合いそう。メカに対する才能を生かすなら、コンピュータ関係に進むのか、小型飛行機で、気ままな飛行のできる小さな航空会社に入るのもいい。また、人の命を救う、レスキューなどもマキにはピッタリかもしれない。

Vd: 1999.3.15

「その後の13人」解説〜シャロン

「13」の前半があるので、かなり安易な発想だ。だけど、妙な話だが、全然別の思考経路で思いついた。「パーフェクト・メモリー」のわたなべひろしのイラストだとカチュアが看護婦になっている。しかし僕はこれはあまりよくないと思った。カチュアが看護婦でも、まあ当たってなくはないが、なんとなく恐い。冷血獣(ひどい)って言えばいいんだろうか、冷めすぎていて…(以下自粛)。で、看護婦系をやるんなら…と考えたとき、まずペンチ…ありゃあ駄目だ、自分の失敗を黙っているようじゃ(以下自粛)。となると、シャロンあたりか。血を見ても落ち着いていられそうな雰囲気はある。しかし、シャロンなら、子供相手の方が得意そうだ。小児科医…いやそれよりは産婦人科…、なら助産婦かな、と。彼女ならキタナイものにも(あえてそう言うが)びくともしそうにないし。ずいぶん回り道をしたもんだ。
ところで、助産士ってのは認められないらしい。男の助産婦(?)だ。やっぱり当の女性は嫌なんだって。そりゃそうだろう。

わたなべひろしのイラスト: 踊り子。
芦田豊雄のイラスト: サーカス一座の団員。

「勝手な予想」(「ジ・アニメ」特別編集より): シャロン

 本当の姿は、以外と女らしいはず。一度、誰かを愛したら、コロリと変わって、すばらしい女性になるかもしれない。まあ、このままでも、ユニークなので、タレントなどには向いているかも……。

Vd: 1999.3.10

「その後の13人」解説〜ペンチ

半分ジョーク。文学少女を志していたが、投稿する先を間違えたというか(間違えるか、って?)。同人(誌)違いというか。ただし、「同人」と言ってもパロディ(じゃなくても元ネタありの)ではなく、創作。間違っても「やおい」ではない。
それでも、あんまりだって? でも、もし文学作家を目指したとして、13人の冒険小説を出版しても、一過性のブームで終わってしまう気がする(ちなみに「アーティファム」では、子どもたちはロディが誰なのか最後の最後まで分からないはず)。もし小説家を目指すなら、処女作は絶対この話になるだろうし、それだと才能ではなく話題性で売れてしまう(少なくともそのように世間で認識される)可能性が高い。まあ、漫画でもこの話をやってしまうかも知れないけど、小説と違って描き下ろしはできないだろうから、やるとしたら連載になるだろうし、いきなり連載は不可能だろうし…。
といっても、本職で漫画家するのではなく、主婦兼って感じだろうか。だいたい、プロとアマの境界が曖昧になっている感じの昨今(特にWWWだとあまりその差が意味を持たない)、60年後の漫画界(?)はどういう状況になっているんだろう。
それよりは、ペンチの作柄・作風のほうが気になるか。「キャンディ・キャンディ」ばりの少女漫画がすぐ思いつくが(そんなものは今時絶滅しているかも)、それよりは少年漫画誌で連載する女性作家、のほうが(男の僕としては)好み。岩泉舞とか(マイナー?、女性…だよね)。よく考えると、僕のイメージはどう考えても日本における漫画家だ。欧米だとこうはならないはず。そうは言っても、欧米の漫画って僕の肌には合わないし、そういう漫画をペンチが手がけるのも想像がつかない。いや、それを言い出すと、もともとアニメの登場人物が漫画で自分の冒険を描くのは、何かメタ・ストーリー(?)的なところがあるかも(漫画の中の自分は、また漫画を描いて……無限ループ)。

わたなべひろしのイラスト: 小学校(?)の教師に見えたんだけど、明らかに浪人のフレッドと比べると、大学生ってことなんだろうか? それともあれは高校の制服?
芦田豊雄のイラスト: 路上で「私の詩集」を売る文学少女(?)。

「勝手な予想」(「ジ・アニメ」特別編集より): ペンチ

 文学少女イコール文学者となる例は、意外と少ないようで、多分ペンチも、本格的に作家活動にはいることはないと思われる。ただ、無事に地球に帰りつけば、ジェイナスの記録に、自作の詩をつけて出版するということも考えられる。多分、これは、大ベストセラーになるだろう。
 まだ10歳なので、今後どう変わるか分からないが、まず平凡なOLなどが似あいそう。ただ、やさしい気持ちは失ってほしくない。

Vd: 1999.3.6

「その後の13人」解説〜クレア

まず、このタイトルだが、別に「その後のモモ」からとったのではない。そうではなく、「そのごのうさぎとかめ」という子どもの頃に読んだ絵本だ。昔話の「うさぎとかめ」(競走するやつ)の後でうさぎが笑いものになって、かめに報復するような内容だ(よく覚えていない)。当然、創作童話の範疇に入る。たまたま思い浮かんで名前を借りただけで、内容はまるで関わりないが。

この企画(?)はそもそも「パーフェクト・メモリー」のわたなべひろしのイラストが気にくわなかったので考えた(1998.7.12参照)。イラストでは明らかに専業主婦だ(それとも、まさか家政婦か??)。たしかにジェイナスでは母親役だったが、だからと言って専業主婦なのはいただけない。安直すぎる。
僕の予想は逆にかなり突拍子もない。父親は将校だが、娘を軍隊に入れるような人物には見えない。それにクレアが軍人に向いているとはとても思えない。
キーワードは「恋愛」。彼女は大恋愛をする。相手はスコットではない。だが、捨てられて、結果、失恋する。彼女は傷ついた心を抱えて、しばらく何もできないほどうちひしがれている。しばらくして立ち直ろうとする彼女は全く新しい自分を見つけるため、あえて軍隊に入る……。どっかで聞いたような話かも。どういう恋愛なのかまでは考えていないが、それでもここまで考えたのは、「アーティファム」があったからだ(当時から案を練っていた)。まるで反映されていないが。

芦田豊雄の10年後のイラストでは、クレアは婦警。

「勝手な予想」(「ジ・アニメ」特別編集より): クレア

 できれば、平穏に大人になって、映画か小説のような恋をして、そのままお嫁さんになってほしい少女である。あまり、職業につくタイプではないが、あえて社会に出るとすれば、幼稚園の保母さんか、ジェイナス号の旅をペンチと共同執筆して印税で生活する。

Vd: 1999.3.4

「13人の趣味(私家版)」解説〜ジミー

ごく順当なところだが、「13」を観た後だと「園芸」よりは小学校の生き物係に相当するような言葉(思いつかない)があれば、もっとふさわしいと言える。「パーフェクト・メモリー」ではハーモニカとなっているが、こっちはこっちでごもっともだ。
ジミーはスナフキンに似ている気がすると今思った。ハーモニカと帽子。あ、それだけか。スナフキンと違ってパイプくわえたりしないしね。あいつは結構ガキっぽく見えるくせにパイプふかしてる。もっともあの世界、ムーミンママの弁によると、お腹に気持ちがいいものは体にもいい、だそうで、かなり危ない価値観が通用しているらしい。あのシリーズが『ちび黒サンボ』みたいに出版されなくなるのではないかと密かに気がかりだ。ところで、スナフキンは人間だと思われがちだが、あれは「ムムリク」という種族で人間ではない。ちびのミイも別の種族だが、やはり人間ではない。そういえば、どっかの雑誌で「ちびのミイのスカートの中はどうなってるんだろうか?」とかいう投稿があったっけ。……すいません、「ムーミン」の話ができる機会なんて滅多にないんで、ついしゃべりまくってしまいました。
スナフキンが人間でないということはジミーもそうだったり(アホ)。足の裏に毛が生えてたり。連れがメリーだから、本名はピピンだったり(おい)。これは『指輪物語』だが、今日はどうも「バイファム」度が薄くてよくない。ええい、もういっちょやってしまえ。

「13人の趣味(私家版)」解説〜カチュア

あえて、なしだ。チャーシュー麺をチャーシュー抜きで頼む少女に趣味はいらない。あっ、また別の話になってしまう。でも実際、例えば「君、好きな食べ物は?」なんてきかれても、「わたし何でも好きです」とかいう調子で、相手が会話を続けられなくなるだろうと思っている。なんか、ひどい発言かも。
しかし、カチュアが普通の生活を送っていたとして、普段何をしているか想像がつくだろうか? そりゃあ学校から帰れば宿題はするだろう。家の手伝いもするだろう。だがほかに何を? 例えば彼女はテレビを見るだろうか? NHKの「クローズアップ現代」あたりならおかしくないが、ちょっと待ってほしい。いくらなんでも彼女は小学生だ。ここは「神風怪盗ジャンヌ」(今やっているアニメ)とかになるべきじゃないだろうか。でもそれは不自然だ。やっぱり彼女は普段何をしているかもよく分からないような、生活感のない少女だと思う。
Vd: 1999.2.28

「13人の趣味(私家版)」解説〜スコット

いかん、まるで覚えてない。「パーフェクト・メモリー」どおりに、クラシック鑑賞にしておいたほうが無難だったのかも。別に「13」第22話から思いついたわけでもないし(あれがバードウォッチングしているのでもない)。全員アウトドア系の趣味にしてやれと始めに考えていたから、適当に折り合いをつけたのであって、もともと特に何も考えてなかったのかも。
Vd: 1999.2.19

「13人の趣味(私家版)」解説〜クレア

…何かネタを考えていたようでもあるが、不覚にも忘れてしまった。とりあえずクレアに鞭での乗馬服姿を見たかった。こんなのは僕だけだろうが、芦田豊雄が描くところの彼女の顔だとどういうわけか、そういうカッコが思い浮かぶ。でも、カッコと実際に乗馬するのとでは飛躍があるだろう。彼女は乗馬なんてするような性格なんだろうか? 違うよなあ……。そうはいっても彼女は、料理も裁縫も実はあまり得意じゃないんだし、いったい何が好きなんだろう。しずかちゃんがバイオリンが下手だっていうのもあるし、下手の横好き系(?)なんだろうか。ひどい発言だ。
Vd: 1999.2.16

「13人の趣味(私家版)」解説〜ロディ

ロディには寡黙な趣味が似合う……と思うのは僕だけだろうか。ただ黙々と頂上を目指し、山に登る理由を聞かれると「そこに山があるから」と答える、そういう奴……やっぱ僕だけかな。フレッドとケンカになると、いきなり山に連れていって、ただ山を歩いて、別に話し合うでもなく下山して、家に着いたときには仲直りしている……これも僕だけっぽい。このイメージは「13」の細っこいロディにはあわない。それ以前に10年早いかも。
もし13人の誰かと一緒に登山するとしたら、バーツ、スコットとはあまり登りたくない。バーツはスタンドプレーに走りそうだし、スコットはいささか頼りない。マキならいいけど、「山男」という言葉はあっても「山女」はないんだよね(意味不明)。
Vd: 1999.2.14

「13人の趣味(私家版)」解説〜マキ

これはもう説明不要、というかうっかりしたことは書けない。あれ、下にスパッツはいてるんだよねー、とか(書くなよ…)。ただ、中学生がラクロスをやってるのはあまり見ない気がする、少なくとも日本では。あ、でも"Little Lovers 2nd"というゲーム(Windows95用)では主人公の女の子(中学生)はラクロスやってたっけ。別にこのゲームを持っているのではなく、キャラクターデザインが近永早苗(くどいけど近永健一の奥さん)だから覚えていただけ。
そういえば昔あった"Little Computer People"というゲーム、あれのジェイナス版は面白いかもしれない。オリジナルはApple II版(アップルが昔作っていたコンピュータ)で、日本ではポニーキャニオンから1987年にPC-9800、PC-8800シリーズ版が出ている。ファミコン版は「アップルタウン物語」というタイトルだそうだ。
このゲームは、コンピュータの中の家の住人の生活を観察する、ただそれだけのソフトだ。住人が食事したり、TV観たりする様子を眺めるわけだ。一応こっちから命令も出せるらしいが、時には無視されたりするらしい。「らしい」なのはこれも持っていないから。それはともかく、ジェイナスの子どもたちの日常生活なら見ているだけでも飽きないと思う。ジェイナスの箱庭的な環境と、「バイファム」のキャラ造形はこういうゲームにふさわしい。
さらに、今なんだから"Little Lovers"みたいに、ゲーム内時間を現実の時間にあわせることもできるだろう。おっと、説明しそこねたが、このゲームもやることはかなり似ている。突如居候することになった唯ちゃんという少女と一緒に一年間生活する、多少語弊はあるがやっぱりそれだけのソフトだ。「それ以上」になると……自粛。でもねー、この実時間ってかなりかったるい、というかうっとおしいものはある。やり終えるのに絶対一年かかるし。ゲームのためにこっちの生活を改善(かどうかは人によりけりだが)するのはつらい。いったんハマってしまえば逆になるが。また、"Little Lovers"だと四季にあわせたイベントが用意されているけど、ジェイナスではやれないし。代わりに本編のイベントを時々発生させればいいかな。
そういう細かい話は抜きにして、"Little Lovers"みたいにタスクバーのトレイに常駐できる(ということはWindowsか…)"Little Janus Children"(まんまだ)があったらきっと楽しい。あとは値段が5800円くらいなら最高。
…何でラクロスからこういう話になったんだろう。
Vd: 1999.1.24

「剛Q超児バイファム9」(5)

「別冊アニメディア PART-2」をお持ちの方は、その表紙が、子どもたちが野球のユニフォームを着ているものなのをご存じだろう。このイラストは「アニメディア」の1984年11月号の付録に使い回されていたりする(奥付の発行日からして、逆ではないはず)。それはさておきこのイラストを眺めていたらこういうのを思いついた。
プロテクターを着けているからキャッチャーはスコットだと知れる。ではピッチャーは誰か? はっきりとは分からないが、強いて言えばボールを握っているマキだろう。シャロンとルチーナもボールを持っているが、マキの握り、これは明らかに決め球はフォークと言っている。勝ちにいくつもりなら、クレアでないのは正解だ。しかしスコットが彼女をリードしきれるのか、僕でなくても首を傾げるだろう。サインがあわなくてしょっちゅうタイムをとりそうだ。
(マウンド上。二人ともミットとグラブで口元を隠しています)
「何よお、こんなところで慎重になって」
「だからさ、絶対何かしかけてるって」
「そんなわけないでしょ、こんな早い回に」
「いや、あの監督のことだからチャンスと見たらすぐ動くはずだ。それにあのバッターはなかなかくせ者なんだ。僕が集めたデータによると……」
「あーもう、考えすぎ」

残りのポジションはさっぱり分からない。大体13人じゃ頭数がちょっと多い。ただ、ヘルメットのフラップで、バーツとフレッドは左打ち、クレアは右打ちだと言える。ジミーとマルロは両方の耳にフラップがついている。結構細かいところまでこだわったイラストかも。それにしてもジミーのメットがやたらにデカい…
あとは、フレッドとペンチが肩を組んでいるかのように見える。


Vd: 1999.1.17

「剛Q超児バイファム9」(4)

野球をするには相手チームがなくてはならない。というわけで:
一 デュボア
二 美形ゲリラ
遊 ジェダ
左 ガンテツ
中 アイゼル
捕 通訳
三 ガイ
右 オタ
投 ミューラァ
監督 サライダ
マネージャー メル
補欠 ケイ、ユウ

並び順は打順。ストーリー(あったのか?)は地球とククトの親善のために、13人と、彼らと関わったククト人が野球の試合で親睦を深めるというものだ。大人の多いククト人側のほうが有利そうだが、彼らは野球が初めてだし(ないないづくしだなあ、なんか)、面子の関係上チームワークが最悪だ。「13」が始まる前に考えたため、かなり苦しい人選でもある(後述)。
ポジションには一部だけ意味がある。ピッチャーのミューラァはいわゆる100球エースだ(9回もやらないだろうけど)。肩壊してすぐ引退しそうなタイプだ。打倒ロディに燃えていて「手加減はせん!」などとガキ相手にマジ(ムキ)になっている。おまけに、初っぱなからロディと対決するため、前の三人を歩かせてしまう。しかもロディにはまんまとスクイズを決められて激怒する。
キャッチャーの通訳はもちろん(?)ささやき戦法だ。しかしピッチャーがロディならカチュアが婚約したとでも言えば、ガンテツがカチュアに見えるほど動揺して効果てきめんだろうが、ケンツでは……。
4番ガンテツはご想像にお任せする。
しかし、仮にも一国の元首なのにジェダを草野球につきあわせていいのだろうか。

さて、せっかく「13」ではレギュラーのククトニアンが何人か登場したのだから、彼らを入れないテはないだろう。アイゼル、オタ、ガンテツ(もったいないけど)を抜いて、代わりにホルテ、ルービン、ルルドあたりを参加させればいいんじゃないだろうか。ルービンなんて、走攻守ともうまそうだ。


Vd: 1999.1.16

「剛Q超児バイファム9」(3)

書く順番を間違えた。(1)で触れなかった外野の話が残っていた。触れなかったのには理由があって(忘れただけなんだけど)、内野をわざと女の子ばっかにしたからである。そのほうが見栄えがするからだ。だからバーツとシャロンも入れ換えていいはずなのだが、さすがにそれはやりすぎだ。当然だが、ミットで顔が見えなくなるし、一人だけ向いている方向が逆のキャッチャーは、絶対女の子にはやらせない。
従って、外野はどうでもよかったことになる。あえて言うなら、両翼の二人は期待できないので、センターロディには守備範囲を広くしてもらう。それから、シャロンのほうがまだしも期待できるので(ひでえ)、得点圏に走者がいるときのことを考え、彼女をライトに持ってきた。前から気になっているのだが、彼女は運動は得意なのだろうか?
Vd: 1999.1.14

「剛Q超児バイファム9」(2)

前回はポジションだったので、今回は打順。
1 マキ
2 カチュア
3 バーツ
4 ロディ
5 シャロン
6 クレア
7 フレッド
8 ジミー
9 ケンツ

ピッチャーがケンツという時点で守備では勝ちに行ってないので、攻撃は多少まともに。1番と5番は入れ替えるべきかも。マキならとりあえず出塁してくれそうなのでトップに持ってきたのだが。で、2番カチュアは送りバントに徹してもらおうと(Gの川相)。クリーンナップは、4番ロディは主人公ということで。5番シャロンはあんま期待できない。でもクレアよりは役に立ちそう(と思う)。下位打線は適当だが(クレアとフレッドどっちが働けるだろうか?)、ジミーなんかは意外な活躍を見せたりして……。もしドラフトヒッター有りなら、監督のスコットを5番に持ってきて、ピッチャーのケンツを抜いて、シャロン以下は打順を一つずつ下げるというテもある。スコットは楽だなあ。


Vd: 1999.1.3

「13人の趣味(私家版)」解説〜シャロン

これは小説の伏線。それだけだが、半年もほっておくとは思わなかった。これを思いついたいきさつは既に曖昧になってしまった。何となく、えっシャロンが? というような趣味にしたくて、で、この話の断片(書いた部分も断片だが)もついでに湧いたんだったっけ。ただ突拍子もないだけだと説得力もないから、それをネタに話を書けば納得させられるだろうと。
Vd: 1998.11.30

「サウンド・ノベル」第8話感想

イラストのマキがいい感じ。今回も長め。今度は反省、後悔しきりのスコット。ボスボス枕を叩いているみたい(まさか壁に頭ぶつけてるんじゃないよな)。
僕も「そんな下品な人だとは思わなかった(わ)」。いいじゃん、日記に書くくらい? シャロンはいたずらのネタくらいにしか思っていないらしい。
カチュアがフォロー。いや、そうなんだけど、君は中身を知らないでしょ? 肝心のクレアのセリフが全然聞こえない。あんまり怒ってないみたい。あれ? 何で日記に出てきた女の子の名前を知ってるんだ? 面と向かっていえない分日記に書いていた、って面と向かってなんて絶対言えない。かわいいもん? そうか? マキの言うとおり。
ロディが珍しく長演説。これも言うとおりなんだが、そこらの日記と違うのは全編女の子の話題だけってところ。ロディが言うには、夜中の巡回は「たまらなく不安」で、ましてスコットはキャプテン、昔の戦争がなかった時の自分を思い出すために日記を持ち歩いたと。みんなシュンとなる。しかもジミーが行動に出る。ハーモニカは伏線だったのか。「僕だったら、なんにも考えないで、寝ちゃう」って、おい。
謝りに行きたいスコット。みんな芝居を始める。ボギーに異常発生。……。あのなあ。とにかくまんまとだまされたスコット(この辺、声だけなので旧作っぽい)。仲直り。バイファムのテーマ。またもや声がほとんど聞こえない。で、そこへ敵襲(障害物だけ?)。みんな戦闘配置につき、なし崩しでいつもの13人に戻る。このパターン、前にもあったような。
みんなのセリフにEd.がかぶる。Ed.クレジットもちゃんと出る。つまり絵もある。
Vd: 1998.11.25

「サウンド・ノベル」第7話感想

今回は今までで最長? 「全部、全部、全部」って、まだ言ってるよ。
ママの誕生日、パパは出張中。思い出話。「僕が今想いを寄せているエレン」
絶望の余りスコットはもつれる足どりでブリッジを出て行く。ロディたちはやっと戻ってきた。バーツは弾切れなのに敵をひきつけるという。スコットは日記を取り戻そうと砲座に向かう。
「エレンのことを思うと夜も眠れない」のわりに「今日思い切って声をかけてみた」で、デートの約束をして帰り道にクレアに会ってしまう。クレア曰く、エレンは尻軽らしい。声をかけられると誰でもOKするんだって。
ジェイナスは戦闘中。にもかかわらずスコットは砲撃中のシャロンを襲う。「スケベ!」と本気でののしられつつも、日記を取り戻す。
10kmのウォーキング。クレアは今ごろシャワーを浴びているのだろう。彼女はどこから体を洗うのだろう。……。
マキが全部読んだと言ったのは言葉のアヤだったと知って大喜び。すっかり回復する。しかしみんなは口々に非難する。当然だ。バーツの口調の余りの激しさにスコットは「僕が悪かったんだ!!」と叫んで飛び出す。最後だけは何とか聴ける内容だけれど、そこにいたる過程が駄目すぎ。たとえるなら「サンデー」の久米田康治なみの下品さ。
Vd: 1998.11.18

「サウンド・ノベル」第6話感想

イラストからして最悪。今回はスコットの番宣ナレーションがない。と思ったら、Op.の後だったっけ??
スコットがノートを取りに行こうとしたら(BGM: 「惑星ククト」)敵が3機。スコット、おまえ…そのマヌケすぎる発言、ロディたちよりノートの方が大切なのか??「なんでこんな時に」はないだろっ。「ネボケたこと」のあとに「たおせそおか?」、とどめに「シャロン、持ち場から離れちゃだめだぞ」。
ええっ!?あのイラスト、中学生なのか!?クレアもそういう眼で見ていたのか。ますます最悪。腐ってる。痔??(汚い)「朝夕温度差の大きいクレアド星」。ミレーヌからデートに誘われたと。こんなことを考えている間に、残った1機がジェイナスに迫る。スコットが砲座に行こうとするも、四つ(だったのか)とも埋まっている。
ノートの中身とスコットの持病に終始した。「絶望だ…絶望だ…絶望だ…(エコー)」じゃねえっ。どう収拾つけるんだ? いや、それよりなめきっている。ファンも「バイファム」という作品も。聴くんじゃなかった。忘れたい、忘れよう。
Vd: 1998.11.11

「じゃーん、MGバイファムだぜ!」(ケンツ)〜「2088」から「アーティファム」へ(6)

「2088」が「バイファム」である必然性に欠けているのはすでに指摘されている。実際、「バイファム」を受け継いでいるのはその歴史的前提と子供たちというプロットだけだ。だから、同じような状況を現出できさえすれば、「バイファム」の続編である意義は消滅すると言っていい。たとえば舞台を三十年戦争中のドイツとでもしてカトリックとプロテスタントの子どもたちの旅にしてしまえば、ほとんど同じようなことを実現できるだろう(その方が僕としては楽だ)。
だが、あえて「バイファム」である理由を強調するなら、それはメカニックということになると思う。「バイファム」で子どもたちが旅をすることができたのは、メカニカルなサポートがあったからだ。宇宙を航海するには宇宙船が必要なのは言うまでもないから、あまり納得できないかもしれない。が、「2088」のように地上を旅するにしても、何から何まで自分たちの手でこなせるはずがない。彼らはごく普通の子どもたちであり、身体的に優れているとかいうことはないからだ。
そしてそれは彼らの旅を観ている子どもたちも同じだ。TVの前の子どもたちにも、「背伸びをすればできるかもしれない」と思わせたのが「バイファム」の魅力の一つだったと思う(当時のことは知らないのだが…)。
まあ、だからといって絶対「バイファム」でなくてはならない理由にはならない。適当にSF的設定をでっちあげればすむことだからだ。「バイファム」であってもいい、ということで。ああ、でもRVはいらないよなー。
(今回、ほかの人が言ったこととだいぶ重なっていますね。)
Vd: 1998.11.9

「サウンド・ノベル」第5話感想

今回は漫画風の、コマ割になったイラスト。今気づいたが、タイトル(ウィンドウのやや下の方)が"VFAM13"になっている。
カチュアの焦った声、めずらしいかも。「かくしごとはしないでね」、何もこんなときにそんなこと言わなくても。お気楽に障害物を排除するロディたち。「砲座に知らせろ」なんて言わずもがな。暇をもて余す砲座組。唐突にハーモニカが。マキのリクエスト。新曲(のはず)。でもケンツ&ジミーとマキで2つの砲座にあたっているはずだが。そこへシャロンの無粋なたれ込みが。どうやら前回発見したのはノートらしい。読むなー!!ペンチの時でこりてないのか!?新しい女の子ぉ? あああ、スコットの知られざる一面が……。こりゃあまずいよ……。「積極的」とは違うような。ただの「むっつり」、「根暗」。「クレアド暦」がちゃんとあるらしい。マキ、とめろよ。人の秘密を覗こうなんて(面白いけどやっぱだめだよ)。ジミーも場違いだ。スコットもスコットだ。本気で見そこなった。そんなことを書き綴ったうえ、そんなものを後生大事に……。サイテー。
だいたいこういう話をコメディでやるのは好きくない。スコットのみならず「バイファム」全体のイメージが崩れる。次の回できちっと締めてリカバリーしてくれればいいが、そういう希望的観測は最近ははずれる傾向にある。もうスコットにばらしてしまった。あと3回、約20分どう持たすのだろうか。
Vd: 1998.11.7

「おいで、アメデオ!」(カチュア)〜「2088」から「アーティファム」へ(5)

「ぼ、ぼくジミー……」。「バイファム」の30年後の続編をつくるとなると、13人がどうなったのかを考えなくてはならない。たとえ実際に登場することはないにしろ、旧作からのファンには消息がちらっとでも触れられないのは耐えがたいだろう。彼らの職業については1998.7.12で述べたとおりだ。彼らの平板な人生において職業選択は一大イベントになるだろう。だが、それだけが彼らの将来でもないのも確かだ(結婚について多少言及しているが)。ことにカチュアだけは特別だ。彼女はククト人のもとに残ったあと、願いをかなえることはできたのか。30年の間に結論が出ているはずだ。が、これは僕がこたえるには荷が勝ちすぎる。再会できたにせよ、あるいはできなかったにせよ、結果だけでは不十分だ。しっかりその過程を創りあげなくてはファンは納得しないだろう。小説の一本、あるいはOVA一作に値するような仕事となってしまう。しかも説得力を持った中身にするのはなおさら難しい。例えば、ジェダが国威発揚のために大々的に捜索してあっさり両親が見つかった、というわけにはいかない。よって今の段階では(もしくは半永久的に)カチュアがどうなったかについて考えることを放棄している。
Vd: 1998.11.6

「メンドッちーの」(シャロン)〜「2088」から「アーティファム」へ(4)

1998.6.16で、バイファムの「バイ」は6ではないかと予想した。実はバイファムは開発6番目の機体なのだ(軍の正式採用はネオファムから)。もし本当に6のつもりなら、かなりうまいネーミングである。ごくまれにしか使えないが。では、ディルファムの「ディル」とトゥランファムの「トゥラン」にはどういう意味があるのだろうか? "dill"は英和辞典をひけば一応載っている。あまりいい意味ではないが。"Torun"も(英語の)百科事典をひいたら、ポーランドの町の名前であると分かった。ただし発音は「トルン」とか「トルニ」となるんだと思う。「バイファム」の世界ではみんな英語をしゃべっているのだろう。英語ではだいたい何でも英語読みをするのが慣習だ。町の名前をつけるのは恐らく開発コードをそのまま制式名称にしたのだろう。しかしこれでいくと、ナッシュヴィルファム、カトマイファムなどとてもじゃないが名前にならない。よってこの方法はそうたびたび使えそうもない。つまり新作に登場するだろうRVにはどういう名前をつけようかということなのだが……、あ、上のシャロンのセリフは"Mendocino"のこと。
そういや「香水」のことをどこぞの言語で「パルファム」と言うらしいが("perfume"のこと?)、一時期infoseekでキーワード: バイファムで検索をかけるとどういうわけか、この「パルファム」関係のページまでひっかかっていた。
Vd: 1998.11.5

「タウトにかわっておしおきよ!」(ホルテメル)〜「2088」から「アーティファム」へ(3)

しまった、ククト語で言わなきゃ。月というのは、我々の意識に大きな位置を占めている。南夕子は月の人間なのにどうして血液型がO型なのか、プルーツ波は何故月の光にだけ含まれるのか、セーラーイオ、カリスト、エウロパなんてのは何で登場しなかったのか……そうじゃなくて。例えば太陽と月はよく対に扱われるが、そういう発想はなくなる。クロワッサンとか、月餅(字あってる?)から月光仮面、ソリナリ・ルニタリ・ヌイタリ、ミナス・イシルも。ドリトル先生は巨大化しないし、ベルヌはロケットを予言しない(これはそうでもないかも)。アームストロング(だっけ)は、「これは小さな一歩だが、人類にとっては偉大な一歩だ」(正確ではないかも)と言っていないだろう。それはおろか、太陰暦という発想もなくなるし(「月賦」とかの「月」(month)という概念もなくなる)、潮の満ち引きもない。つまり月とかかわるあらゆる現象や、言葉、概念がなくなる(使えなくなる)のだ。それはかなり異常なので、クレアドは月を持っていることにする[*]。元々あるかないか分からないから、別段かまわないだろう。ククト人はコロニーに長く住んでいたから、月なんてなじんでいないんだろうな。彼らは地球人とはかなり異なった意識構造を持っているのかもしれない。

* クレアドに月がなかったとしても、そこまで極端な結果にはならない("month"という言葉がなくなったりはしない)。が、クレアドで生まれた子供にとっては「月」が何なのか分からない。


Vd: 1998.11.4

「サウンド・ノベル」第4話感想

今回は時間が短め。またスコットの声が……、会いたかねーよ。
「写真集」だったのか。また例の部屋に閉じ込められていたのか。スコットが何叫んでるのかちっとも分からない。キャプテンともなると隠しごとはできないらしい、つらい立場だ。バーツも意地悪だ。またもや地球軍の戦艦の残骸が。「マリンシャーク」だって。うれしそうに言うなよ、ケンツ。障害物の排除に乗り出すロディ、バーツ。ケンツがせっかく危険を案じたのに、「軍曹が援護すれば」とおだてるのはかわいそう。シャロンは男子用トイレで用を足すとは……、効果音が……(赤面)。ズボンで手を拭くなって。何かを見つけた模様。男が女子トイレにいたら大ごとだけど、女の子が男子トイレにいてもあんまり騒がれないもんな、不公平というか。あ、もう終わっちゃった。
Vd: 1998.11.2

「遠い遠い、イプザーロンより遠いお星様」(?)〜「2088」から「アーティファム」へ(2)

イプザーロン系が地球から四十余光年離れているのはあまりに有名だ。この距離を航海するのにどれくらいの時間を要するのだろうか。
スコット 「……動力機は低温核融合路を2基、つみこんでいる。超光速航行用エンジンはJ-TECH・22型を使っている。最高速度は0.14C。」
マルロ 「れいてんいちよんしぃって、どれくらい早いの? 自動車? バイファムより早いの?」
スコット 「エーと、0.14Cというのは、つまり光速の14パーセント、つまり秒速4200kmにあたるわけだ。当然、バイファムより早いよ。」
バーツ 「ところでスコット教官。もし、ジェイナスでイプザローン系から地球へ向かったとすると一体、どれくらいかかるんだい?」
スコット 「そうだなァ、エーと。半年間の加速をかけて、減速にもやはり半年、超光速飛行は一定速度に達しないとできないけど、所要時間は一瞬だからな。つまり約一年間かかるわけなんだ。……」
(「スパークリング・バイファム」より)
「最高速度」というのは実にうっかりした表現だ。だが、速度のことについて考えると非常に厄介なことになるので[*1]ここではしない。超光速飛行の理屈も不明だが、確かなのは、ジェイナスで地球・イプザーロン間を旅すると1年かかる(船外時間で)ということだ。光の40倍以上の「速さ」[*2]ではあるが、かなりの時間だ。このことは十分考慮した上で「2088」を書いたつもりだったのだが、ジェダに地球を訪問させたのはまずかった。2年以上もイプザーロンにいなかったら、新政府は崩壊の憂き目にあうだろう。だが、それを言い出すと「バイファム」でもこのタイムラグを計算に入れていないような部分は見受けられる。ベロアは2年もジワイメルウ基地で「我慢の子」をするつもりだったのか、ローデンはどうしてそんなに早くイプザーロンにたどり着いたのか……。この矛盾を解決するには以下の設定のどれかをつけ加えればいい。
  1. 超空間通信によって(ほぼ)リアルタイムでの情報伝達を行える。
  2. ジェイナスは老朽艦だから、2058年当時にはもっと速い艦が就役している。
  3. 前記両方。
個人的に「超空間通信」は「バイファム」にそぐわないと思う(そう思うのは僕だけでは無いようだ)。だから2058年では最短6ヶ月、2088年には4ヶ月で結んでいることにする。これでもまだ変だけど、ジェイナスの所要時間との兼ねあいがあるので、これ以上差をつけてもつじつまがあわなくなる。

*1 以下を参照のこと。

……女の人の運転する自動車が白バイにつかまった。巡査が彼女のところへやってきて、こう言う。「奥さんは時速六〇マイルで走っていましたね!」彼女は言う。「そんなはずはありませんよ。まだ七分間しか走っていないのですよ。おかしいですね――まだ一時間も走らないのに一時間六〇マイル走れるはずはないじゃありませんか?」 もしも諸君が警官だったら何と答えるか? ……我々はこう言う。「奥さん、我々が言うのはこういう意味なのです。あなたがいままでどおりに走り続けていったら、次の一時間に六〇マイル行くだろうということなのです。」彼女は言う。「さあ、私はアクセルを踏んでいませんでした。車のスピードはだんだん落ちていました。ですからいままでどおりに走りつづけても、六〇マイル行くはずはありません。」……さっきの女の人はこうも言える。「いままでどおりに一時間走ったら、街の突き当たりの塀にぶつかってしまいますよ!」我々が意味するところを説明するのは、そんなにやさしいことではないのである。
(『ファインマン物理学I 力学』坪井忠二訳より)
こう書くとえらくかっこいいが、『困ります、ファインマンさん』からの孫引きだったりする。
*2 そしてジュドー(の子孫)の5000倍の速さだ。
Vd: 1998.11.1

「2088」から「アーティファム」へ(1.3)

まだ他に食料生産の方法はあった。人工的に農業(など)に適した環境を作り出して、そこで栽培、飼育を行うというやり方だ。ジェイナスの菜園と同じだ。
だが、これはどれくらい可能性があるのだろうか。ベルウィック上でやるのは、あまりにコストがつきそうだ。やるならむしろ衛星軌道上などの宇宙空間の方が一定不変の環境を得られて好都合なのではないか。などと考えるとこの案に説得力が出てきてしまう。個人的には、各惑星が自給自足した状態は、惑星間の人やモノの動きが止まってしまうので、それは避けたい。
ベルウィックの全人口(それも年々増え続けている)を養うだけの大規模な構造物を宇宙空間に建設・維持するのはバカバカしい。それよりはクレアドから輸入した方が安上がりだ[*]ということにしよう。

* 地球から輸入するときとは話が別。超光速航行をしないので。


Vd: 1998.10.30

「2088」から「アーティファム」へ(1.2)

ご存知のように、「バイファム」中で描かれるベルウィックの気候はおよそ農業に適しているとは言えない。だが、地球からの輸送で全てまかなうのは現実的ではないだろう。では入植者たちはどうやって食べていたのか。まず、食料生成プラントで人工的に(高度な加工をともなうという意味で)生産するという方法が考えられる。原料はあまり想像したくないようなもので、それを元が分からないように加工して食料にするというやり方だ。アゾレック基地で子どもたちが食べていたものを見るとそんな感じもするが、どうもあまり「バイファム」らしくないように思う[*]。ということで「ギャンザーの唐揚」の線で行きたい。
「アーティファム」では、さらにイプザーロンの他の惑星から輸入しているということにする。初めはククト、後にはクレアドだ。従ってクレアドはベルウィックの食料庫のような役割を持つ農業惑星という設定だ。ただしクレアド固有の動植物を保護する観点から、地球の家畜や栽培植物の持ち込みは制限されている。
いづれにせよ、こと食べ物についてイプザーロンの「地球人」は全く地球には頼らない。また地球ではなくイプザーロンの産物を毎日食べているのだから、調理法や味についての嗜好も「地球人」とは異なってくる。つまり文化的に自立(自活?)していると言いたいのだが、それがどういう結果を招くのかは本論に譲る。

* ただし、コロニー生活をしていたククトニアンは人工食料に頼っていたと思われる。


Vd: 1998.10.29

「2088」から「アーティファム」へ(0)

1998.10.28でタイトルを変更したのにあわせて(?)、「2088」を近々改稿する。「2088」にはいくつかのアラと、色々と足りないところがあるからだ。この改訂にあたっての「予習」めいた記述を何回か掲載することにする。(それにしても10月中に発表するはずだったんだが…)
Vd: 1998.10.29

「あなたの大好きなギャンザーの唐揚げを作ったのよ」(ミレーユ)〜「2088」から「アーティファム」へ(1.1)

「そんなもんで俺の機嫌はとれねえよっ!!」
「そんなこと言わないで、ね、お願い、食べてちょうだい」
「うるせえっ!!」
「あっ、待ちなさい…、待って、バーツ…!!」
「ほっときなさい、甘やかしたりするとつけ上がるばかりだ」
「いいえ、マーク、あの子には母親の愛情が必要です。私では役不足かも知れないけれど、あの子の心を開いてみせます」
おっと、そういう話ではなくて。でも最後のミレーユのセリフ、なんだかホルテみたいだ。ホルテにミレーユの面影を見い出すバーツ、しかし彼はそれを口に出すことはできなかった……。「13」のまともな小説!?結構いいかも。そういう話でもなくて。ベルウィックに植民した人々はどうやって食糧を手に入れたのかという話をするはずだったのだが、忙しいので続きは今日中には書けないかも。
Vd: 1998.10.26

「サウンド・ノベル」第3話感想

…またエロ本ですか、はぁ。星山博之も堕ちたもんだ(失礼)。今回、あまりきれいなおねえちゃんではないような。しょせん、芦田豊雄の言う「絵を描かなくていーかわりS・ライブにはお金が入ってこない」(「ワタル」のラジオドラマについて、「Out」'91年12月号より)企画だからかな。スコットの声が暗いのは……、やっぱり今回の内容が…。
「つきあいが長い」。「やだ、あたしたちそんなんじゃないわ」「はあ? ク、クレア、あんたまさか、あのスコットと……」「違います!!」。本当に航海日誌なのかあ? いいわけがヘタなのは、って納得するなよ。写真集ねえ。やっぱり言わんこっちゃない。「やらしい」って言い方がヤだ。「しょうがない生き物」はないでしょ、ひどい。そんなことより、今(ジェイナスの中で)こういう話をやると破綻しませんか? 旧作第39話がだいなしじゃないですか?
声のバランスが相変わらず悪くて、ほとんど筋が分からない。どう「誤解」だったんだろう? 「悪いこと」ってとてもそうは思えない口ぶりだ。「万年筆」の方がまだありそうかな。「後悔日誌」なら読まれちゃまずいかも。「公開日誌」のはずはないし。
Vd: 1998.10.19

「サウンド・ノベル」第2話感想

だああっ、なんだこのイラストはァァ! あまりのことに泣きたくなってきた……
しかも!、何でOp.をまた流すかな……手抜きと思われるぞ。どう考えても接続時間の無駄づかいだし。「今を元気に生きよう」ってすごく刹那的な気がする。
マルロがケンツを呼び捨てに……。ケンツは自動小銃が命より大切なのか。モデルガンじゃないんだろ?、危ないなあ。ブリッジの見張り役は交代じゃないの? やっぱりミルクあるんじゃん。ひょっとしてこれもメリーの? 一応「銀河漂流バイファム13 〜 スコットの後悔日誌 〜」だし。耳かきで涙は単にほじりすぎただけだったりして。ペンチがまたアヤしい女の子に。でもイラストとあっていないぞ。腹巻きぃ? 今どきそんなもの(2058年にはメジャーなのかな?)、って目撃者がいる? シャロン、物まねもうまいぞ。フリル付きってガーターの間違い……失礼。結局両方とも使っていることは既成事実になってしまったような。あ、耳かきはいいのか。相変わらず声のバランスが悪い。マルロ、ルチーナ、年頃の男の子の部屋をあさるとロクなことにならないと思うよ。
Vd: 1998.10.12

「ウソつきはドロボーのはじまりってパパがいってた」(マルロ)〜「サウンド・ノベル」特番感想

ちょっとキツい見出しかな。サンライズのページでサウンドノベルの特別番組を聞いている(現在進行形)。「CDドラマじゃない」なんて言っておいて、声優さんたちはそう言ってるじゃないかよ。おまけに植田氏まで。そりゃまあ、CDにする時はrpではないにせよ。(おや? これってローカルに保存できないのかな?)
周囲の雑音がうるさくて聞きにくい。特に最初の野沢雅子さん(直接見てしまうと「さん」づけになる)なんて何を言っているのかさっぱり。保志さんの後ろで目立っている(失礼)鳥海氏のテンションは相変わらずだ。ケイトさんも出るの!?、なんてね。手塚さんはマキに雰囲気が似ているかも(ほめ言葉)。50年とは嬉しい。マキ本人に(?)「マキちゃん」って言わせたい。ありゃ?、笠原さんと富永さんは?
サウンド・ドラマ以外にもまだやる気はあるらしい。みんなそんなこと言っている。
Vd: 1998.10.12

「時間稼ぎとはセコいぜ」(バーツ)〜「サウンド・ノベル」第1話感想

これまたキツい。でも、8分しかないのに、1:30のOp.をそのままつけるかよ!?あ、でもノン・クレジットだ。今回だけならいいけど、次もやるとしたら許せないぞ。Ed.がなかったから、全話通してリニアー(使い方が違うかも)ということか。
「親たち」って言わないで。ダイジェストはもういいってば。「奪い返す」…?
ははあ、やっぱ風呂上がりなのね。おおっ、ちょっとマジでケンカ? おおっ、しかもシモネタ。
クレアの声が聞き取れないのは、伏線? マルロ・ルチーナも。どうやら技術的な問題らしい。
ああっ、スコットがいつもの、というか「13」の彼だということに最後までどうとも思わなかった。馴れてしまったのか……

というわけで今日はリアルタイムで聞き書きしました(更新もリアルタイムです。直接書き込んでいるので)。普段TVで観る時もこんな感じで突っ込みを入れながらです(む、口調が丸くなってしまった)。それにしても大学のパソコン室で聴くのは、イヤホンとはいえドキドキする。


Vd: 1998.8.30

V計画(完成)

というわけで、今"HELLO, VIFAM"TV版を聴きまくっている。ただ、何故か1曲だけ、HDDに書いた段階で、曲が始まるところでちょっとノイズが入っているのが不思議だ。それにしても74分に26トラックも入っているCDというのも怪しい。
今度はドラマ編その他もCD-Rに保存して、バックアップを完成させねば。もっとも、CD-R作成は別のマシンで行おうと準備している。メインマシンでCD-Rを焼くのは不便で仕方がない。が、そのマシンを整備しなくてはならないので、それが面倒くさい。
Vd: 1998.8.29

V計画(承前)

「承前」でいいのだろうか? 後ろにあるんだし……
そんなことはどうでもいいとして、残り70分を埋める曲の選定だ。どうせなら、「音楽集」には入っていないものにしよう。それにはバックアップの意味がまずある。そしてCD-BOXは本来桐の箱にでも入れて後生大事にしまっておくべきだから、そうおいそれと聴くわけにはいかないということだ。そこで、DISC1からはOVAの歌曲を選ぶ。これらはOVAの音楽集がまだ手にはいるような気がしないでもないのだが、かといって買う気もしない。DISC2はパス。「音楽集」に収められているBGMだけなので。DISC3からは後半の名場面集以外を。DISC4は前半がモノラル録音なので、後半のみを。
とすると、74分をぎりぎり越えてしまうことが分かった。仕方ないので、どちらかというと余りそそられない、DISC4収録のOVAのBGMを1曲、「再会、そして…」を削ることにした。それにしても26トラックもあるとは……
どういうわけか等速でしか音楽トラックを読み込めない環境なので、HDDへの吸い出し作業がとてつもなくしんどい。ただ待っているだけだが。一応使用している機器、ソフトを書く:
SCSIボード: I-O DATA SC98 (BIOS Version 1.07)
CD-Rドライブ: Pinnacle RCD-1000 (Rx2, Wx2)
書き込みソフト: Adaptec Easy-CD Pro 95
お気づきの方もいると思うが、マシンはPC-9800である。しかもSCSIホストアダプタは数年前に発売されたもので、Cバス(PC/AT機におけるISAのようなもの)だ。そのうえCD-Rドライブは明らかに日本製ではない。こういう妙な組み合わせでも何とか使えて(SCSIなのだから本来そうあるのが当たり前なのだが)、倍速書き込みまでできてしまうのは結構嬉しい。なおHDDはSCSI 1GBytesをCD-R用のデータドライブにあてている。
ただし、I-O DATAのドライバを使うと、何故か「SCSI通信エラー」が頻発して使い物にならないので、NECの互換ドライバ(逆だ)を使っている。このドライバ、「DMAモード」と書いてあるけれど、本当にそうだったらとてもじゃないが、等速書き込みすらできないと思うのだが。
Vd: 1998.8.28

V計画

たいそうな名前だが、単にCD-Rに「バイファム」の音楽を焼こうというだけだ。念のため、個人で楽しんでいるだけなので、JASRACにケチをつけられたりはしない(はず)。
きっかけは、"HELLO, VIFAM"のTV前半バージョンを存分に聴きたい、という欲求。だからまずCD-BOXのドラマ編に入っているそれを切り出した。ついでに、これもたまたま入っているという感じの"THE ASTRO ENEMY"のカラオケ版(モノラルだけど仕方ない)も同様にWAVにしてHDDに置いた。両方ともうまくいくにはいったのだが、自分のPCの非力さを改めて痛感させられた。スペックはというと、
CPU: Pentium 133MHz
メモリ: 48MBytes
HDD: 1.2GBytes(E-IDE), 850MBytes(E-IDE), 1GBytes(SCSI)
で、使用OSはWindows95だ。EmEditor(エディタ)、Netscape Navigator、一太郎、Tera Term Pro(通信ソフト)などを日常使っている分には全くストレスはないのだが、たかが2分程度のWAVファイル(といっても結構なサイズなのだが)をサウンド・レコーダで編集しようとするだけで、ファイルを読み込むのにすらやたらに時間を要する。よく考えると、普段このマシンでやっている作業など、隣にある486マシンでもできてしまうことばかりだ。だって、レポートを書くとか、メールを書くとか、プログラムを書くとか、「書く」ことばかりだもんなあ。
それはそれとして、この2曲だけだとあと70分もあるので、当然他の曲も一緒に入れようと思う。実はまだ、さてどうしようと思案しているところだ。
Vd: 1998.7.17

13人の趣味(私家版)

ロディ: 登山
マキ: ラクロス
スコット: バード・ウォッチング
クレア: 乗馬
シャロン: ピアノ
カチュア: なし
ジミー: 園芸

1998.7.16で書いた「パーフェクト・メモリー」の設定には納得できないところがあるので、代案を個人的に考えてみた。と、スコット、ジミーはあれでもよかったんだけれど。これもまた一人一人のコメントはネタが尽きた時のためにとっておく。
全体的に、イメージ先行。健全な趣味が多いのは自分の不健全さを反映して。"Mens sana in corpore sano."っていうし、13人にはまともな趣味を持ってもらいたい。そういえば、この格言はもともとはもっと短かったんだっけ。


Vd: 1998.7.12

その後の13人

ロディ: カメラマン
スコット: 商社勤務
バーツ: 牧場経営
クレア: 軍属
マキ: 高校の数学教師
カチュア: 裁判官
ケンツ: 民間宇宙船のパイロット
フレッド: 工業デザイナ
ペンチ: 漫画家
ジミー: バーツと一緒に牧場経営
シャロン: 助産婦
ルチーナ: ?
マルロ: ゴッドファーザー(1999.8.23追加)

13人の将来について考えてみた。みんな普通の大人になるのが妥当だろうし、そうなってほしいと願っている。それでも全員ホワイト・カラー、ブルー・カラーではちょっと寂しいので、少々ひねってみた。本当はこんなにばらけたりしそうにないが。「パーフェクト・メモリー」のわたなべひろしのイラストともかち合わないようにした。あれはあまりにありきたりすぎるので。2059年の半年かそこらの彼らの印象だけで将来が決まるほど、彼らの人生は安直ではないはずだ。全員にもちろんコメントがあるのだが、一度に書くのはやめて、ネタが尽きたときのためにとっておく。こすいやりかたでごめんなさい。ルチーナとマルロだけ書いておく。4歳の子どもの将来なんてちっとも想像がつかないので、考えないことにしました。それと、ゴールインしたカップルはいません。一組みくらいいてもよさそうだけど、誰がもっとも適当か迷ったので。


Vd: 1998.2.24

「剛Q超児バイファム9」(1)

13人で野球チームを作ったら面白かろうとふと思う。 そこで考えたポジション:
監督: スコット
マネージャー: ペンチ
ピッチャー: ケンツ
キャッチャー: ジミー
ファースト: クレア
セカンド: バーツ
サード: カチュア
ショート: マキ
レフト: フレッド
センター: ロディ
ライト: シャロン
補欠: マルロ、ルチーナ
なんでケンツがピッチャーかというと、目立ちたがりやだから。それに彼はサウスポーなのだ。ジミーともいいバッテリーになるかも。目立ちたがらないジミーにはミットをかぶるキャッチャーはうってつけだし。しかしジミーの体じゃクロスプレーには弱そうだ。
ファーストがクレアなのは一番楽そうだから。
バーツとマキには息のあった二遊間コンビを組んでもらう。
サード・カチュアはきっとバントのゴロの処理がうまいことだろう。カチュア・マキの三遊間コンビもいいかも知れない。
…こうなると一二塁間に不安が残る。まあスコアリング・ポジションに、ランナーが行かない限り大丈夫かな(おいおい)。そうなると、セット・ポジションのケンツも心配だ。すぐ盗まれそう。卑怯でも盗塁はれっきとした戦法なんだぜ、ケンツ。ジミーのフォローに期待。
マネージャーのペンチは絶対なんか失敗する。
マルロとルチーナは補欠。でも何とか活躍の場を与えたい。
監督のスコットは選手兼。真打ちは最後に登場する。
チーム名は「ジェイナス」。複数形じゃないけど(しようがない)。

しかし相手チームはどうしようか…打順も。