VIFAM diary archive vol.5

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1999.3.6

巷で好評を博しているMAGIさんのマキのイラストがえっちっぽい理由を一つ発見。マキに限らず子どもたちの胸元だけど、「バイファム」制作当時、芦田豊雄は、「Tシャツのエリはなるべく上にあげること」と指示している(「パーフェクト・メモリー」p.159参照)。MAGIさんのはかなり下めに描かれているので、本編より色っぽい(あの姿勢だとああなるのかもしれないけど)。「ジ・アニメ」のムックのp.47のマキ(多分西島克彦・画)も同じ理由で色気がある。この場合は前をはだけているのでもっとだが。「13」ではたしか描き忘れていたこともあった。

「その後の13人」解説〜クレア

「勝手な予想」(「ジ・アニメ」特別編集より): クレア

お買い物

題名/名前定価価格コメント
『B&R非公式ガイドブック』?900紀伊国屋は男性向け同人誌は置かないのだろうか?

今日で通学用の定期券の有効期限が切れてしまう。そこで通学の沿線にある古本屋をしらみ潰しにまわろうという、かねてよりの計画を実行に移した。半日以上費やしたのに、結局全30店ほどのうち(僕が把握しているのは、の話)、21店しか行けなかった(しかもうち1軒は店休日)。色々買うには買ったのだが、「バイファム」関連はなし。新宿の紀伊国屋で上の本を買った後、とんぼ返りした。かなりバカっぽい。ある店に湖川友謙の『アニメーション作画技法』(うろ覚え、創芸社)という本があって、もう少し安ければ買ったのに。900円だったから見送った。それにしても疲れた。


1999.3.5

13人の苦手

「13人の趣味」の解説はそんなにマジメにやっているつもりはなかったんだが、次は「13人の苦手」をやれとリクエストが。なるほど、と膝を叩いたのだけど……意外と難しい。シャロンは設定で偏食ということになっているからいいとして、他の連中はと。とりあえず、ケンツ: 母ちゃん。あ、シャロンはオバケ話が苦手ってのもあった。
音痴、方向音痴、自転車に乗れないなどは全部スコットに行ってしまいそう。問題発言だけど、まさかロディが音痴とかじゃ誰も承知しないだろうし。ペンチはカナヅチぐらいなら可能か。かわいい子が泳げないのは、フレッドあたりに教わる話ができる(「13」の第16話のプールは怖くない程度の水深だった)。マルロならまだ自転車に乗れなくても変じゃないね。
妙に細かいのも駄目っぽい。バーツは電車が止まるときのブレーキの臭いが嫌い、とか。僕は好き、って変?、というかそれ以前にあの時代にそういう臭いを発する電車が走っているとも思えないか。バーツは歯医者が嫌いっぽい気はするが。安易な連想だ…。
まあ、もうちょっとちゃんと考えます。(ネタ提供ありがとうございます。)

「13」観終えて(おまけ)


1999.3.4

「13人の趣味(私家版)」解説〜ジミー

「13人の趣味(私家版)」解説〜カチュア

MAGIさん(こう書くと何も変わっていないようだが)のところのURLが変更になった。vifam.comじゃないのは返すがえすも残念だが、致し方ないところではある。で、このページから張りまくっているリンクを変えなくてはならない。しかし何となく勿体ない気もする。せっかく日記なんだから同時代性があって然るべきだと思うのだが。後から読んだときに、あの頃はこうだったという感じを得られるのが日記ではないかと言いたいのだ。勝手な話なので駄目なら張り直します >MAGIさん。

おととい(1999.3.2)の文を読むと分かるように、僕はホークスファンだ。生粋の関東人の僕がなぜそんなかつての在阪球団、今は福岡に本拠を置くチームのファンをやっているか。それは弱小だから。応援する以上はある程度弱くないと。というのは半分冗談で。小学生の頃、再放送で「侍ジャイアンツ」を観ていた。あれに登場する野村克也、あれがえらく格好よく見えた。かなり変だが、真っ向勝負せずに知力で勝つというのだろうか、そこがたまらなかった。それ以来ホークスファン。どっちかというと野村ファンじゃないかって気もするが。

お買い物――ちょっとだけ「バイファム」な書籍/雑誌(16)

題名/名前定価価格コメント
『キネマ旬報別冊 動画王 vol.1 決戦! 巨大ロボットアニメ』18001000なんか高い。

「バイファム」は、お決まりのモノクロ見開き2p.で、無難な紹介。と、思ったら画面写真のキャプションに重大な誤りが。「主人公のロディたち。」、そこに映っているのはバーツだ。
この本のおかげで「亜空大作戦スラングル」の存在を思い出した。いや、存在は強烈に覚えているのだが、情けないことに名前が全く思い出せなかった。このアニメは「バイファム」と同じ1983年に放映されていたのだが、とにかく無茶苦茶楽しみにして毎週観ていた。(珍しく観ることのできた)最終回も覚えている。でも作品全体の内容は、となるとやっぱり当時は分かっていないで楽しんでいたことになる。再放送しないかなあ、無理だろうなあ。
かの「ダイアポロン」も紹介されていて、そこで芦田豊雄の絵柄について触れられている。彼の絵柄が何回か大きく変わったことはやはり有名なようだ(「ヤマト」->「バイファム」->「ワタル」)。


1999.3.3

「バイファム」第3話感想

1998.1.28に買ったCDで、ヤマギワのポイント・カードにポイントが溜まったのだが、今のところここで買い物をしたのはこれが最初で最後である。何がまずいかというと、ポイントは最終利用日から1年しか持たない。後の祭り。

1999.3.2

今度の「13」のビデオジャケットは、コクピットのロディと、モニターに映ったネオファム。ところで先月のは、雑誌でしか見てなかったのでよく分からなかったんだけど、ネオファムの手でプールをつくっていたのか。しかしあの広さ(狭さ)に、ああして一緒に入ってるのって……。

「バイファム」が2058年の話なのか、59年なのかいまいち曖昧だと思っていたが、放映されたのが昭和58-59年だと気づいた(ひょっとして周知の事実なんだろうか?)。だから、少なくとも第1話の時点では2058年ではないだろうか。ただし、「バイファム」の場合、「あれだけ激しかった敵の攻撃がここ二三日急に止み」(第22話)、「ジェイナスを離れてから4日」(第36話)といった説明が多いので、旅そのものは1年かかったのではないはず。……ということは、「アーティファム」放映まで、あと14年はかかるのか……。その頃には「アーティファム」の設定は陳腐になってるだろうけど。平成88年ってのは、なしよ。

昨日(1999.3.1)の「たわごと」に少々説明を(あれだけだと誤解されそうなので)。僕もホークスの投手陣の勝ち星を予想するタチなので(注: ホークスはここ四半世紀優勝していない)、しょっちゅうそういう想像を楽しんでいる。でも、それをまじめに論考し出すと、かなり虚しい。一歩さんがやっているくらいが限度だろうか。
え、「アーティファム」? あれは方向性がちょっと違うと思うのだが、駄目? まあ、自分でも何やってんだろって思ったしぃ。と、言いつつ、一歩さんにいただいているメカの案、忘れているわけではないので、そろそろどうにかします。
ああ、だけどプロ野球だと、そういう想像してもどうにもならないけど、対象が元々フィクションなら、自分で本当に書いてしまえってことはできるね。でもそれが正統になるかどうか(ファンに認知されるか、etc.)を考え出すとやっぱり虚しい。ということで、これも前に書いたけれど、オフィシャル(正統)の作品を送り出せるスタッフ・サイドは、もっと気合いを入れるべきだ。


1999.3.1

一歩さんのすごいところは「13」を「失敗」と言い切っているところ。お役人的な僕は、そういう発言は巧妙に避けていたりする(小利口だ)。で、こうしたら「13」はよくなる論は、よくある「こうしたらタイガースは優勝する」になる気がして……。一歩さんの論は僕の考察(愚考ながら)を踏まえた上でのことなのだが。それに何にせよ(僕の文章も含めて)、ファンのたわごとであるのは同じで、その対象がプロ野球チームかTVアニメかの差しかないとも言える。どうせ我々には観客席から観戦しているしかないのだ。いやまあ、野球の方がスタンドでベンチに向かってじかに反応を伝えられる分、恵まれている(いた)のかも。
なんて書いていたらMAGIさんにも感想をいただいてしまった。感謝^2。…続きはお待ちを。と思ったけど、掲示板に書いたから、いっか。といいつつ、思いついたので。「13」は「うる星やつら」よりは「美味しんぼ」、「コータローまかりとおる(新・旧)」(といいつつほとんど読んだことないけど)、「ジョジョの奇妙な冒険」(第3部以後)に近いのかもしれない。特に最後の「ジョジョ」は第1、2部と「バイファム」、第3部(以後)と「13」というように比較すると、読んだことのある人には分かりやすい。波紋とスタンドの話じゃなくて、第3部(第4、5部はあまり読んでいない)の旅の進め方はそれまでの冒険とはまるっきり違うということだ。「13」も「ジョジョ」第3部も、(各エピソードではなく)物語全体のダイジェストを作れそうにない(第3部はまだ可能かもしれないけど)。まあ、知らない人にはさっぱりなのでこれくらいにしておく。

「13」観終えて(2.2)

なんか4月以後もアクセス可能である公算が高くなってきた。

1999.2.28

「13人の趣味(私家版)」解説〜スコット

1999.2.20の「模型情報」に補足。「メタルバイファム」なる名前がちらっと出ていたのだが、これは何なんだろう?

ああ、よかったぁぁ。一歩さんに感謝。今日は手抜きをする日と心に決めていたのだが、おかげでもう少し書ける。

「13」観終えて(2.1.5)


1999.2.27

「13」観終えて(2.1)

某氏に送ったブツが届いたというメールをいただいた。

1999.2.26

一時閉鎖(?)のお知らせ

一部の方には既にお伝えしましたが、僕の上智大学卒業にともない、このページは1999年3月26日17:00(JST)をもって一旦消滅する予定です。(注: 卒業の確定は3月15日。)
のはずだったんですが、多少事情が変わりました。まず確実なのはメールアドレスがこのまま残ることです。これは僕が上智大学電子計算機センターというところでアルバイトをしているため、(その役得で)4月以降もセンターのご厚意により、しばらくはアカウントをそのままにしていただけることになったからです。で、このページですが、ファイルはそのままにします。ただしそれに外部からアクセスできるかどうか分かりません。この件についてセンターに問い合わせるのは、いかな僕でも二の足を踏んでしまうので、全ては1999年4月1日0:00(JST)に明らかになります。この時点で読めるようなら大丈夫です。駄目だった場合のことを考えて、3月26日には全ファイルのアーカイヴ(lzh)を置いておくことにします(まあ、それ以後もメールをいただければ、個別に対応しますが)。
もし、このページが残った場合ですが、3月26-29日は年度末事務処理のため、学内ネットワークが停止します。この間は更新できません。また、それ以降も毎日更新は期待しないで下さい。それから上智のアカウントはあくまで暫定的に残るだけですので、なるべく早いうちに新しいドメインへ移るつもりです。

ところで、このページは毎日更新しているし、それに今までに何通かメールをいただいているので、それなりに読者がいるはず。だから、ウェブマスターの人がアクセスログを見たらこのページは結構目立つのかも、……うーむ。

「バイファム」第2話感想


1999.2.25

1999.2.20の色違いRVについてメールをいただいていました。気づかなくてすいません。僕が読んだ「模型情報」だけでなく、その別冊にも同様のバリエーションが掲載されているとのこと。で、ああいうのはやはり初期稿の使いまわしではないかというご意見でした。

「13」観終えて(1)


1999.2.24

VIFAM SINGLE HISTORY

「バイファム」関連の歌曲を全部まとめてやれ、と以前から考えていた。名前は便宜上というか借り物。必ずしもシングルだけじゃないので"VIFAM COMPLETE SONG COLLECTION"のほうが適切かな。TVサイズとかカラオケも全部入れたので、CD1枚ぎりぎりになっている。これで"HELLO, VIFAM"と「オメガの扉」を続けて聴くこともできるようになった。
以前(V計画)にドラマ編から切り出した"HELLO, VIFAM"TVサイズもまた入れたのだが、これってモノラルの気がする。ところでこのTVサイズは、現在なかなか聴くことができない。というのはビデオ版のOp.は放映時とは違うからだ。"HELLO, VIFAM"ビデオ版としか言いようのない奇妙なものになっている。もし、不幸にも今まで聴く機会がなかったのならOVA第3巻に収録されているから、それを借りるなりすればいい。OVA第3巻といえば、あのスコットの誕生日を祝う歌はどっかに収録されていないんだろうか。

これまでCD-DAの吸い出しをCD-Rドライブでやっていたのだが、このドライブにはとんでもない問題があるのが発覚。何故か一部の音の左右が入れ替わる。全部じゃないと思う。それだったらさすがにすぐ分かるはずだから。今まで焼いてきたCD-R全てがこうなってしまっているのだから、すごく悔しい。今回からはWAVへの変換には別のSCSI CD-ROMドライブを使用。


1999.2.23

「13」第26話感想(直見版)

来週からは「イデオン」じゃなかった。急に予定を変えたな。

挿入歌の"Blue..."を聴いたが、原曲が"MOTHER"と聞いた時点からある程度危惧していたとおり、詞とメロディーがうまくあってない。つまり、言葉の切れ目が変。「ママ。の声」、「やさ。しい」みたいに。これは痛い。昔の音楽家(「青い山脈」の作曲をした人だった気もする)で、「蛍の光」でさえ言葉のイントネーションとメロディーの上下(?)が一致しないから「紅白」で歌いたくないようなことを言っていた人がいるらしいが、そんな感じ。出だしの「ほー、たーるの」のあたりのことだろう。僕はそこまで厳しくないが…。あと、"heats"は"hearts"だろうね。
せっかくだからクレア、カチュアっぽい歌にするってのはできなかったのかな。さすがにきついか。


1999.2.22

"FOUR HANDS(仮)"

4.静かな家

タイトル変更。それでもまだ「(仮)」がとれない。
今回で「起」が終わりのつもりだった。ところが、続きを書いてみると、6.あたりまでが「起」なんじゃないかと思えだした。どっちにしろ長丁場だ。
さて、勝手に変更しているジャネットの設定だが、今回は年齢までいじった。「パーフェクト・メモリー」では36歳になっている。この年でダンサーやっているのはそれほど不思議ではないだろうが、イメージ的にもっと思いっきり若いと思っていたので20代にしてしまった。となると、10代でシャロンを産んだことに…でも僕はそうだと思う。
そういえば関係ないけど「めぞん一刻」の六本木朱美、彼女はいったいいくつなんだろう? 作中で8年時間が経過しているから、下手をすると15巻では30代だ。あと三鷹も、あいつも何歳なんだろう。彼も九条明日菜と結婚したときはやはり30代…? 叔父に31になるとか言われてたっけっか…。 2007.5.5追記
僕がこの作品を読んだのは小学校高学年から中学2年にかけてだった。今にして思えばかなりマセガキだ。いやしかし、これは面白い。当時だって当時なりにそう思った(でなきゃ揃えたりしない)。その頃は「欠陥」すら読めなかったっけ。前半と後半で微妙に雰囲気が違うが(連載ペースが変わったのはどこからだっけ?)、前半は笑えたし、後半は結構感動した。
それに比べると、ほかの高橋留美子作品は一段落ちる。あ、このページとは関係ないね。

1999.2.21

ククトニアンはスタイルがいい……?

「バイファム」の13人の子どもたちは皆、頭がデカい。芦田豊雄が「Dr.スランプ」で則巻千兵衛や栗頭先生みたいなのを描きすぎたから…ということはないにせよ、やっぱりデカい。一番年長のスコットでさえ5頭身、あとは4.5頭身以下だ。ちなみにスコットと同じ15歳のアムロ・レイは6頭身ある。
ところが、ククトの13人である、ガイとメルの頭身は幾つだろうかと調べてみると、なんと、5.5頭身くらいもある。メルの身長はカチュアと同じくらいなのに、13人では一番頭身の多い一人であるカチュア(5頭身)よりさらに多い。これは一体どういうことなんだろうか? 同じククトニアンでも成人になると7頭身でケイトなどと同じだから、上に示したように必ずしもククトニアンはスタイルがいいってことでもないのだが、あえて多くしたのにはそれなりの理由があるはずだ。でもこれといって思い浮かばない。うーん、何でだろう?

1999.2.20

お買い物――ちょっとだけ「バイファム」な書籍/雑誌(14)

題名/名前定価価格コメント
『模型情報』1984年8月号100300別冊のたぐいではない。80円ぐらいで売れよ。

表紙がトゥランファムなのと「R・V特集」にひかれて買った。表紙イラストは石橋謙一という人で、プラモデルのボックスアートをやっている人らしい。
特集はカラー見開き2p.で大した量ではないが、RV-V(ラウンドバーニアン・バリエーション)的な機体が出ていた。一つはFAM-RV-S("S1"ではない)で、「地球本星で使用される別塗装を施した」バイファム。そのカラーリングは、バイファムでグレーの箇所(除くつま先)が赤っぽいオレンジ(ネオファムの赤よりやや黄色)、赤の部分(頭と手首のあたり)がトゥランファムみたいな青。腹の機体番号の部分は白地に黄色の番号(7)だが、これは塗り忘れかも。それと、メインカメラの周りがグレーでふち取りされている。そしてネオファムの別塗装。これは下半身が白(除くつま先)。足のすじは黄色で塗られている。これは訓練用バイファムみたいな黄色だ。同じくウグの別塗装は、「13」の紫ジャーゴにそっくり。多少色が薄めかもしれない。一瞬、これはもしや本編制作準備段階でのカラーリングテストの使い回しかと思ったが、少なくとも「パーフェクト・メモリー」にはこういう配色は見あたらなかった(でも安心はできない…)。
それから、読者のお便り欄では、ARVをプラモ化しろという要望が目についた。ルザルガ(4通)、ジャーゴ(1/100、2通)、ドギルム(3通)、ズゴッホ、バザム(1/100)、ガッシュ(1/100)。手紙の本数は延べ。当時の皆さんはそんなにARVが好きだったのか!?

今日は神保町に行ったのだが、「らでぃっく2」(安かった)、「スパークリング・バイファム」(1800円)を見かけた。

ちょっとだけ「バイファム」な書籍/雑誌(15)

「日本アニメ史研究序説」(八幡書房?)、この本は何度か目にしているのだが、そのたびに「お客さん、立ち読みでしたらご遠慮下さい」、「はいー、後ろ台車通ります」といった声にはばまれて、どうしても中を読めなかった。今日はそういうことのない本屋で心おきなく立ち読みした。「バイファム」は3回言及されている。最後の作品年表に掲載ページが一緒に書かれているので、それを頼りに探せばいい。一ヶ所は芦田豊雄の話だった。全般的に辛口の内容にあって、「バイファム」は非常に好意的に書かれていた。
この本は一人の著者が書いているらしく、それはそれで脱帽ものの詳しさだが、男性の悲しさ(女性でも同じだが)、そちらに片寄りすぎているきらいがある。題を「日本ロボットアニメ…」に変えたほうがよかったのかも。ロボットアニメ以外もあるが、それはあまり多くない。

この日記を書き始める前に内容を読んだので忘れてしまったのが「動画王vol.1 スーパーロボット伝説」(「キネマ旬報」別冊)と、竹書房から出ていたムック(タイトル忘れ)。それぞれ古本屋でラッピングされていた状態で見つけた(見ただけで買わなかった)。今度こそ忘れないようにここにメモっておく。


1999.2.19

「13人の趣味(私家版)」解説〜クレア

「13」の後、TVKはまたもや「イデオン」をやるらしい。いい加減、もっと別のにしてくれ。

今日は13:00-20:30頃まで友人とアニメの話をえんえんとしていたので(何てひんしゅくな…)、さすがに疲れている。「バイファム」の話題になった。彼はディルファムが好きらしい。当時のプラモは、バイファムとディルファムだけ持っているとか。「13」で、ネオファムをバーツが沼に沈めるシーン、あれはディルファムならまだしも、宇宙装備のネオファムじゃあ使い物にならなくなるんじゃないかという話も出た。「君はス・テ・キ」を聞いた彼は最初「これ、ダ・カーポ?」と言っていた。未だに謎のムーヴの正体はダ・カーポなんだろうか? 別に名前を変える必要もないよな……。


1999.2.18

「13」第25話感想(直見版)

怒濤の700KB到達。

1999.2.17

三つの「バイファム」

今や、「バイファム」という言葉は三つの意味を持っている。と書くとカッコいい感じだが、これも「バイファム」に限った話ではなく、シリーズ物なら何でも同様の現象が起きる。三つとはすなわち:
  1. RVの名称
  2. 「銀河漂流バイファム」の略称
  3. シリーズ全体の総称、もしくは作品世界の呼称として
この三つをどう区別して使うか、だが、以下は僕の場合。
1.はノーマルに表記。例:
ロディはバイファムで出撃。
2.と3.の区別の問題は、「13」が制作されるまでは存在しなかった。つまりこの悩みはシリーズものの特権(?)だ。僕はどちらもカギカッコ付きで表記。だから文脈によって読者に判断してもらっている。しかし、この方式は読者にとっては分かりづらいだろうし、それは僕も了解している。特に
「バイファム」では……、一方「13」では……
のような表記はかなり混乱しやすい(悪くすると今の説明で謎が解けたかたもいるかも)。「旧作」で代用しているときもあるが、この言葉は(僕にとっては)「リバイバルされて立場が微妙になった作品」という風なニュアンスを感じてしまい、あまり好みではない。
2.と3.でカッコの形を変えてみる表記法も考えてみたが、自分自身どっちがどっちなのか把握できなくなりそうだし、読者にとっても、もし断り書きを記しておいたとしても、やっぱり区別をつけづらそうだ。
どなたかいい解決策を提案していただけるとありがたいです。多分この悩みは「バイファム」(これはシリーズ)について何か文を書いている人に共通だと思うので。

1999.2.16

今週の「13」感想は遅くなります。何故か最近火曜から水曜にかけて用事が入ってしまう。

「13人の趣味(私家版)」解説〜ロディ

「サイバーフォーミュラ」(これは観たことない)の城之内ミキってマキそっくり(今さらって気も…)。"MIKI"って書いてある帽子かぶってるところとか、髪型、顔のつくりや全体の雰囲気も。違うのは6頭身あるところか。それにしても、この作為的な名前はやはり……。どっちかというと「13」のマキに近い。フィードバックされたのか!?

1999.2.15

「すっからかん」(シャロン)

ってことはないが、過去の文を切り離した。前回の200KBたまったら、だと少々サイズが大きすぎるので今回は100KBだ。ついでに1998.6.19より前の、友引…あいや「Vd前史」にあたる部分も別ファイル(vol.0)にした。といった作業をした結果、リンクが複雑怪奇になって把握しにくくなってしまった。もしリンクが切れていたらご一報を。無計画にやっているつけが回った……。

パロディについて

「バイファム」だけに限った話ではないのでしないですませようと考えていたのだが、折りよくかわはたさんのところで、僕の一発ネタパロディ(1999.2.4)が使われたのでそろそろ書くことにする。
いわゆるパロディには2つ類型があるように思う。例えば、
ヤ「ぼくの名前は"ヤンマー"!」
マ「ぼくの名前は…。! ぼくの名前は…名前は……」
(――)
マ「兄ちゃん、さっきのあれはどうゆうこと!?」
ヤ「ピンやピン、わいはピンで行くんや」
というのは「Out」でスタジオライブの西村聡がやっていたパロディだ。元ネタは…言うまでもないだろう。一方、僕がこのページでやっているのは、例えば、ほりのぶゆきが「荒川道場」(竹書房)でやった「人造人間イチロー」に近い。「人造人間…」は、某神戸に本拠地を置くプロ野球チームの某打率4割に届きそうなバッターを、昔の特撮「人造人間キカイダー」でパロったものだ。
後者は、「…を〜で」という形をとっている以上、元ネタを2つ知っている必要がある。パロディなので最低1つ元ネタがあるのは避けられないが、そこにもう1つ加わることになる。これを笑えるためには(変な言い回しだが)、そっちの知識も要する。僕の「蛍雪漂流」もそうだ。今日の上のほうにある「友引…あいや」云々だってそうだ。それだけじゃなく、カチュアに「私は血を流さない女」と言わせたりとか、こういうのは分からない人には全然面白くない。
本当は「バイファム」のパロディをやる時に、読者に求められるのは「バイファム」についての知識だけでそれ以上ではないはずだ。それにオリジナリティとして上の「ヤンマー」のほうがより優れていると言える。ただ、実際にウケる度合いではどっちも同じくらいという気はする。
あと、「蛍雪漂流」なんかをやるなら元ネタを書くほうが親切ではある。しかしそれは知っている人にとっては興ざめだし、知らない人にそれを書いてもそれで笑えるわけでもない。で、僕にできることといったら、せめてコメント文につける程度だ。あー、ついに書いてしまった。

紀伊国屋アドホック店に行ったら「B&R非公式ガイドブック」(正式名不詳; リンクを張ろうとしたが僕のlinkのURLはなくなってた……)を発見。天下の紀伊国屋ですら最近は同人誌を扱っているのは知っていたが、しかし……。すいません、他の本を探していたために買いませんでした。それと、大都社から「ダンバイン」のコミックがワイド版で復刊されているのを見つけた。作者は多分「バイファム」のコミックと同じ人(これは間違い)。もしかしてそのうち、と密かに期待。


1999.2.14

「13人の趣味(私家版)」解説〜マキ

「サザエさん」でうき枝(字あってる?)の声を富永み〜ながあてていた(過去形)。それが今は高橋和枝に代わってカツオ役なのは有名な話だ。ところで、うき枝の兄であるじん六を演じているのが竹村拓なのは「バイファム」ファンにもあまり知られていないのではないか。

今のアメリカの財務長官はルービンという人だ。だから何ってことはないが。


1999.2.13

勘のいいかたは既に昨日(1999.2.12)の時点でお気づきだと思うが、このページはネタ切れ気味だ。で、今日から今まで没にしてきたり、わざわざ書くまでもないと判断したことや、いつでもできるからいいやと後回しにしてきた話を放出しようと思う。それって、つまんないんじゃないの? 質が低いんじゃないの? 見苦しいんじゃないの? 然り、然り、然り(開き直り)。

「オミクロニア漂流(仮)」

「アーティファム」に敗れてお蔵入りした企画。まだ名前もちゃんと決めないうちに死産になった。名前どころか、まともに文章になったのも今回が初めてで、これは記憶と当時のメモ書きをもとに書き起こしたものだ。さて、「アーティファム」は「バイファム」の続編であり、当然「続編を作ろう」という意思のもとに生み出された。逆に言えば続編であることが第一だったわけだ。「続編」といっても色々ある。「アーティファム」は割と正統的な感じだ。対する「オミクロニア」は、自分としても賛否両論であり、いわんや…である。
「オミクロニア」は舞台になる恒星系の名前だ。「イプザーロン」が何となくギリシャ文字の"ε"(イプシロン)に由来するように見えるので(実際には綴りが違うが)、"ο"(オミクロン)から取ってみた。「オミクロン」なのに意味はない。舞台がイプザーロンでも地球でもない時点で「バイファム」とはかなりかけ離れているのが想像できる。
オミクロニアは入植から半世紀ほど経て、よく開発された惑星(群)を持つ。そこへ突如異星人が攻めてくる。仮に「ラケダイモン」と呼ぶ(名前を決めていない)。「ラケダイモン」とは古代ギリシャの都市国家、スパルタの自称だ(「スパルタ」は他称)。こういう名前をつけたからには勇猛果敢、戦闘的な異星人だ。彼らの前にオミクロニアはなすすべもない。あっという間に征服されつくす。地球もその圧倒的な軍事力の前に沈黙する。
彼らはオミクロニアを支配下に収める。人々は彼らの下で奴隷として働かされる。いや、奴隷というと聞こえが悪い。というのはラケダイモンも心得ていて、日常生活にはあまり不自由させないからだ。無論、色々と不便な点はあるのだが、確かなのは犯罪が消滅したことと、みんなが健康になったことだ。おまけに彼らは労働には息抜きが必要なことも理解している。だから最初のうちは抵抗を示していた人も、じきに馴れてしまった。人々は自分たちの今の生活を"Chained Paradise"(不自由な楽園)と呼んでいる。彼らは奴隷よりは囚人に近いのかもしれない。
ラケダイモンはそうして被支配民を働かせているから、自分たちは一切労働しない。その代わりに何をしているか。一言で言えば「芸術」だ。彼らの言う芸術の中には、学問やスポーツも含まれている。さらに戦争もそのうちだ(厳密に言えばスポーツのうち)。彼らは一生を芸術に捧げているから、文化や文明の程度は非常に高い。当然もめ事などもおこるはずもなく、極めて「平和」な社会だ。戦争だって自分たちから攻めるのは、支配する星を変えるときだけだ。戦闘的ではあっても好戦的ではないのだ。通常は一つの恒星系を支配していれば十分なので、地球と戦うこともしていない。
彼らの生物的、身体的特徴は(例によって)ヒトそっくりだ。ただ一点を除いて。それは彼らの顔だ。彼らは奇妙な慣習を持っていて、奴隷たちの前では常に仮面をつけ、自分たちの素顔を絶対に見せない。だからどんな面構えなのかは分からない。これは彼らの「法」のためである。実際のところ、これは彼らの持つ唯一の成文法のようだ(他は全て不文律ですまされるくらい彼らは常識、道徳、判断力を備えている)。彼らは被支配民を、正に彼らに支配されてしまう程度の劣った人間だと見なしている。だから奴隷と交わるのは絶対に許されない。奴隷と友情や愛情を交わせば堕落してしまうだろう。まして子どもができたりすれば種族全体の劣化につながる。そうならないために仮面で顔を隠すことによって、精神的な接触を防いでいるのだ。
ラケダイモンに支配されて20年近くがたった頃に物語は始まる。ラケダイモンには一種の成人の儀式がある。それは我々の年齢で15歳くらいになると行われる。儀式の内容は、狩りだ。ただの狩りではなく、獲物は人間だ。人間を相手にするから高度な技術が要求される。それも、殺すのは簡単なので生け捕りにしなくてはならない。捕えると獲物に自殺されないように口に綿を詰める。
獲物となる人間は外、つまりラケダイモンの支配領域の外にいる。彼らはラケダイモンによる征服時にかろうじて逃げのびた人たちだ。しかしもとよりラケダイモンに勝てるはずもなく、惨めな生活を送っている。そこは文字どおりの「アウトロー」の世界だ。そこには自由はあるが、他の全てを失った。彼らを捕まえることで、ラケダイモンの子どもは成人のあかしを立てる。
ところが、その成人式で、ある子どもがハプニングを起こす。彼はうっかり獲物の「アウトロー」の子どもの前で素顔を見せてしまう(具体的な状況は決めていない)。ラケダイモンというのは厳格な社会なので、「アウトロー」ともども即刻死刑だ。しかし「アウトロー」の子どもは助けに来た子どもたちに救い出される。そして彼らはラケダイモンの子どもも連れ出す。この子はお約束どおりすごい美形。しかもラケダイモン社会では全人的な優秀さが求められるので、体格もよければ頭もいい。しかし最初は決してうち解けようとしない。だが、お互いラケダイモンに追われる境遇なのは同じだ。否が応でも助け合わなくてはならない。
あとはひたすら逃げて、逃げて、逃げまくる。絶望的な逃避行だ。逃げきれる見込みは限りなく薄いし、行く先々では厄介者扱いだ。
未解決のままに残されている点は、「仮面」をどう物語に絡めるかだ。その如何によって結末も左右されるだろう。つまり最後がどうなるか、まだ(永遠に)分からない。
で、これのどこが「バイファム」の続編なの? そう、それである。始めのうちは「バイファム」から99年後にしようかと考えていたのだが、もはやそんな設定には何の意味もない。RVを出すことも可能だろうが、それだけで「バイファム」の続編どころか、シリーズを名乗れるかさえ怪しい。さらに、主人公が子どもである意味は? というもっと突っ込んだ疑問を持ったかたもいるだろう。これはある程度どうにかなるにせよ、無理に「バイファム」にするより、独立した作品にするほうがいいんじゃないの、という本末転倒の状態になってしまっている。それを除けば僕自身はむしろこっちのほうが気に入っているとさえ言えるのだが、いかんせんこれを無視するわけにはいかない。
そこでひらめいたのが、「オマージュ」だ。この作品は「バイファム」へのオマージュとして作ることにしよう。続編とかシリーズは無理でもこれなら「バイファム」とのつながりを残せる。自分の「バイファム」への愛着も示せる。もしそれで受け手が「バイファム」も観ようかな、と思ったりすれば、もう万々歳だ。一つ注意するとすれば、「オマージュ」はそれだけ安易であることだ。一種の自己申告だからだ。そのためパクリと思われがちだ(「サイキック・フォース」とか…)。
結局何が言いたいか。オマージュなら敷居が高くなさそうなので、どっかでそういうの作ってくれないかなあ。メディアは何でもいいから。

1999.2.12

「バイファム」第1話感想

まともにやらにゃならんという義務感はあったのだが、そう簡単に実行できない。時間の都合もあるが、それよりは、「新鮮さ」の問題だ。つまり、最初に観たときでないと、どうにも印象が薄れてしまう。話を知っているから、本当に気合いを入れて観ないとどうしても「流し見」になってしまう。よほど時間をおかない限り、これはいかんともしがたい。

1999.2.11

今さらの反論


1999.2.10

"My Dear Carroty(仮)"

3.午睡

今回の話はなるべく甘口にいこうと努めている。というのは前回のこともあるし、そして他に考えている小説のネタがどれもあまりに説教じみているからだ。これはまずいと我ながら危ぶんでいる。自分にはそんな性癖があったのか。しかし、やっぱり恥ずい。相当甘ったるい話を書いている気がする。ジャネットは、シャロンが大人になったらというイメージのつもりだが、異論はあるだろう。
飯の内容をちゃんと書いていないのは考えていないからで、手抜きです。それを言ったらシャロンの家の間取りも考えてないし……。

数時間更新が遅れただけで心配されて、ありがたいこと。


1999.2.9

「13」第24話感想(直見版)

言い足りないので、ウンコたれー(暴言失礼)。

1999.2.8

唐突だが、ntok.c(DOSジェネリックのバイナリ: ntok.exe)。以前某氏に偉そうな発言をしてしまったので自分で作らねばならないなあと。ただしPerlは知らないのでCということに。本来カウンタ用のプログラムなのにそれでは意味がないが、まあ暇つぶしに書いたということで。一応CでもCGIは書けるらしいけど、いちいちそのマシンの上でコンパイルしてたらアホらしいだろう。
このプログラムは例えば
>ntok.exe 1092
とすると
いっせんきゅうじゅうに
と出力する(ルチーナが読み上げているつもり)、ただそれだけのもの。読むのがルチーナなのでマイナスや小数は知らない。また99999999より大きい数字も読めない。少々いじれば(変な言い方)999999999999まで対応。それ以上だと「いちちょう」(「いっちょう」になるべき)になってしまい、これをどうにかするのはひどく面倒くさいのでやめた。コンソールがあって、文字コードにASCIIを使っている環境なら(atoi()を使っているので)どこでも動くはず。……のつもりだったのだが、上智のUNIXマシンだと、DECでは問題ないのにSunだとエラーが。EXIT_FAILUREを知らないらしい。
文学部の人間なのでコードが稚拙だったり、「ていどひくい」(by骨川スネ夫)プログラムだったりするのはお目こぼしを。しかしまた役に立たないものを作ってしまった。

今日はこれだけ、えっ駄目?

「ククトニアン、地球人を問わず身柄を保護します」(ホルテ)

というセリフはそろそろ皆さんご存じだと思う。このセリフからすると、ラピスでは当然ククトニアンも地球人も混ぜて扱っているはずだ。しかしそれはいいことなんだろうか? 例えばラピスの船に両者が乗っているのは、文字通り呉越同舟状態だと思う。この熟語には「いい意味」もあるのだが、それはおくとして。特にククトニアンは恐らくほとんどが軍人で、一方地球人には民間人が多いだろうということを考えても、ロクな結果を招かないのではと不安になってしまう。考えすぎ?
でも、結局ラピスに保護された地球人はどれくらいいるんだろう? それに結局ククト星に難民収容所があるのだとしたら、体のいい人体実験なのは変わらないだろうし。それとも新ククトのコロニーに送られたんだろうか? 「13」の前半にしか登場しなかったせいで、ラピスはいまいち謎の組織のままに終わってしまった。
そうそう、戦争が終わった後ホルテは何して暮らすんだろう。あの世界だと、地球ではまだ戦争してなくもなさそうだから、はるばる地球まで行って活動を続けたりして。

1999.2.7

『アニメージュ』付録感想

たかが付録に感想をつけるのも大げさな話だが、面白かったので。「バイファム」と「アニメージュ」はあまり関わっていない気がするが、どっこいこういうものもあった。でも「ロマンアルバム」の「バイファム」ムックとか、ないはずだし。

1999.2.6

「だめ、食べちゃ…ケイトさんの形見……」(ジミー)

1998.12.5のタバコの話につけ足し。ククト人に喫煙の習慣がない理由。これは彼らが住んでいる新ククトのコロニーは小惑星の内部をくり抜いたりした、人工の居住空間だから、空気が貴重だったため。だからもしかすると移住前の大昔はあったかもしれない。そうすると香を焚くような文化もないんだろうなあ(だからどうってことはないけど)。(注: 上村オリジナル設定)
それを考えると、ケイトさんがジェイナスの中でタバコをすうのもどうかと思う。重力があるから窒息することはないが、不謹慎であるのには変わりないのではないか。そんなうるさいことは言わず、快適に航海できるように配慮されているのだろうか。
そういえば、結構ヘビースモーカーだったケイトさん。地球に帰るまでのタバコのストックは持っていたのかな。途中で蓄えがなくなると、その後は自動的に禁煙生活になってしまう。ああ、ジミーの菜園の片隅でタバコを栽培していたりして。それだとメリーが来る前にお亡くなりになったのは、メリーにとってはラッキーになる。うっかりムシャムシャ食べたりしたら、どんな仕打ちを受けるか……。

1999.2.5

An Introductory Guide to Round Vernian VIFAM

少し改訂。子どもたちの紹介を何人分か追加。本当は少し前に告知なしに更新してある。全員分完成してからと思っていたのだが、なかなか思うように文が書けない。最初はムックなりなんなりの文章を訳せばいいんだから楽勝と踏んでいたのだが、そういう文は英語にしにくいことを発見。「茶目っ気」とか「おしゃま」はとてもじゃないが直訳できない。結局0から英語で考えるハメになっている。残っている子どもたち=書きにくい子どもたちということだ。ストーリーの方は個人的エピソードがまるでないから、こっちでは少しでもそれが分かるようにと思っているとしんどい。
マキとかどう書いたらいいものやら。バーツも、ロディと仲がいいっていうのはロディの方に書いてしまったから、どうしたもんだろうか。ミレーユの話をここでバラしてしまうのは惜しいし。シャロンも英語で説明するとズレてしまう感じだ。マルロとルチーナはペアで扱うつもりだけど、それでもまだやりにくい。
ちゃんと書き上げられるのか不安になってきた。

1999.2.4

すいません、ドタバタしてまだ「13」第23話感想は書きかけ。
以下、忙しい時用の一発ネタ。

「蛍雪漂流バイファム18」

「バイファム」から3年後。何故か北海道に住んでいるスコットはクレアとともにT大を目指して…。クレアは、おっと、これ以上書くと爆弾メールが来るかも…。キャッチコピーは「偏差値81のラブストーリー」。(ここまで1.5秒)

1999.2.3

お買い物――ちょっとだけ「バイファム」な書籍/雑誌(13)

題名/名前定価価格コメント
『ジ・アニメ特別編集 銀河漂流「バイファム」』9801500前半終了時の発行とは!?
『ANIMATION GALS 1.日本サンライズ編』380200神保町だと1500円もする。

まんだらけは、渋谷店には結構行くのだが、中野店は今日が初めてだったりする。3日連続でこういうことをしているのは、どう考えてもアブノーマルだ。ここには「スパークリング・バイファム」があった。1500円。
「ジ・アニメ」は昨日(1999.2.2)2500円で見かけたので、何となく買ってしまった。わたなべひろしのポスターが付いているのだが、またもや横顔のマキが淋しげな表情で、かわいくないってことはないのだが……。真面目に子どもたちの将来予想しているのが偉い。だってマルロまでやってるもんね(ルチーナは不定)。芦田豊雄の暴走ページにも笑ってしまった。「さらばジェイナス・愛の戦士たち」とかって。「完結編」では勿論死んだと思われていたスコットが……。
『ANIMATION GALS』はサンライズ作品の女性キャラをズラズラと並べた本(「エルガイム」の途中まで)。「バイファム」の扱いはあまり大きくない。放映時のお約束のサービスシーンがやたらに多く収められているのだが、「バイファム」ではケイトとカチュアだけだし。あ、ルチーナのもあった。ちなみにこれの第2巻はタツノコ編だ。


1999.2.2

お買い物――ちょっとだけ「バイファム」な書籍/雑誌(12)

題名/名前定価価格コメント
『Out』1984年7月号490400まだ中を見ていない。

昨日神保町に行ったくせに、今日は渋谷に(正気の沙汰じゃ…)。現在渋谷の東急百貨店東横店で古書市が開かれている。それを覗いてみた。買わなかったが、「ジ・アニメ」別冊のムック(2500円)と、「バイファム」コミック版第1巻(3版、1000円)があった。古書市は明日2/3の17:00まで。
ついでにまんだらけにも行って買ったのが上の「Out」だ。神保町では最近「Out」の相場が高くなってきたように思えたので、危機感を抱いて購入した。ここには今、「パーフェクト・メモリー」がガラスケースに陳列されている。4500円。帯なし。あと、「芦田COLLECTION」が……。

「13」第23話感想(直見版)

だらだら書いていたら長くなってしまった。

1999.2.1

なんだかんだ言って(1999.1.1参照)2月である。

お買い物

題名/名前定価価格コメント
『アニメージュ』1984年8月号第1付録
「銀河漂流バイファム」POSTER MAGAZINE
?450まだ中を見ていない。
ポスター?1000買い得だったのか…?

先週末某氏に席捲された神保町に行ってきたわけである。二つとも同じ店で買った。というか、付録を買った後、ポスターを漁っていたら店員の人に、こんなのありますよ、と持ちかけられた。1人100x13=1300円のところを(どういう計算だよ)、ハシが少し破れているので1000円と言われた。そこにあった「ダグラム」は500円なのにと値切ろうとしたら、「バイファム」の方が人気があるらしい。そう言われると悪い気もしないではないから、つい買ってしまった。絵柄は、「シカゴスーパーポリス13」だ。「イラストレーションズ」にも収録されているのだが、2p.にまたがっているので、具合が悪い。特にクレアのあたりが…(以下略)。
付録の方は、「バイファム」だけの付録だったので買った。
それにしても、秋葉原から神保町経由で大学のある四ッ谷まで歩いたのはしんどかった。

神保町の歩き方

神保町にはたくさん古書店がある。だが、もし手っ取り早く「バイファム」関連の書籍を手に入れたいのならカスミ書房に行けばいい。ここなら必ずといっていいほどある。が、高い。そうおいそれとは手出しできない。だが、いつ行ってもあるなら、別に慌てることもない。息せき切って真っ先に駆け込む必要はない。
神保町だって、どこの店もあの値をつけているわけではない。例えば、今日僕が発見した限りでは、「別冊アニメディア PART-2」が1000円(カスミ書房なら3000円くらいか?)、「EB」が2500円(カスミ: 3000円?)、「イラストレーションズ」2500円(カスミ: 4000円)といったところか(最後のイラスト集は、去年の秋からずっと置きっぱなしだと思う)。これでもまだ高いといえばそうなのだが、とりあえず他の店をまわって十分探して見つからなくて、どうしてもあきらめきれないならカスミ書房にいけばいい。誰だってできるならもっと安く手に入れたいと思っているのだ。
そんなこと言われても、おまえ(上村)みたいに中学生の時から10年も神保町に入り浸っているんじゃないから、どこにそういうものがあるのか知らないよ、と思われるかもしれない。しかし、そんな人のために、神保町の古書店にはほとんど必ず、書店名とそこで扱う書籍のジャンルが記されたハンディな地図が置いてあって、自由に持っていくことができる。それを見ればありそうな本屋が分かる。それに、この文を読んでいる以上、WWWを利用できるのだから、BOOK TOWN KANDAであらかじめアタリをつけてから神保町に行くべきだろう。さもないとひもじい思いをしかねない。
あとはひたすら足を使うだけだ。ということで頑張って探してください。

1999.1.31

そういえば、今日は芦田豊雄のサイン会なんだっけ。起きたら午後。そもそも11:00-のサイン会に行くには9:50くらいには家を出ないと間に合わないだろう。ああ、電車もあるにはある。でも一度隣の町田市を通って、その隣の相模原市まで経由してからまた市内に戻ることになると考えると、行く気が萎える。(本当に同じ市内なんだろうか…)

『らでぃっく2』感想


1999.1.30

「作詞: 井荻麟」だったら

「起て!バイファム」

熱い心 胸に抱いて 星の旅人
さあおいでよと 誰かの招く声求めて
さまよう虚空 まだ果てしないけれど
やがてその向こうたどり着く
今はあやまち恐れず 今は両手さしのばす
宇宙(そら)の彼方 朝日さす時 また走り出す時

*
Avert your eyes not, VIFAM
Deceive your heart no more, VIFAM
Weep your heart never, VIFAM
Believe in your eyes ever, VIFAM

すさむ心 胸に宿し 見知らぬ星
ほらここだよと 誰かが待ってる場所探して
さすらう荒野 はるかあてどないなら
いつかその運命(さだめ)乗り越える
今日はとまどい振り捨て 今日はさみしさ踏みしめ
限りない大地 途(みち)拓(ひら)いて もう一歩進めるはず

*(繰り返し)

あふれる思い 瞳に映し 銀河の海
先へ先へと どこかへ導く標(しるし)追って
振り向く昨日 もう戻れなくていい
きっと希望手を伸ばせば届く
今は思い出忘れて 今はこぶし握りしめ
またたく星座 仰ぎ見れば また歩いて行けるから

*(繰り返し)

今日も今日とて恥ずかしい真似を。それにしても一体何度富野由悠季をネタにしているのだろうか。相当頭を毒されているとしか思えない。
1998.12.12でもし「バイファム」が富野監督作品だったら、やはり本人が(井荻麟の名前で)主題歌の作詞を手がけるのだろうか、と書いた。何しろ「ガンダム」、「イデオン」、「ザブングル」、「ダンバイン」と全て彼自身の手によるものだ。その時念頭にあったのは、今挙げたような作品で、「バイファム」のOp.がそんな感じになったら、それはそれで面白いんじゃないかと思った(人によって好みは別れそうだが…)。それが上記の歌のタイトルに表れている。
しかし、彼の作風はある時期を境にがらりと変わっている。それは「エルガイム」からだ。無論その前に映画版「ガンダム」があるし、また「エルガイム」の作詞は売野雅勇なのだが(てっきりこれも井荻麟だと思ってた)、その後の「Ζガンダム」、「ガンダムZZ」を見ても傾向はまるで変わっている。余談だが、当初「Ζガンダム」の新Op.には挿入歌「銀色ドレス」(井荻麟作詞)を予定していたらしい。実は「バイファム」は、放映時期がちょうど「ダンバイン」、「エルガイム」の中間だった。だからどっちの作風になるのか(あるいは前半は「ダンバイン」、後半は「エルガイム」とか)、考え出すとなかなか面白かったりする(僕だけかも)。後者だとしたら、がサビの部分だ。かなり脈絡もなく"VIFAM"が出てくるのは、「エルガイム」に合わせたからだ。あの歌の「(ヘヴィメタル)」と最後の「エルガーーーイム」、あれはあまりに唐突だと僕は思う。
しかし僕は「ダンバイン」みたいな「怒ってる」系の歌が大好きだ。だからタイトルをそんな感じにして、始めはそういう系統の歌詞にしようと一生懸命頭をひねったのだが、どうもうまくいかない。どうやらこれはバイファムという主役メカに責任があるようだ。バイファムってのは歌にしにくい。だいたい、
平和を求めて 大地割り はがねの機体 天にとぶ
みたいなのは絶対的に似合わない。
とべ! バーニアふかし
はなて! ひっさつのいちげき
とか、あからさまにマヌケだ。で、結局上記のような歌詞になり、タイトルと釣り合わなくなってしまった……。
できあがったものを見ていて、こういう雰囲気の歌のロボットアニメは他にも結構あることが分かってきた。「ダグラム」、「ボトムズ」、「ゴーグ」、「ガリアン」あたりは、どれも作品のストーリーを歌ったような「旅している」感じの歌だ。"HELLO, VIFAM"もこの中に含まれるだろう。これらの歌では主役メカの名前は申し訳程度にしか出てこないし、下手をすると歌われない(「ボトムズ」)。これは作中におけるロボットの役割や位置づけともある程度関連しているだろう。ちなみに「マクロス」のOp.だが、あの歌詞は結構特殊だ(マクロスとバルキリーとどちらを歌ったものか迷ったのかも…)。しかし無理矢理分類するなら、こっちに入れるのが無難だろう。それにしても「マクロの空」ってどんな空だろう?
それはともかく、「ガンダム」みたいな、主役のアムロのことを歌っているのか、主役メカのガンダムを歌っているのか、両者が渾然とした、要するに70年代ロボットアニメ的な歌詞をリアルロボットものに持ち込んだのは富野由悠季だけのように思える。ここで挙げなかった作品の主題歌はどれも「エルガイム」みたいな、その作品とあんま関係なさそうな内容の歌ばかりだ。「モスピーダ」、「ドルバック」、「サザンクロス」、「レイズナー」、「ドラグナー」(「オーガス」は知らない)あたり。どうもこの傾向をしかけたのは売野雅勇のような気がするが、それはおいといて。富野由悠季のすごいところは「Vガンダム」の歌詞まで書いているところだ。もしかして「ブレンパワード」もそうなんじゃないだろうか。それにひきかえ「ガサラキ」の高橋良輔は……。
おっとと。何か話がまとまらなかったが、昨日(1999.1.29)の日本語訳案は、実は上の歌詞の派生物だったりする。


1999.1.29

"HELLO, VIFAM"日本語歌詞私案

僕らは宇宙(そら)を さすらう旅人
道の果てに 何が待つのか
答を求めて 歩き続けて いつか

見知らぬ世界 とまどう心
流した涙 数え切れない
だけどいつでも 君が一緒にいるから

明日の運命(さだめ) 希望は見つかる
やがて故郷へ たどりつけると
信じる勇気が 必ず扉を開く

すっげえ恥ずい。元の詩をいかしつつ、歌えるように訳すのは無謀な試みだった。一応歌えるけど、やっぱり安直な歌詞になった。なんだかんだ言って「オメガの扉」の影響もそこはかとなくあるし。サビの部分をどうしても思いつかなかったしぃ。あああ(発声練習ではない)。


1999.1.28

"My Dear Carroty(仮)"

2.ジャネット・パブリン

一応仮題をつけたわけだが、はっきり言って手抜きだ。「赤毛のアン」と「にんじん」を足して2で割ったんだろうと言われるとグウの音も出ない(さすがに「赤毛連盟」は入れないでおこう)。
さて、前回から上村オリジナルの設定がたくさんあったが、今回は章のタイトルからしてそうだ。ジャネットはシャロンの母親だが、「パーフェクト・メモリー」では「ミッシェル」となっている。なんでフランス語読みなのかは知らないが、英語読みすれば「マイケル」だ。言わずもがなだが、女性の名前としてはふさわしくない。ということで、変えた。しかし勝手にシャロンの母親の人物像を作ってしまって、僭越だなあ。
今回はあまり長くないが(何にも考えずに書くとそうなる)、続きはたくさん書いてあるので、心配ご無用(?)。それと、小説は小説で一つのファイルにしておくつもりだったが、話ごとに別のファイルにすることにした。

1999.1.27

来月の「13」ビデオ&LDジャケットだが、明らかに狙っている。収録話数からして予想されることだが。この巻だけ欲しくなってきた。

1998.12.7でアゲーナが全天で2番目に明るいと書いたのは間違いだった。それはカノープスで(ビデオカードつくっている会社…の由来)アゲーナは3番目。

「クリィミ−マミの占星魔法占い」(せんせいまほううらない…かな?)というWin/MacハイブリッドのCDが今日発売されるらしい(定価3800円)。わざわざ太田貴子の声を新たに録音したらしい。未だに人気があってうらやましい。それなら、新作が放映された「バイファム」でも同じことはやれそうなものだ。どこかで何かそういうのやってくれないだろうか?
パソコンを持っていない人には関係ないし、僕自身「エヴァ」のコレクターズディスクには反感を持っているのだが(当然買っていない)。バラエティーよりは資料的価値があるディスクがいい。別にカチュアがおみくじしてくれなくていい。(僕は壁紙にもシステムのサウンドにもこだわらない。)


1999.1.26

fj.rec.animationみたいなリンクってどのくらいの人に役に立つのだろうか? 今まで書いた文の中のニュースグループ名を全てリンク付きにしてみたので。

ANIME1の「帰ってきた13人」ってそんなOVAはないんだが、ネーミングが気になる。
Abebe's Visual zone…眠いので以下コメントなし。
魂の座(2)
WARMACHINE's History。と言いつつ、このページは眠田直の個人ページだが、84年10月に発行されたマキのファンジンってのは欲しい。
最近読んだ本
MAGIさんのところの「ものぐさ検索」を利用。

「13」第22話感想(直見版)

なんか最近感想じゃなくてダイジェストになっている…