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No.425 岳ノ台から三ノ塔(表丹沢)
令和3年(2021年)11月25日(木) 快晴

「岳ノ台から三ノ塔」の略図
バックは二ノ塔方面
岳ノ台の山頂広場
岳ノ台の展望台から大山を望む
岳ノ台から大山を望む
鳥居や石祠もありますが・・・
日本武尊の足跡
バックは三ノ塔
二ノ塔の山頂にて
このころから雲が出始めた
三ノ塔から富士山のアップ
三ノ塔尾根と三ノ塔鉄塔尾根の中間に位置
牛首
大倉へ下山!
風の吊橋(大倉)

三ノ塔鉄塔尾根で道迷い

小田急線・秦野駅-《バス48分》-ヤビツ峠761m〜岳ノ台899m〜風神(祠)〜菩提峠〜日本武尊の足跡〜二ノ塔1144m〜三ノ塔1205m〜(三ノ塔尾根)〜牛首〜(三ノ塔鉄塔尾根)〜大倉290m-《バス13分》-渋沢駅 【歩行時間:4時間30分+ロスタイム50分】
 → 地理院地図(電子国土Web)の該当ページ(三ノ塔)へ


 冬型の気圧配置の展望のよい日に、単独で表丹沢の東端を歩いてきました。ルートについては、なるべく歩いたことのない道を選びました。…丹沢の一般登山道は、何れにしてもよく整備されていますが…。

 で、この日の特筆すべき事は、下山路の牛首から大倉の区間(三ノ塔鉄塔尾根)で道を間違えてしまった、ということです。私としては久しぶりの(本格的な)道迷いで、日没までに大倉のバス停に着けるかどうか、一時はハラハラしました。
 とうとうあきらめて、牛首までいったん戻ってみようと覚悟を決め踵を返したとき、地元のオジサンと出会って、「大倉へはこのまま下れるよ」と云われたときは本当にほっとしました。ところが、後ろからついていくと、このオジサンも同じ道を間違えて、(林道の)逆方向へ進んでしまったのでした。オジサンは慌てて引き返して、南側の(広い)登山道を発見しました。道標のない、とても分かりにくい(広い道の割には分岐だとは分からない)分岐で、さもありなんと思います。…結局私は(間違えた)同じ道を2往復したことになり、約50分間をタイムロスしました。とはいえ、矢張りオジサンには感謝感激です。牛首まで戻ってから正しい道を下ったとしたら、多分ヘッデンを利用せざるを得なかったと思います。

* 今回の下山道(三ノ塔鉄塔尾根)の道迷いについて、地形図(25000図など)や登山地図には載っていない林道が多々あって、このルートはけっこう厄介だと思いました。ガイドされている尾根道(登山道)と東に並行する地図上の林道の間に、もう一本の林道的な道があり、多分私はその道を下ったのだと思います。…ヒノキの植林地帯の、ぐちゃぐちゃに走っている様々な林道や管理道が、ハイカーの方向感覚を狂わせるのです。運がよっぽど悪くなければ難なく通り過ぎることができますが、今回の私のように負のスパイラルにはまり込んでしまうと、けっこう難儀するかもしれません。
 私の登山スタイルは相変わらず昔のまま…つまりコンパスと25000図のコピーを駆使するというアナログ的なスタイルで、GPSなどの(デジタルな)機能は利用したことがありません。だいいちスマホも持っていませんで、未だにガラケーです。なのではっきりとは言えませんが、もしも今回、GPS機能を利用していたら道迷いから簡単に脱出することができたのか、と問われると、多分同じ結果だったろうと推測します。…とにかく今回の件は、分岐があるのは分かっているのに、その分岐が現場で発見できない、ということだったのですから…。
 なお、三ノ塔から大倉の区間(三ノ塔尾根〜牛首〜三ノ塔鉄塔尾根)は道標が整備されていて、普通ならばめったに道迷いすることはないと思います。道標がないことを理由にしてしまいましたが、やっぱり私の読図力の未熟さと眼の弱さ(つまり老眼)がその主因だったのかもしれません。今回の私は、はい、そうなんです、ぼんやりと歩きすぎていました。ひたすら反省です。


 コロナの第5波が一段落して沈静化した今、表丹沢はその人気を復活させています。平日にもかかわらず、行きの秦野駅北口バス停(午前はこれ一本のヤビツ峠行き・8:25発)では150人くらいが並びましたが、それには本当にびっくりしました。私は増便の2台目に何とか乗ることができましたが…。
 ヤビツ峠からのハイカーは、4分の3程度が大山登山で、4分の1くらいが(林道経由の)表尾根方面のようでした。私と同方向(岳ノ台ハイキングコース)へ進んだのは、私を含めても3人くらいで、その落差にもびっくりです…。
 ヤビツ峠を9時20分頃に歩き出して、岳ノ台(たけのだい)や二ノ塔や三ノ塔などの眺めのよいピークで大休止したりして…それから何やかや(つまりロストコースなど)で…風の吊橋を渡って大倉バス停へ下山したのは15時50分頃でした。
 下山地の大倉から渋沢までの路線バスは便数が多いのですが(平日で1時間に2本)、それでもこの日の乗車率は8〜9割程度でした。いい山域だから人気があるのには、ガッテンです。

 今回私が歩いたルートについて、二ノ塔〜三ノ塔の表尾根主稜線を除いてはとても静かでした。ヒノキの人工林が多いコースなこともあり、紅葉がイマイチだったのは少し残念ですが、本コースの自慢はなんといっても展望です。各ピークや稜線などからは丹沢の山々は勿論のこと、富士山、箱根の山々、愛鷹連峰、そして下界(秦野や渋沢など)の街並みや相模湾などがよく見えていました。
 帰路に、小田急線の鶴巻温泉駅で途中下車して「弘法の里湯」に立ち寄る予定でしたが、疲れすぎて面倒くさくなって、真っ直ぐ帰宅しました。

* 岳ノ台ハイキングコース(ヤビツ峠〜岳ノ台〜菩提峠)で観察のできた木本: ヒノキ(とても多い)、スギ、アカマツ、コナラ、ヤマザクラ、ブナ、ミズキ、イヌシデ、カエデ類(イロハモミジ、オオモミジ、イタヤカエデなど)。林床はミヤコザサやアズマネザサなど。

温泉マーク 鶴巻温泉「弘法の里湯」については「夏の鍋割山」の項を参照してみてください。

* 丹沢表尾根の三ノ塔〜二ノ塔を歩いたときの過去の記録です。参照してみてください。
  烏尾山(新茅ノ沢): H13年(2001年)12月
  塔ノ岳(表尾根縦走)
H20年(2008年)11月
  烏尾尾根から烏尾山: H29年(2017年)12月



この左奥には富士山が・・・
ハンググライダー・パラグライダーの滑走台から二ノ塔を望む(岳ノ台〜菩提峠)

山頂の少し手前から撮影
二ノ塔から富士山を望む
なんか、ほっこりします
三ノ塔名物のお地蔵様
左は4年前・右は今回撮影(着ぶくれかも)

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