【2000年4月(2002年7月追記)】
うちの車はハイエースワゴンです。
車の改造が好きなわたしと、人数の多い我が家族にとっておもろい車です。
ハイエースの改造を取り扱っている雑誌等は数多くありますが、そのほとんどがバニング系をはじめとして走行時の快適性や運動性能、日々の取り回しが犠牲になっているもの、はたまた、そんな事、金がいくらあっても足りないといったことが多いのです。
この車に乗りはじめてサイト等も含め知り合った方々の意見を参考にして、また、過去の車の改造の経験を活かして、
●そこそこの運動性能
●プライスパフォーマンス
●快適な家族の移動空間
のバランスの取れた車いじりを心がけております。
よければ参考にしてください、また皆様いろいろ教えてください
ハイエースは「トヨタ」が販売しているワゴン/バンです。
サイズは5ナンバーフルサイズですが昨今の大型ミニバンよりも遥かに広い居住空間を持っています。
それはハイエースは国内で新車販売している乗用車としては最も最後までキャブオーバのスタイルを踏襲したワゴンだからです。
最近ののワゴン/バンはダッシュボードより前にエンジンルームがあり、これにより「衝突安全性」と「ウォークスルー」を実現しています。
ハイエースは1列目(助手席)の下にエンジンルームを持ってくるかわりに、運転席を限りなく車体の前端に持ってきています(いわば昔ながらの設計)衝突安全性とウォークスルーは犠牲になっていますが、1列目から3列目後端までの長さは現在の他の市販車では類を見ない広大な空間が広がっています。
最終型ハイエース発表当時(平成元年頃)はライバル社として「日産キャラバン/ホーミー」、そのほかにも「日産ラルゴ」「トヨタタウンエース」「マツダボンゴ」「三菱デリカ」などが、ありましたがフルモデルチェンジで「エルグランド」や「現行ラルゴ」「ノア」「ボンゴフレンディ」「デリカ スペースギア」に進化するとともにボンネットエンジンタイプへと変更。
縦方向のゆとりはスポイルされてしまいました。
一方ハイエースは「ハイエースレジアス」や「グランビア(グランドハイエース)」というボンネットエンジンタイプを発表する一方でキャブオーバタイプのオリジナルのハイエースを小改良によりその時代で何とか販売できる衝突安全性を確保したうえで3代目、4代目を発表しながら延命してきました。
しかし、各種規制のなか、とうとう、ハイエースの歴史に終止符が打たれようとしています。(平成14年秋頃の見込)
そんななかでもハイエースは
●モデルチェンジを行わなかったことによるアフターパーツの豊富さ。
●長い空間を利用してのトランポとしての活用。
(レースやモトクロス用のKARTやバイク、ジェットスキーなど)
●同じくカスタムカーの素材としての活用。
●荷物を満載しても3列全ての足元にゆとりがあるスペース。
●商用としても非常に多くの荷物や部材が運べる。
などにより多くのファンを持ち続けている車です。
【年式:平成5年式】
ハイエースワゴンは平成元年の現行型登場以来、3回のマイナーチェンジを行なってきました。
一般的には「前期型」「中期型」「後期型」「新型」と呼ばれています。
平成5年式には「前期型」と「中期型」が存在しますが、うちのは前期型です。
平成11年の春に中古として買いました。
前期型の内装色は赤っぽい色です。ハイソカーブームの頃のクラウンやマークU に使われていたあの色です。場末のスナックのソファの色にも似ています。
始めは卒倒しそうでしたが今は慣れました(結構汚れが目立たないし…)
ハイエースとしては珍しくマツダの中古デーラーから買いました。
金額はちょっと知っている人が聞くと信じられないような低価格です。納車時に「 カーテン汚いから綺麗に洗って納車してよ」と言っておいたらクリーニングに出したみたいでした(クリーニング屋のタグがホチキスで留められていた。
幾らかかったか後々のために聞いておいたら良かった…)
「サンバイザー新品」「小傷全補修」もサービスしてもらいました。
納車後3ヶ月目くらいのときに「ハイエースファンクラブ」というサイトの掲示板で バッテリーの寿命が2,3年とかの話で盛り上がったことがありましたが購入した 店の中古車の保証期間が納車後半年間だったのでチャンス!と思い「弱ってる」と クレームをつけて新品に交換してもらいました(悪人)。
【スーパーカスタムリミテッド】
現行モデルが発表された平成元年頃は、まさにバブルの絶頂期であることと、 先代で商用車のバンとしてだけでなく乗用車のワゴンとしての成功に気をよくして、 調子にのったという感じの装備が満載されているのがスーパーカスタムリミテッド というグレードです。おもしろい装備や当時のワゴンとしては異質の装備を ご紹介します。(一部SC-LTD以外でも採用されているものもあります)
■ジョイフルトーク…運転席と3列目の間で会話ができるハンズフリー内線。
■イージークローズ…スライドドアが半ドアの状態から勝手に閉まる(今は常識)。
■デジタルインパネ…昔のっていたソアラと全く一緒のデザイン。懐かしい。
■トリプルムーンルーフ…3列全ての頭上に窓がある。やりすぎ。
■イージーアクセス…キーの抜き差しによりハンドルとシートが電動で動く。
■電動カーテン…新幹線のような蛇腹のカーテンの開閉は電動でも行える。
そのほか中期型にでてきたおもしろい機能として
■一定の速度(70Km/h)以上になるとせり出す「可動式スポイラー」は傑作です。
しかしスーパーカスタムリミテッドと他グレードとの違いで一番気に入っているのは
■2列目がキャプテンシートタイプになっている。
ということです。足元のゆとりやカーテンと併せて新幹線のグリーン車に乗っている
気分です(といっても私はほとんど運転席ですが)
【バブルカー】
ハイエースのオーナーズクラブ「Hiace Fun Club」で知り合った皆の車と比べてみると、同じリミテッドでも、うちの前期型は、中期以降とは違った装備がついているのに気づきました。
さすがは、バブル時代に作られた車だったな〜って感じです。中期以降は廃止されてるみたいです。バブル装備 その1
「3rdシート後ろのトノカバー」
3rdシートのロングスライドにもロールが伸びて追随。着脱式。
バブル装備 その2
「3rdシート下の目隠し」
小物入れ両脇に目隠しがあり車内側から荷物を見せない仕組にしています。
これも着脱式。
バブル装備 その3
「電動カーテンの左右独立調整スイッチ」
運転席側から操作できる、電動カーテンスイッチが左右独立してついている。
この3つとも意外と重宝してるんですよ。
古い車は、こーゆーところでも見つけて喜んでないとやってられないよね。
【タイプ:2400ガソリン2WD】
ハイエースワゴンといえば3000ディーゼルターボ1KZの強力なトルクとパワーが魅力。
本当は1KZのビスカスフルタイム四駆が欲しかったのですが、中期以降になってしまい値段が高くなるのであきらめました。
(前期型だと2800ディーゼルターボ&スイッチング四駆しかなかった)
2駆の方がLowDownしやすいし将来ディーゼル規制にも引っかからないしと、自分で無理矢理納得しました。
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