錆だらけのマフラーがみっともなくて、マフラーカッターを錆隠しとして、使用していました。
そのマフラーカッターも、錆と共に知らない間に落ちる事2回、3代目のそれも、横浜に用事で出掛けた際に、ふと気づいたら、今にも落ちそうな状態。
冬のボーナスで、買う予定でしたが、マフラー替えようと決断、その24時間後には、新しいマフラーで走っていました。
古いマフラーは捨ててしまいたい
今回急遽、マフラー交換したけど、構想は数ヶ月前から練っていました。
マフラーって場所とるから、次回の車検まで外したマフラーとっておくの、すごく嫌でした。
そんなわけで合法なマフラーを選ぶ事を前提に考えてました。
なんたって違法改造はポリシーに反するから。
一応、基準にするため、純正で取り替えると幾らかチェック。触媒から後ろ(中間〜リア)交換で、工賃含めて16万円程度。ひえー高い。だれが替えるか!
ショップのオリジナルマフラーは、触媒から後ろ(中間〜リア)を取り替えて57,000円〜85,000円くらい、取付はJUNTOHRUで自分でやるからタダみたいなもん。サイレンサーとかちゃんと付いてて合法だっていうものも多いけど、車検に対して別にショップが責任持ってくれる訳ではない。「ノーマルマフラーは一応捨てないで取っておいて下さい」と何処に聞いても言われた。
まあ、大丈夫なのはわかってはいるけど、私の場合は、ご存知のとおり自分で車検通すのですが、陸運局で痛くも無い腹を探られるのが嫌なので(特に栃木は田舎、うちの車は他にも法規ギリギリのところがいろいろあるので難癖つけられる可能性が高い)、JASMA(日本スポーツマフラー協会)認定のマフラーを探す事にしました。これだと、堂々と古いマフラーを処分できるから。
スルガスピードマフラーに決定
ところが、1KZ用のマフラーは有名どころから幾つか出ているのですが、2RZ用が無いのです。唯一「5ZIGEN」から出てましたが、中期型のみ対応とのことでアウト。
そんなこんなしてるうちに、小さいお店ですがスルガスピードという横浜のマフラー屋を見つけました。
電話してみると、威勢のいいおっちゃん(社長)が「うちは日本一でーす。ハイエースは得意中の得意だってば。JASMAも最近対応しましたよー。遊びにきてちょーだい。まかせてねー」というので、いつか行ってみようと思っていました。
で、うえにも書いてあるとおり、うちのおくさんの実家の法事で横浜に行く機会があったので、「ADAM」という店でリアコンビランプを買うのと、ついでに「スルガスピード」を覗きに行こうかと思っていた矢先、運悪く(タイミング良く?)マフラーが寿命を迎えていました。
近頃はマフラーカッターを付けると、錆と共に知らないうちに落ちてしまうし(多分、道路上に落ちたんでしょう、非常に危ない事をしていたと思う)、アクセルを吹かすと「ボスボス」と言うようになっていたのですが、横浜に到着して昼飯を食ったラーメン屋の駐車場で降りた時、どうもカタカタいってるなと思い、後ろにまわると、ヒャー、あと、1Kmも走ると絶対マフラーカッターが錆と共に落ちてるよって状態でした。
完全にキレました。時間があれば覗きにいくつもりだけでしたが、購入を前提に即スルガスピードに行くことにしました。
行ってみると、町のマフラー工場(板金屋)って感じのところです。
18:30頃行ったので、時間も遅く、社長と社長の息子の雄一さんが出迎えてくれました。
ふたりとも気さくな人です。
雄一さんと一緒にどんなのが良いか悩んでたのですが、2インチ程度でも2WDということもあって、雄一さんに言わせるとうちの車は結構落ちているらしく、140Φ(出口は100Φ)の砲弾型を付けるか、90ΦのW出しにするかで悩みました。
どちらもきちんとJASMAに申請しているモデルなので、せっかくだから砲弾型にしたい。でも、140Φだと摺る可能性があるとのこと。
うちの車は、スペアタイアの取付金具と、リアタイアの泥よけをよく摺るのですが、どうやらこれよりは下には、ならなさそうなので、砲弾型に決定。
持って帰って自分で付けようとも思いましたが、時間も取れそうにないのと、もし、摺りそうなら考えながら調整してくれるとのことでしたので今回はお願いをしました。ただ、工賃が結構高いのです。勉強してもらったけどやっぱり高かった。(デーラーの純正交換よりは安いけど・・・)
その日に車を預けて、翌日の朝にとりに行く事にしました。
で、代車に借りていったのが、HIACEのデモカー。
2.4ディーゼルターボのSC−LTD、W出しマフラーでした。
とてもディーゼルとは思えない音と、第3京浜を走った時の鋭いトルクと加速にびっくり、はっきりいって、2.4ガソリンの自分の車以上。おい、これディーゼルかって感じでした。
ガソリンだとどうなるのかな、と楽しみにしながら、デモカーでカミサンの実家へ、色もグレードもうちと全く一緒なので、操作のうえでも、乗っている子供たちやカミサンにとっても、全く問題なし。
しかし、すごく派手な車で、走り屋っぽい兄ちゃんにジロジロ見られてこまりました。(というより、ボディに書いてある広告を読んでるんだろうけど)
翌朝11:00には出来上がっているとのことですが、10:30頃に、スルガスピードに到着。ちょうど完成したところでした。
出来上がったばかりなので、マフラー内部の焼けた油の匂いが辺りにたちこめていました。良い音していましたね。デモカーのディーゼルW出しのも良かったですが、やっぱりガソリンです。
早速試乗。そのへんを、ぐるっと回っただけなので、上まで回せませんでしたが、トルクが圧倒的に太くなっていました。
社長や息子さんといろいろ話をしているうちに、スルガスピードは、モデリスタトヨタのチューンドマフラなんかも、実はここでやっているとの事。全国から注文が入るらしい。メーカー(デーラー)公認なのね。
ワンオフマフラーが得意のようで、私の車をリフトから降ろすと同時に、キューブが入庫。サイド出しのワンオフを作るそうです。
そのあとにもう1台控えているらしく、仕事も早くて、びっくりです。
右の写真は、デモカーと並べて記念撮影しました。
手前はデモカーでディーゼルターボ2.4の90ΦW出し
奥はうちの車でガソリン2.4の140Φ(出口100Φ)シングル砲弾です。
わかるでしょうか?
デモカーのピックアップの良さと、加速には驚きましたが、2RZでも結構変わりました。
今までは、上の方まで回さないと伸びなかったのですが、どこから踏んでも、トルクがついてきます。上も伸びますね。帰りの第3京浜でも、今まで頭打ちになっていた速度域から、グングン伸びました。最高速は10Km/hほどUPしましたが、何よりも、どの回転域からでも伸びるトルクは、排気量が大きくなった感じがします。
でも、うちの場合は、ほんっとオンボロノーマルマフラーからの交換ですから割り引いて理解してくださいね〜。
音は、文句ありません。アイドリングだけでも「ボボボ」と良い音がしているのですが、走り出すとオールステンレスならではの「ガオン」という乾いた良い音がします。
別の車を買ったみたいで、もっと早く替えても良かったなと思いました。
見た目も相当派手ですが、これで完全な合法なんで、値段は高いですが、まー良しって感じでしょーか。
難点といえば、車内に漏れるボボボ音がすごく、車内での会話は運転席の私と、最後部座席のうちのおくさんとの会話が、かなりしにくいです。Limitedはジョイフルトークがついていますが、スイッチを入れてないと、相当大声を出さないと会話は無理ですね(笑)
宇都宮の自宅に帰って、車庫に入れてみるとアイドリングだけで、腹に相当響きました。(これが良いと言えば良いのですが・・・)
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