前回の板金の話を会社でしていたら、皆が興味を持ちはじめました。
そのうちのひとり、先輩のフジタさんが、「俺も行く」と即日入会、入庫予約。いたずらされてへこんだマークUのフェンダーを直したいとのことです。
みなさんご存知のとおり、私は新幹線通勤で東京に通っていますが、フジタさんは、その週末、スポッター(高電圧スポット溶接を使ってへこみを引っ張り出すツール)を使ってみたい一心でなんと千葉から栃木までやってきたのです。
フジタさんは奥さんを連れてきました。うちは家族5人でいきました。
塗装には足付けとよばれる作業が必要です。
塗料がうまくのるようにサンドペーパーで塗装する表面に細かな傷をつけていくのです(#600〜#800ペーパー)。結構時間がかかるので、ここでは事前に済ませておくルールになっています。
前日に子供を公園で遊ばせて、公園に脇に車を停めてゴシゴシやっていました。
1.塗装ブース |
塗装ブースに入庫。 実際に塗装する時は、前の扉が閉められて、密室状態になります。その中で一番奥の大型換気扇が回り、作業をおこなうことになります。 この日は朝から雨で、入庫後、車全体の水分を拭き取って、ブロアで水滴を飛ばすという作業が先ずありました。 |
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2.マスキング |
塗装といえば、マスキング。 「車の左側は全部マスキングして」といわれて「えっ?」と思いながら、結構楽しみながらマスキングしました。 調子にのって綺麗にきめてみました。 (実はHPに写真を載せるのを意識して・・・) |
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おまけ1 |
社長から指導を受けるフジタさんです。 実はフェンダーの内側のタイヤハウスのカバーが外れるために後ろから叩き出せるのです。(車はMarkU) スポッターを使えなかったフジタさんは少し残念そうではありました。 |
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おまけ2 |
そんな楽しい作業も、女子供には理解できるはずもなく、代車を借りて近くの「おもちゃ博物館」にでかけていきました。 | |
3.塗り |
塗りの作業は 「一定距離」「一定量」「一定スピード」だそうです。 距離とスピードを調整してぼかしていきます。乾いたらクリアを3度塗りします。 意外だったのは、塗料のきめが上質で細かく、缶スプレーよりも、塗りやすかった事です。 |
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4.乾燥 |
この日は天気が悪かった事もあり、乾燥機(といっても赤外線がでる装置)で乾かしました。 暇になったし、お昼になったので、乾かしている間に代車をかりて(2台も借りるな!)お弁当を買いに行って食べてました。 |
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5.完成 |
モールとフェンダートリムを取付けて完成です。 満足いく仕上がりになりました。 このあと塗装が収縮した10日以上あとに磨きという作業が必要になりますので、また来店します。 |
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