VIFAM diary archive vol.e
< vol.d| > vol.f| >> VIFAM diary
2001.8.5
「夕方に降る雨は夕立、では朝に降る雨は?」
下品ですいません。
この質問に
- 答えてから気づいて相手をひっぱたくのがクレア。
- 答える前にひっぱたくのがマキ。
- 答えないで顔を赤らめるのがカチュア。
- 答えないで逆襲するのがシャロン。
- 答えて気づかないのがペンチ。
だと、個人的には考えている。こうして見るとペンチ以外(ルチーナは考察対象外、マルロも)はみんな知っているということになる。男子のほうはケンツ、フレッドもわからないだろうから、女子のほうが精神年齢が高い?ことになる。
それはともかく、今どきだったら
- 答えてから顔を赤らめるのがクレア。
- 答えてから気づいて相手をひっぱたくのがマキ。
- 答えて気づかないのがカチュア。
- 答えないで逆襲するのがシャロン。
- 答えて気づかないのがペンチ。
となるかな。あくまで男性向けでの話だが。クレアもマキもカチュアも多分このほうが萌える。低年齢化したほうが好みということか。ペンチとシャロンは難しいね。クレア、マキとかぶりがちだから。クレア―ペンチはカチュアともかぶるし。
2001.8.3
京王百貨店新宿店の古書市で「バイファム」漫画版#1のみ2冊発見。
2001.8.1
「あなたが落としたのは」(クレア)
「この金のバイファムですか? それとも銀のバイファムですか?」……あかん、金のほうが練習機だよ……。それはそれとして。ここで正直者のスコットは素直に金のバイファムと答えて、あなたは嘘をつきましたねというオチがくるんだろうか、やっぱ。
2001.7.29
「バイファム」とか「マクロス」では人類は宇宙から来たことになっている。でもよく考えるとこれはものすごくおかしい。地球上の生物はどれもDNAを持っているし、細かくどうとは説明できないけれど、細胞レベルで見たらどの生物にも共通の構造や特徴が見つかる(はずだ)。それは人間も例外ではない。
ちょっと前の"Newton"で「火星に生物はいるか」という特集をやっていたが、インタビューを受けたアメリカの学者は「個人的には、生物がいるかどうかではなく、どんな生物がいるかの議論をする段階が来ていると考えている」というような話をしていた。
その上でその人は、火星の生物は地球のそれとは別個に発生したものであって、DNAがないとか、地球の生物が用いないような物質で体ができているとか、生物とは何かの再定義を迫られるほど、地球の生物とはかけ離れているはずだと述べていた。
同じ太陽系の隣の惑星ですらそうなのに、まして別の太陽系の生物(この場合は人類の祖先)が地球上の生物の仲間だと間違えられるほど似通っていたり、まして混血するなんてことはとてもありそうにない。
さいわい「バイファム」は本編ではこの点にあまり立ち入らなかったけど*、どうせならククト人は人類の祖先がどうやってか宇宙に飛び出してイプザーロンにたどり着いた子孫だった、のほうがまだしも納得できる。
例えばもともとイプザーロンに住んでいた知的生命体が大昔に地球を発見して、当時の人類をサンプルないし労働力として連れ帰ったが、知的生命体は何らかの理由で滅びてしまい、生き残った人類がその文明を引き継いだ、とか。
あるいは逆に生命の種は実は1種類だけだったという設定もありえる。たしか「ヤマト」の完結編はそんな感じだったような。
* ムックでは立ち入っている。
2001.7.20
シャロンの初潮の話。ふと思ったんだが、母親のいないところで初潮を迎えるというのは本人にとってはかなり酷な話なんじゃないだろうか。学校にいるときなら保健の先生に、ってことになるだろうけど、その場合でも家に帰ったら、母親に真っ先に話すだろうし、普通は母親に最初に話すもんだと思う(実態は知らない、もちろん……)。
ケイトさんが生きているうちなら、かろうじてOKかなというところか。しかしクレアじゃ役不足っぽい。最終話のあと、地球に行くまでの間も可か。
ただ「バイファム」の話の間は、来るものも来なくなってても不思議ではなという気はする。…って、こんなことを書いていると誤解されそうだな。ちなみにgrepで数えてみたら、僕はすでに7回、初潮の話をしているようだ。我ながらやばいかも。
2001.7.17
"FOUR HANDS"のホールに入る場面で、気圧とか空気の成分の違いで、耳が一瞬変になるという描写は入れるべきだったのかなあ。つまりホール内は地球と同じにしてあるというSF的設定を考えていたんだけど、結局やらずじまいだった。
わかる人は湿度の違いなんかによる音の差だってわかるらしいから、そういう設定はあってもよかったという気はする。SFっぽいし。ただ、どういう音なら正しいのかという問題もある。例えば地球でもメキシコ・シティーみたいな高地にある町なんかだと、空気が薄いからやっぱ音が違って聞こえる(と思う)けど、住んでいる人にはそれが普通とも言えるわけで(いやひょっとしたら、メキシコ・シティーのホールは、気圧の調整をやっているかもしれないが…)。
2001.7.9
星の屑作戦
スターダストボ〜イズ。最近今さら続きだけど「宇宙船サジタリウス」の各話タイトルは「バイファム」のそれに非常に似ている: 『宇宙船サジタリウス』参照。しかも単に文の作りだけでなく、白いゴシック体で2行で表示されるのまでそっくりだ。
というわけで、「サジタリウス」からサブタイトルを適当にもらってきて、「バイファム」っぽくしてみる。さいわい、「サジタリウス」は「バイファム」と違って、サブタイトルに人名*が含まれていることが多く、バイファマイズ(勝手に言葉を作るな)は極めて容易だ。って、簡単かどうかの問題じゃない?
- 謎の異星人!? カチュア現わる
- ネタバレやんけ。
- ペンチの恋の秘密兵器
- 自作の詩にメロディをつけて自分で歌ってテープに吹き込んでフレッドに送る。身も蓋もないな。
- まさか! カチュアの詩のヒミツ
- 地球人とククトニアンの関係を解き明かす鍵が……。しかしペンチしか読まなかった。
- えっ! マキとバーツは傘マーク
- マキとバーツが使われていない船室に入っていくのを目撃したシャロン。
- 美女になったロディ子さん
- 某原画集とかぶってるな。
- スター誕生! ロディ舞い上がる
- これだけ後日談っぽい。
- 石板が動いた! 襲ってくる…
- 謎の石板の正体が明らかにされる。
- “働カナイ者ハ消セ!”
- ストレスに耐えかねたスコットの逆襲。恐怖の独裁が始まる。
- 焼却炉に捨てられた謎の物体Z
- 実はベルウィックにも大人の本はあったのだ。
- えっ! 海賊の正体はクレーク博士
- 博士はやはりしぶとかった。
- ウッソォ! バーツが二重結婚!?
- 10年はええ。
- スコットを噛め! 猛毒昆虫
- ロディから話を聞いたスコットは自分もクレアに介抱してもらおうと……。
- 遂に、カチュア はく製になる…!?
- 機械伯爵にとらわれたカチュアは……。
あ、なんかここに書いたのはあまり「バイファム」っぽくないぞ。
* あれは人じゃないかもしれないが……。
2001.7.7
「ウルトラマンコスモス」のOp.がKATSUMIだった。だからどうってことはないし、全然構わないけど……。
2001.7.3
2001.5.25のアメリカ人からまたメールをもらった。ヤフーのオークションで「バイファム」(実際には「13」だったが)のセル画を見つけたんだけど、海外に発送してくれないから、とりあえず自分が競り落として、それを僕の所に送ってもらうことにして、それを自分の所に改めて送り直してくれないか、と。
僕はOKしたんだけど、結局この話は、彼女のパソコンでは日本語が文字化けするため、日本のヤフーのIDを取得できないことがわかって没った。しかしパソコンが日本語表示できないのに、どうやってセル画を見つけたのか不思議だ。執念すら感じる。
2001.7.2
「シカゴ・スーパーポリス13」でバーツがククト・ファミリーにおとり捜査で潜入していたのは……ひょっとして髪の色のせいか?
2001.6.25
昨日(2001.6.24)の続き。そうだとするとケイトさんが1人部屋ってのは……うーん……うーん、言葉が続かないな。
ロディが未遂ってのはアリかも。と思ったけど、それだと唇を奪われてしまったあと(第15話)の話が順当なのに、その次の日にケイトはお亡くなりになってるからな……。いっそバーツとか?
2001.6.24
2001.6.22の続き。女の子たちに限って言えば、夜○いを恐れて1人部屋じゃなかったのかも。これまた後悔してたりして <冗談。
2001.6.23
2001.6.14の続き。メディアが劣化したと思っていたんだけど、デッキのほうが寿命らしい。今日、OVA#3を再生してみたら、こっちまでノイズが走っていた。しかも先日ある中古物を買ったらこれまたノイズってて返品してしまったし。ああ、何てこった、もったいない。しかし何故標準録画に限って……?
2001.6.22
キャンプ〜? >一歩さん。そうか、そういう見方もあるのか。僕は、中学にもなって自分の部屋を持てないなんて、という感じ。ま、世の中には全寮制の学校はけっこうあるし、そういうところはたいてい2人、3人部屋だけど。でも、ロディやバーツに限って言えば、エロ本を見つけたとき、絶対1人部屋のスコットがうらやましくなったと思うのだが。いや、そういうときこそ空き部屋を活用するのか?
2001.6.21
ジェイナスには部屋がたくさんあるはずなのに、13人が個室でないのは、ひょっとすると倹約のためではないだろうか。個室だと、その分照明や空調をよけいに使う。宇宙船内では、限られた資源を有効活用しなければならないはず。
この説の弱点は、ヘビー・スモーカーな成人女性が約1名いることか。個室なのは許すとしても、タバコは酸素のムダ。無意味に室温も上がるし。
2001.6.20
昨日(2001.6.19)の続き。これで承まで終わり。転と結のうち、結は完成率92%だが、転はまだ30%くらい。で、14を書いていて、当初全体で100KBくらい?と踏んでいたのに、あきれるくらい長くなってきたのに気づき、転の部分はちとはしょることにした。
そもそも14の最後の楽屋の部分も、本当は直接話法的に書くつもりだったけど、自分でうっとおしくなって、ああいうふうにしてしまった。
転は3章か多くて4章で終わらせたい。
2001.6.19
"FOUR HANDS"第2部
14.マエストロ
いちおう3周年記念(1998.6.19に始まった)。我ながらむっちゃ長い。おまけに今回は例外的にネタばらし的解説を。こういう、ファン、マニア、オ○クのいるジャンルを取りあげる以上つっこみは覚悟しなければならないのであって、あらかじめ言い訳をしておくのが無難。
今回の曲目は、まず第一に「シャロンを感動させる」のを最優先して選んだ。そのために、独奏曲なら1曲(多楽章曲なら1楽章)8分、協奏曲なら1曲(1楽章)15分以内を目安に、また色々な傾向の曲をあえて選んだ。どちらも要は「シャロンを飽きさせない」ためだ(同じ傾向の曲が続くと書くことがかぶってしまうということもある)。なので、実際にはありえない曲目になっているのはよく承知している。
全曲CDを入手しているが、曲目的にあり得ない以上、1人のピアニストで揃えることも当然無理で、はじめからそれは放棄している。それよりはむしろその曲の名演を選んだ。アリシア・デ・ラローチャとアルトゥーロ・ベネデッティ・ミケランジェリでは全然違う演奏スタイルを持っているのも百も承知だが、あくまで「シャロンを感動させる」のが最優先なので。
選曲にあたって、候補になった曲(アルバム)のリスト: クラシック、ジャズ。これは単に今の時点で僕が持っている曲のリストなので、今後増える、はず。
以下、曲目解説:
- 前半
- $モーツァルト ピアノソナタ イ短調 K.310
- 音源
- アリシア・デ・ラローチャ モーツァルト ピアノソナタ集 vol.3 BMG 09026-60454-2
- 演奏時間
- Allegro maestoso 5:48; Andante cantabile con espressione 8:27; Prest 3:08
- MIDI
- Classical Archives - Mozart->Sonata in A-, K.310
- 楽譜
- The Sheet Music Archive free classical sheet music->Mozart->Sonata, K. 310
- その他資料
- 山崎孝一著『モーツァルト ピアノソナタ――演奏と解釈への助言』ムジカノーヴァ叢書21, 1997年。
久元祐子『モーツァルトのクラヴィーア音楽探訪――天才と同時代人たち』音楽之友社, 1998年。
モーツァルトのピアノ音楽-久元祐子ホームページ-
- コメント
- 古典派のソナタは入れたいよね、やっぱ、という感じで気軽に探し始めた。古典派でピアノソナタというと普通はハイドンの52曲、モーツァルトの18曲、ベートーヴェンの32曲の中から選ぶことになる。数字上はかなり多いのだが、ハイドンは真作かどうか疑われていたり、彼の作ではないとされているのもあったり、3人ともお稽古用の曲を書いているし、ベートーヴェンは長いのが多いし……と、どんどん抜いていくと数はかなり減ってしまう。ほかにハイドンのHob. XVI-52、ベートーヴェンの「悲愴」、「告別」が候補。
この曲は第8番と数えられていることが多いが、第9番とされることもあるので番号はあえてつけなかった。モーツァルトはピアノ曲に限らず短調で作曲することは少ないが、短調の曲は名曲ぞろいと言われている。イ短調ソナタは、以前はパリで作曲者の母が急死した直後に書かれ、悲しみに満ちた曲と言われていて、それを強調した演奏が多かったようだ。たが、最近の研究では母の死の後に書かれたことを裏付ける証拠がないことが明らかにされ、CDの解説でも「母の死を予感するような」などと言い訳めいたことが書かれるようになった。
- $シューベルト 即興曲 ヘ短調 Op. posth.142-4/D.935-4
- 音源
- アルフレッド・ブレンデル シューベルト 即興曲他 PHILIPS PHCP-9308
- 演奏時間
- 5:27
- MIDI
- Classical Archives - Schubert->Impromptu No.4 in F-, Op.142 D.935
- 楽譜
- 全音楽譜出版社 ZPL-017
The Sheet Music Archive free classical sheet music->Schubert->Impromptu, Op.142, No.4
- コメント
- シューベルトの2曲に関してはあまりこれといった思い入れがない。自分で課した時間制限上、どっかで小品を入れざるを得ないのはたしかだったので、ほかにリストやシューマン、メンデルスゾーン、フォーレ、ブラームスその他いろいろあさってみた。ショパンはスクリャービンとの関係上(後述)、入れられなかったのがつらい。で、これとシューマンの「幻想小曲集」、リストの練習曲(「ラ・カンパネッラ」あたり)からどれにしようかというころで、それほど深い理由もなくシューベルトになった(いちおうメロディがわかりやすく親しみやすいのはポイント高い)。
ちなみに、アミントーレ・ファンファーニの外見はブレンデルからもらっている。いや初めて見たときちょっと笑ってしまったのと、ピアニストっぽく感じる風貌というのを思い付かなかったので実在の人物から借りようと考えたのと、両方。
- $シューベルト 即興曲 変イ長調 Op.90-4/D.899-4
- 音源
- アルトゥール・ルービンシュタイン シューベルト 「さすらい人」幻想曲他 RCA RD86257
- 演奏時間
- 6:40
- MIDI
- Classical Archives - Schubert->Impromptus, Op.90 D.899->No.4 in Ab
- 楽譜
- 同上
The Sheet Music Archive free classical sheet music->Schubert->Impromptu, Op.90, No.4
- コメント
- こっちはさらに妥協の産物。本当はもっとテンポの遅い、8分以上かけた演奏のほうがいいと思うのだが、ほかの曲の長さとのかねあいでこうなった。
アミントーレ・ファンファーニの性格、というか子どもに対する態度はルービンシュタインから。この人はホロヴィッツとかミケランジェリみたいな偏屈な人とは対照的に、ごくまともな性格だったようだ。バーンスタインに近い感じなのかも。
- $ドビュッシー 「映像」第1集
- 音源
- アルトゥーロ・ベネデッティ・ミケランジェリ ドビュッシー 「映像」1、2集、子どもの領分 Deutsche Grammophon 415 372-2
- 演奏時間
- 水の反映 4:53; ラモーを讃えて 6:34; 運動 3:39
- 楽譜
- 全音楽譜出版社『ドビュッシー 映像 1・2』
- コメント
- 標題音楽*もほしいよね、というこれまた安易な方向性。た、だ、し、ベルウィックにないものはダメ。となると同じ「映像」でも第2集は「そして月は荒れた寺にかかる」があるからだめだし、ドビュッシーの「版画」もやっぱりだめ……というふうにやっていくとけっこうつらそうだが、ミケランジェリの「映像」という超名演があったので実際にはあまり迷わなかった。ただしこの曲を選ぼうとした時、ラヴェルの「ソナチネ」も頭に浮かんだ。これはもちろん標題音楽ではないが、ドビュッシーというとどうしてもラヴェルが出てくるので。「ソナチネ」もいい曲ではあるが、ちと高尚すぎる。
ちなみに3、ないし4つある「映像」のうち、1と2は好き嫌いのわかれそうな曲。管弦楽のための「映像」は聴いたことがないのでパス。「忘れられた映像」はあまりメジャーじゃないし、印象に残っていないのでやはりパス。
* 題名に示された風景や物語などを音で表現した曲。デュカの交響詩「魔法使いの弟子」はその代表。
- デューク・エリントン イン・ア・センチメンタル・ムード
- 音源
- ミシェル・ペトルチアーニ プロムナード・ウィズ・デューク 東芝EMI TOCJ-6313
- 演奏時間
- 5:58
- コメント
- ジャズ。クラシック、またはジャズに詳しい人なら「それはグルダの真似か?」と言うだろう。ジャズを入れようと思いついたとき、グルダがすでにそれをやっているとは知らなかった。単にクラシックだけでは、時間を埋められなさそうと思っただけ(もちろんジャズはピアノを使った音楽のジャンルとしてクラシックに比肩すると思っているが)。
クラシックの作曲家でジャズの手法に影響を受けた人は多いが、ピアニストでジャズも弾く人は、名ピアニストと言われる中ではフリードリヒ・グルダただ1人だ。しかしそのグルダといえど、ジャズの演奏は、ジャズの愛好家に言わせれば「下手」だそうで、クラシックのピアニストがペトルチアーニのように弾くなんてことは現時点では絶対無理だし、「バイファム」の時代になっても、現実の状況はそんなに変わっていないと思われる。
いっぽうでジャズピアニストがクラシックを弾くことはさほど珍しくないが、その場合はあくまでジャズっぽく弾くのであって、クラシックピアニストのように演奏するのではない、はず。(以下、次に続く)
- ビリー・ストレイホーン A列車で行こう
- 音源
- ミシェル・ペトルチアーニ 未発表ライヴ・ボックス VACR 2041
- 演奏時間
- 8:07
- コメント
- ジャズの曲は、白人ピアニストのソロから選んだ。ジャズでは黒人と白人では演奏スタイルがまるっきり異なる。素人が聴いても一発でわかる。白人ピアニストを選んだのは黒人の演奏をクラシックの後に持ってくるのはさすがに、あまりに水と油だから。
ところで、ジャズは、どの楽器であれ基本的にはソロではなくグループで演奏する音楽だと思う。クラシックピアニストからソロの活動を抜くのは、室内楽や伴奏専門の人でもない限り、絶対考えられないが、ジャズピアニストは、ソロの演奏をすることのほうが少ないのが普通だ。これは音楽性の違いによるものだと考えられるが、この話は割愛。
とにかく、ソロのCDというのはそんなに多くない。おまけに白人のソロの演奏というのは、いまいち面白くない。あまりジャズっぽくない。じゃあ何なのかと言われて、「……ジャズ?」と答える程度にジャズ。それに、白人、黒人を問わず、クラシックのソロに比べると聴き劣りする。
そんな中でミシェル・ペトルチアーニはかなり例外的な存在。ジャズのソロにありがちな単調さとかテクスチャーの薄さがない。しかも弾くのがうれしくてしょうがないのがCDを聞いているだけでも伝わってくる。ジャズとして聴いて損はしないが、「未発表ライヴ・ボックス」は3枚組で豪華箱入りの高価な代物なので、「パワー・オヴ・スリー」あたりがおすすめ。
- 休憩: 15分
- 最近は20分の場合が多いらしい。しかし今回の場合15分でも時間的にかなりきつい。ある演奏会がかりに18:00開演だとしても、18:00に最初の音が鳴るわけではなく、実際には5分以上たたないと演奏は始まらない。終わるときも20:00終演だったらアンコールの有無にかかわらず、少し早めに終わる。それに拍手している時間(ばかにならないくらい長い)を加えると、実際に演奏している時間は120分のコンサートのうち90分弱ではないだろうか。
それと今回は前半のほうが後半の倍近く長い。これは前半がソロで後半が協奏曲というちょっと変わった趣向のため。普通は全部ソロ=リサイタルであって、協奏曲は全部管弦楽曲=コンサートのうちの1曲(ほかは交響曲とかでピアニストは出てこない)として演奏されることがほとんど。オーケストラの用意をする時間=休憩時間ということになるので、本当は後半にもっと長い曲を持ってきて前半を削るべきだったのだが、曲目優先でこうなった。
なぜソロだけにしなかったかというと、ピアノの魅力を知る手がかりとして協奏曲というジャンルは外せないから。ソロだけだと飽きるからってのもあるけど。ジャズでもそうだけど、同じピアノの音でもピアノ以外の楽器の音(例えばベースとか)が1つでも入るとまるで違ったニュアンスに聞こえる。
- 後半
- レクオーナ ピアノと管弦楽のための「キューバ狂詩曲」
- 音源
- トマス・ティリーノ レクオーナ全ピアノ曲集 vol.3 BIS-CD-794
- 演奏時間
- 8:15
- コメント
- これが原曲(?)ってこと。エルネスト・レクオーナ(Ernesto Lecuona、1895-1963年、キューバ)は「キューバのガーシュウィン」と言われた人。クラシックとポピュラーの両方で活躍した作曲家だが、クラシックのピアノ曲に関しては小品がほとんどというか、多分全てで、ソナタとかはない。
「ベルウィック狂詩曲」をゼロからでっちあげて全て想像力でまかなうほどの勇気はなく、適当な曲を見つけようと思っていたのだが、その基準は1.ピアノと管弦楽のための曲(当然)、2.ベルウィックっぽいこと、3.新大陸出身の作曲家、4.あまり長くない。
2.は、方向性としては、グローフェの組曲「グランド・キャニオン」みたいな描写系で行くか、ベルウィックの旋律を取り入れるかといったところ。ふつう狂詩曲は後者だが、アルヴェーン(1872-1960年)の「スウェーデン狂詩曲」第1番《真夏の徹夜祭》なんかは前者っぽい要素がある(余談だがこの曲の冒頭旋律は、某国営放送の某料理番組のテーマ曲そのまま)。後者は、ベルウィックの旋律なんてものは本当はあり得ない。だって入植してから20年くらいじゃ、そんなものは生まれるはずがない。それはわかっているが、音楽で「っぽさ」はこの2つくらいしかないのでこれはどうしようもないということで。
3.はベルウィックは植民星なんだから、旧植民地出身の作曲家を選ぶのが無難だろうということ(もっとも「ベルウィック狂詩曲」の作曲者は地球人だが……)。ただ、新大陸出身の作曲者で、ピアノと管弦楽のための曲なんて、日本でそうそう簡単に手に入るはずもなく、レクオーナ以外ではヴィラ=ロボス(ブラジル)の「幻想曲」くらいしか、実際には聴いていない(これはヴィラ=ロボスらしく恐ろしく荒々しい曲で、嫌いではないがちょっと敬遠)。
ちなみにこの曲自体は非常にどうでもいい曲で、名曲とはとても思えない。ちょっとずるいけど、ま、そんなもんだろう。
- スクリャービン ピアノ協奏曲 嬰ヘ短調 Op.20
- 音源
- アナトール・ウゴルスキ/ピエール・ブーレーズ/シカゴ交響楽団 スクリャービン ピアノ協奏曲他 Deutsche Grammophon POCG-10164
- 演奏時間
- Allegro 7:41; Andante 8:38; Allegro moderato 10:49
- Real Player/WMA
- ピティナ・ピアノホームページ (全曲)
- MIDI
- Classical Archives: N-S->SCRIABIN, Alexander->Piano Concerto in F#- Op.20 (抜粋なので注意。第2楽章の主題から第2変奏までのみ)
- 楽譜
- Edition Eulenburg No.1287
- コメント
- この曲についてはここを参照。この曲が個人的にはこの演奏会のメイン。クレアとかペンチが聴いたら、思わず泣いてしまいそうな、甘くて切なくてロマンチックな曲。それをシャロンが聴いて感動するというのは、はたで見ていたら何となくニヤニヤしてしまう。君もやっぱり女の子なのねって感じで。
とは言え、最初はサン=サーンスの第4番、ラヴェルのト長調、ショスタコーヴィチの第2番みたいな、明るくて軽い系を考えていたが、感動するかというとそれほどでも……と思う。または「皇帝」に感動するシャロンもそれはそれでカッコいいが、これは第1楽章が長いので(この曲の場合それがいいのだが)断念。
さてこの曲はあまりにショパンっぽいのはクラシックに詳しい人が聴けば一目(?)瞭然なので、おかげで独奏曲でショパンを使うことがためらわれ、非常にしんどかった。ピアノでショパン抜きってのはねえ……。
- アンコール
- $D.スカルラッティ ソナタ ホ長調 L.23
- 音源
- ウラディーミル・ホロヴィッツ スカルラッティ ソナタ集 CBS/SONY 22DC 5542
- 演奏時間
- 3:11
- MIDI
- Classical Archives - Scarlatti's Sonatas->K.380
- コメント
- この曲についてはほぼ文中で書いたとおり。この人の親父のアレッサンドロ・スカルラッティもわりと有名な作曲家なので注意。スカルラッティのソナタはK番号とL番号の2つが、だいたい同じくらいよく用いられていて、両者の数字に相関性はないみたいなので、これも注意。
本当は、アンコールを立て続けに2曲弾くということはまずありえない。
- $ドヴォルザーク ユーモレスク 変ト長調 Op.101-7
- 音源
- ヨルク・デムス FAMOUS PIANO PIECES EMI Seraphim 7243 5 69112 2 9
- 演奏時間
- 2:31
- MIDI
- Classical Archives: A-E->DVORAK, Antonin->Humoresque in Gb, Op.101, No.7
- 楽譜
- The Sheet Music Archive free classical sheet music->Dvorak->Humoresque
- コメント
- ドヴォルザークのピアノ曲はマイナーなのだけど、そういうこととは無関係に、作曲者がドヴォルザークであることも、もともとはピアノ曲であることもほとんどの人はいま初めて知ったと思われるのに、旋律だけは突出して有名な曲。
この曲を演奏会の場でクラシックのピアニストがとりあげることはまずないが、この場合はあくまでシャロンのリクエストということで。
なお、上のMIDIと僕の持っているCDでは演奏スタイルが全然別。前者はうるさいくらいだが(少なくとも僕の再生環境では)、後者はもっと静か。
- ビーチ 「4つのスケッチ」Op.15-4 《蛍》
- 音源
- ヴァージニア・エスキン Mrs. H.H.A ビーチ ピアノ曲集 KOCH 3-7254-2 H1
- 演奏時間
- 2:46
- コメント
- エイミー・ビーチ(Amy Beach、1867-1944年、アメリカ)は、クラシックでは珍しい女性作曲家。ほかにはファニー・メンデルスゾーン(「結婚行進曲」とかで知られているメンデルスゾーンの姉(妹?))、クララ・シューマン(「ウルトラセブン」で有名な(おい)、ピアノ協奏曲を書いたシューマンの奥さん)、セシル・シャミナード、ジェルメーヌ・タイユフュールくらい。
本当はジャズではなくクラシックで、アメリカ人作曲家の曲をどっかに入れたいと思っていたのだけど(ピアニストがアメリカ人なので)、どうもぴんとくるのがなく、この曲ならアンコールに入れられるかな、と。
《蛍》というのはスターダストを念頭に置いているのは言うまでもない。曲は、全然叙情的でなく、全く逆に華やかだが。アメリカ人にとって蛍はそういうものらしい。
参考文献
『最新名曲解説全集』音楽之友社, 1979年。(上記解説で$をつけた曲は解説あり。)
諸井誠『ピアノ名曲名盤100』音楽之友社, 1977年。
高橋淳編著『ピアノ・レパートリー事典』春秋社, 1988年。
渡辺和『気軽に行こうクラシックコンサート/チケットから服装まで』音楽之友社, 1995年。
千蔵八郎『ピアノ音楽史事典』春秋社, 1996年。
これまた無茶苦茶長い…。続きは明日書こう。
2001.6.18
"FOUR HANDS"第2部
13.アポリナリオ
ストーリー展開上特に意味もなく下品な話を入れたのはよくなかったかも。これはバレないと思うけど、いちおう指摘されるとやっぱりヤなので言っておくと、バスの運ちゃんがバスから降りて客を見送るくだりはボブ・グリーンのコラムにあった話。
自分で書いておいて何だが、とつじょ漫画っぽい展開になっているな。
2001.6.17
"FOUR HANDS"第2部
10.見舞い
15.Bewitched
懸案だった第14章を何とか書き上げた。この2章には、書いている間に生じた不都合の解消とか思いついたアイデアを追加したりした。第15章の匂いの出るネックレスは、指摘されるとヤなんでこっちからバラしてしまうが、デュ・ガール『チボー家の人々』の同様の小道具からもらった。このネックレスに限らないけど、この人は本当によく小道具を思いつく。机のひきだしの中のこまごまとした物までちゃんと考えるのが偉すぎる。
2001.6.16
An Introductory Guide to Round Vernian VIFAM
7. Cast & credits
「13」のスタッフ追加。それにあわせて章だてを一部入れ換えた。OVAはどうしようかというところ。何故なら、まず大部分「バイファム」本編とかぶる。それと「バイファム」も「13」もスタッフのポジション、つまり進行とか文芸とかの英語訳を調べるのが面倒くさい都合上、Op.に出てくるのだけ勝手に訳しているのだが、OVAは#3は最後にまとめて出てきた気がするし、#1と#2は本当に本編とほとんど同じだろうし……。だいたい「バイファム13製作委員会」だって、勝手に英訳したはいいが、これでいいんかいっつー感じだし。
ところで、荻田光雄のことを「はぎた」と何となく読んでいたけど、僕の母校の数学の先生だったおぎぽんは本名荻田(おぎた)先生だった(うわ、ごめんなさい)。英語ではローマ字表記するから、読みを調べてみたら何故か「はぎた」であっていた。
2001.6.15
またまた今さらだけど、平成13年1月3日には、せっかくだから何かやるべきだった。1月33日も13月3日も存在しないのがつらい。
結局こうしてネタにしてるんだからいいじゃんという話もある。いやしかしせっかくだから「13」を振り返ってみるとか、総括してみるとか……。ってあの時期はそんなことをする余裕はなかったのか。
2001.6.14
ショック。ちょっと訳ありで、「13」のエアチェックをとり出して再生したら、まともに見れた(ら抜き)もんじゃない。いや、話の内容じゃなくて。標準速だったし、画質が落ちるほど繰り返し鑑賞していないのに(というか、1回も再生しなかったかも)。まさかたまたま例のじいさんが出てくる回だったからか??
2001.6.13
秋葉原K-BOOKSで、別冊「アニメディア」1、2(各1)、「ジ・アニメ」特別編集1、2(各2)発見。「アニメディア」は1000円、「ジ・アニメ」は1800円だったと思う。少し値下がったか?
ところでこの店、以前は「バイファム」のCDを「か」の所に置いていたはずだが、今日見たら「は」のところに移っていた。正確には「パトレイバー」が「は」のところにあったと言うべきか。
2001.6.9
これまた今さらだけど、↑にちょっとしたメッセージを。あ、何のことかわからない人はそれで構いません。多分わからないままで問題ないです。
2001.6.8
今さらだけど、ShalonじゃなくてSharonだと例の外人に指摘されていたのを思い出した。と言われても作中にそう書いてあるし、そういうことなんだと返事したけど。13人の名前と綴りって、個人的に全く問題ないと言い切れるのはスコットとマキとケンツ。ケンツは特に、ファーストネームがそこはかとなく和風っぽいのに日本人には絶対ない名前で、しかもお尻に青あざがあるのが絶妙。
2001.6.7
「バイファム」第14話感想
ページの最後にスコット作成の当番表を追加。
2001.5.29
An Introductory Guide to Round Vernian VIFAM
7. Hello, VIFAM again --Sidestories and a sequel
OVAと「13」について。ついでに第1章も更新。Animerica: Animerica Feature: Mobile Suit Gundamに刺激されて。ここは日本のアニメについて色々書いている。TVの新作速報とかもしている。これを読むと所詮自分の英文は日本人臭さがにじみ出ているのを自覚させられてちょっと憂鬱になるが、記事自体は面白い。的外れなことは書いてないし。
2001.5.27
An Introductory Guide to Round Vernian VIFAM
5. List of Episodes
メールもらったのに触発されて作成。急ごしらえなのでところどころいまいち。「再会」って英語にはないのね。ドイツ語ならWiedersehenがあるのに(もっともWieder=再び、sehen=見るだし、ドイツ語だと単語同士くっつけるの簡単だから単にくっついただけなんだけど)。meet againというよりほかにないみたいなんだけど、それだと説明的すぎる。
しかし「バイファム」自体のサブタイトルもあまりセンスない気がする。もうちょっと、ねえ……。
ちなみに最終話の「いつまでも」をforeverとすると何となくニュアンスが違うように思ったのでalwaysにしてみた。「いつでも」に近いんじゃないかと。
2001.5.26
昨日(2001.5.25)の続き。その人にいくつか質問をしてみた。公開するって断ってないけど、ま、いいさね…。
- Q1 あなたの国籍、性別、年齢について教えて下さい(もしさしつかえなければ)。
- アメリカ人、23歳、女、2歳の男児の母。
- Q2 いつどうやって「バイファム」を知りましたか?
Q3 何語で観ましたか?
Q4 日本語でないとしたら字幕でしたか吹き替えでしたか? (細けー)
- (要約) 父が商用で1980年代なかばに東京に出かけたとき、父はアニメや漫画に興味があったので、それらをいくつか買って帰りました。その中に「バイファム」の「消えた12人」がありました。もちろん日本語でしたが、私は私の兄弟や姉妹と一緒にそれを観て、当時それを作品中の唯一の英語のセリフから「お誕生日おめでとう、スコットキャプテン」と名づけました。以来日本のアニメの熱心なファンになっています。
1年ほど前、私は「バイファム」のことを思い出し、父にまだテープを持っているか聞きました。父はそれを見つけたのですが、何度も観たせいでノイズがひどく、とりあえずダビングしました。そしてその日本語訳をある人に頼んで、その日本語訳をまた別の人に頼んで字幕にしてテープにつけてもらうことにしています。(注: 本編その他は一切観たことがないそうだ。)
- Q5 ほかに日本人でない「バイファム」ファンを知ってますか?
- いいえ。ですが私は私のテープを友人に見せて彼らをファンにするつもりです。
- Q6 13人の子で誰が一番好きですか? ちなみに私はシャロンです。(無理な質問だった…)
- シャロンは私も好きです。彼女はとっても楽しいです。
泣ける……。いい話だ……。
2001.5.25
英文解説を読んだという英語のメールをもらった。日本人じゃない人で「バイファム」ファンというのは初めてなのでとにかくうれしい。ところでこの人はウェブサイトを持っていて、「バイファム」のページもあるんだけど。
だけど……何というか、URLを書くと中身を見たあの人とかあの人とかあの人が激怒しそうなのでやめておく。めんどいことになりそうなので。ひとの作品を勝手に自分のギャラリーにいれるっつーのはねー。
ちなみにそこのリンクを見たら、リンク先の中に僕の英文解説をパクッてるページがあった。僕は「上村暁作、リンク自由、コピー自由、改訂歓迎ただしこの行は変えるな」と書いてあるのにそれは無視された。ま、いいけどさ。
もう1つ、My Toy Story Cornerによると"Toy Story"の宇宙服のデザインは「バイファム」のトゥインクルヘッドから来ているんだっていうけど、本当なのか? 見たことないからわからん。
2001.5.24
某社でコンピュータによる音声認識と音声合成のデモを見てきた(注: 別に「バイファム」の参考にしようとかいうわけではない)。で、何というか……ボギーと比べると明らかに見劣りする。人口無能的な今の技術に比べたら、ボギーとの会話なんて人間同士みたいなもんだ(実際そうだけど)。
認識のほうはまだしもいいんだけど、合成のほうが、もう。しゃべり方も問題だし、それに今の段階だと原稿=コンピュータがしゃべる内容はあらかじめ用意してあって、その中から文脈にあったことを選んでしゃべっているにすぎない。ボギーは原稿もその場その場で作成してる感じだもんね。
しかし「バイファム」の世界はあれだけ音声に関する技術が発達しているのに文字認識(手書き入力とか)がまるでないのは片手落ちの気がしてきた。
2001.5.14
STUDIO-MAKI 恋するヤマダ、「バイファム」で小説を書く人は必見。今まで存在を知らなかったなんてもったいない。未発表分を掲載してほしい。メール送ろうか…。小説で次の章(?)へのリンクがわかりづらいが、nextの下のイメージをクリックする。
2001.5.13
http://www20.freeweb.ne.jp/play/momodou/momo/kurea.jpg
、18禁? いや、これはクリームなのだ!! あまりえっちじゃないのは作者も認めている: ももいろギャラリー(こっちはホントに18禁)。
銀河漂流バイファムを熱く語る(笑)、某2chの過去ログ。匿名なのであまり腹をたてて読まないように。これも女性が読むと気分を害するかも……。
世紀末ボツコン伝説、何だかよくわからないが笑える。
†Anime、たしかに名セリフだが、しかし大人が叫ぶのは…。
多田の国星:銀河漂流バイファム、なぜかどれもクレアが出てる。
銀河漂流バイファム、どちらか片方というより旧作だけでよい。
http://mti.art.cg/ch/esey/suirin1.htm
、もっと続けてほしかった。「時空間における量子力学」はあまり深い意味はない。
http://www.d1.dion.ne.jp/~aico_co/otakara-vifam.htm
、でかっ。シャロンは、ここはVサインの場面なのか!?
http://www06.u-page.so-net.ne.jp/cb3/sakura-a/CGkan4.html
、そう言われるとたしかにロディ機も何の差別化もされていなかった。かえってスコット機(?)のほうが色が違ったし。とはいえ、みんな全く同じのに乗っているのも、ヒーロー性云々とは別に、識別の問題で視聴者が困るとも言える。
http://www2.tokai.or.jp/ANIME/hero2.htm
、こっわ〜。「13」はこんな作画の回があったのか…。
アニメソングの部屋(楽)、この曲の感想は珍しいと思う。
バイファム13、まったくそのとおり。って2年も前のだ。
ラウンドバーニアン プレイ中、こんなゲームがあるとは。
ローデン大佐、「バイファム」の全サイト中もっともキャッチーなタイトルを持っている。とりあえず行くべし。
映像、一世を風靡したのかな…。こんなこと書いちゃまずいか。
銀河漂流バイファム、アポジモーターって言葉、いつから使われだしたんだろう?
銀河漂流バイファム、やや辛目の評価。思い入れとは無関係に文章をかける人はそう多くない、というか思い入れのある人が感想を書くことが大体の場合なので、自然と甘口の評価ばかり目にすることになるけど、こういうのも読むべき。言っていることは正しいし。
http://www.bekkoame.ne.jp/ro/y-matumura/ogyohgi.htm
(田山真美人のホームページ)、当時作画スタッフだった某氏(URLとか見ればわかるけど)のページ。リンクフリーではない、と明記してあるので。あと18禁。
藤沢画廊 2、カチュアの体に映った星がいい。
帝國奇譚、……。
2001.5.7
戦艦群像もの
そんなカテゴリー、あるのだろうか…。『エスクワイア・マガジン・ジャパン』(!)のムックで、ピンク色の表紙に峰不二子が描かれているのが最近出版された。当然アニメを特集している。その中のアニメの歴史を系統化した図で、「バイファム」はこのカテゴリーの1作品とされていた。「ヤマト」―「マクロス」―「バイファム」―「ナデシコ」―「リヴァイアス」*という系統。
テレビ局、制作会社、スタッフその他作品外の情報を全部忘れて、内容だけを比較したとしてもあんまつながらない気がする。僕がまだ先入観にとらわれてるのか? このカテゴリーの定義は書いておいてほしかった。僕には帰納できない。
* 「永遠のリヴァイアス」となっていたがこれは誤り。
2001.5.4
某オフで、うちの古本屋情報が役にたったとお礼を言われてしまった。あ、「てしまった」ってことはないか。役にたってるのかどうかさっぱりわからなかったので、本当にうれしかった。最近は神保町に行く頻度が落ちてきたけど(ほしいものがあんまなくなってきたので)、基本的に何か見つけたら書くようにしていますのでどうぞ参考にしてください。
2001.4.29
2001.4.24の続き。まあ、シャロンでいちばん先に思いつくのは「使用人のおっさん」(第8話)だし、それは前回の文章を書いたときにも頭にあった。ただ、シャロンの口調がまんまこの人からじゃないと思う。この人がどういう人なのか全然わからないから何とも言えないけど。全然わからないからどうとでも解釈できるとも言えるか。ひょっとしたら一人称の「オレ」はこの人からかもしれない。にしても、娘を何年か預けたらああいうしゃべりかたになってしまったって、母親としてはどういう気持ちになるんだろうか。
そういや、マキのしゃべりかたも謎と言えば謎。外見ともども、生まれつきそういう性格のためなんだろうか。しかし僕が思うに、13人のうちでシャロンだけは下町育ち(ケンツも基本的には山手だと思う)、ジミーだけ田舎の子で、あとは基本的に都会。バーツが家庭環境のせいでああなのはわかるから、やっぱりマキはちょっと謎。単にもともとそういう性格、だけでは弱いような。
2001.4.26
すいません
ずいぶん長くサーバが死んでました。突然死んで、どうやら大幅なシステムの入れ替えをしているらしいのだけど、何の説明もなくいきなり復活したので、もう大丈夫なのかどうかよくわからないでいます。
本当はNBCiに謝罪してほしいし、それがスジだけど、しかたないので僕が代わりに謝っておきます。
ちなみに下の、サーバが死んでいた間の数回分の更新はミラーで公開していました。
2001.4.24
そういえば、シャロンのあの口調はいったいどこで身についたんだろう? ジャンク屋のおばさんの家に預けられていた間に、というのがやはり順当だと思うが、僕は個人的におばさんの子どもは2人姉妹という設定にしているので、これだと別に男の子とばかり接して暮らしていたわけでもないことになる。うーん……。何でシャロンのしゃべりかたに今まで疑問を持たなかったんだろう?
2001.4.16
ねばぎば
「バイファム」で恋愛小説を書くなら。「あんな噂」を気にしたり、「いきなり抱き寄せてキス」するような話を書いてみたい。誰と誰で、が問題だけど夜に車かバイク飛ばして海を見に行く(<歌詞はそこまで言ってないけど、海じゃなきゃダメ、当然)なんて1人しかいないよな…。
あ、こういうのは早い者勝ちなので、話を思いついた人からど〜ぞ。
2001.4.10
えー、某所で更新がないとさびしいと言われたので…。と言ってもたいしたことはやれないけど。
バイファム。「クレアード」じゃ…(ところどころ日本語も間違っている気がするのは気のせい?)。ウグの大群か…。たしかにわらわらって感じだったかも…。
VIFAM1。ロディは後半顔でカチュアは前半顔っぽいかな。
リンクにも1件追加(NEWがついているやつ)。読んでいる暇がないけれど(暇になったら読みますんで)、作成中の全話解説に期待。ちなみに第45話のタイトルが間違っている。しかし、リンクの登録基準が自分でもわからなくなってしまった。ほとんど気分次第のような。
2001.3.12
休眠宣言
呼ばれているような気がするのと近所でも同じような宣言がおこなわれているのとで。というか、いま正念場なので。「君ほど毎年正念場を迎える人も珍しいですなあ」ってところ。
"FOUR HANDS"第2部
15.Bewitched (暫定版)
で、休眠前の餞別みたいなもの。13はほぼ書けているけど、僕にしては珍しく引きがあるので長期ほったらかしにするのはよくない。14はほとんど書けていない。16以後はさすがにネタばれが激しいので。この章番号は書けてない部分のできあがり次第でもっと大きくなる可能性あり。
つーことでしばらく僕のことは忘れてください。多分4ヶ月くらい。
2001.2.26
今週の宇宙人・その3。がーんん。
ラムビション(第一期)。笠原弘子のファンクラブの会誌らしい。小説「カチュアの星へ」とか、VIFAM FOREVER…!!はすごく読みたい。
2001.2.23
神保町にて。長島書店で「スパークリング・バイファム」(900円!)、RBワンダーで「パーフェクト・メモリー」(帯、ポスター付3000円)、「らでぃっく」3冊(本のみ3000円)発見。全体的に値崩れしているような。
2001.2.18
『らでぃっく』感想
2001.2.15
An Introductory Guide to Round Vernian VIFAM
小改稿。重要な変更はしていないが、細かく色々と。
2001.2.13
開発日誌2001年01月、'01/01/23 02:10 (火)。ささやかな幸せを感じる。やっぱfjで宣伝する/されるってのは(2001.1.19参照)、効果が大きいみたい(もちろんjapanも)。「リヴァイアス」話の最後のやつ、終わらせないとあかんなあ…。
2001.2.11
『ミンディ・ゾーン みんだ☆なお作品集』感想
2001.2.6
「13」放映終了に寄せて
少し改稿。しかし今にして思うと、初潮とまでいかなくても、トイレくらい「13」でやってもよかったのに。「13」はあまりに無難すぎた。
2001.2.3
13人の出身地
いちおう前のを加筆して完成させたことになる。…本当は、『パーフェクト・メモリー』の13人のプロフィールを全部書くのが親切なんだろうけど。そういえば、何でどこもやってないんだろう? 著作権? それとも内容にやや説得力がないところがあるから? 実際のところ、本編では13人は地球になじみがないみたいだったし。
過去ログ(?)分離。ニュース記事の分離は見送る。独立させるメリットがないと思うので。それだけをまとめて読みたいとか、そうすると便利だからってことはなさそう。おそろしいことにvol.dは企画は何一つなく、全部雑談で埋まっている。これはけっこうすごい。
2001.2.2
お買い物
題名/名前 | 定価 | 価格 | コメント |
『らでぃっく』全3冊+封筒 | ? | 5000 | 秋葉原K-BOOKSにて。 |
希少本の入ったケースの中に見つけた瞬間、K-BOOKSのメンバーズカードを財布から探し出す。自分の価値観を疑いつつ。あくまで「スタジオライブの本」だが、さすがに「バイファム」度が高い。ちょっとアレなイラストもあったりして。
2001.1.26
ちょっとだけ「バイファム」な書籍/雑誌(49)
"Great Mechanics"略して"GM"(ホントに)。その名の通りジムと、「ボトムズ」と「ダンバイン」を特集したムック。「アニメにおけるコンピュータ発達史」というような文で「バイファム」でのコンピュータ描写が触れられていた。ブリッジの絵が載っていたけど、そういえばボギー本体はまるで描写されてないから、それ以外に載せる絵がないんだよね。
2001.1.25
best anime : The largest anime and manga site. over 600 titles and 20 Giga bytes of images, movieclips, etc..、メリケンとはおそろしい世界だ…。
Club Nihon Simulation - Round Vernian, Vifam、えーと、よくわからないんだけど、ゲーム? しかもテーブルでやるやつ? しかも1987年発売みたいだし。うーん…。
The Neko Gallery、理解不能…。
2001.1.24
ネットニュースへの投稿
Path: news.cc.hit-u.ac.jp!not-for-mail
From: <gsm9923@srv.cc.hit-u.ac.jp>
Newsgroups: fj.rec.animation.oldies
Subject: Re: VIFAM names
Date: 25 Jan 2001 02:32:25 +0900
Organization: Hitotsubashi University, Tokyo, Japan
Lines: 33
Message-ID: <pgv1ytsrh3q.fsf@srv.cc.hit-u.ac.jp>
References: <pdx-1601010135580001@news.biglobe.ne.jp>
<877l3s2hgj.fsf_-_@nakaji.tutrp.tut.ac.jp>
<pgv4ryvhan5.fsf@srv.cc.hit-u.ac.jp>
<pgvk87rk0x6.fsf@srv.cc.hit-u.ac.jp> <3A68F22E.8F5571BC@ftl.co.jp>
<pgvwvbqtd4y.fsf@srv.cc.hit-u.ac.jp> <3A6B97A2.915761A@ftl.co.jp>
<pgvofx0maww.fsf@srv.cc.hit-u.ac.jp> <3A6BCB21.E8BBC6A5@ftl.co.jp>
<pgvwvbnx7m7.fsf@srv.cc.hit-u.ac.jp> <3A6D0504.BFF87A59@ftl.co.jp>
NNTP-Posting-Host: srv.cc.hit-u.ac.jp
X-Trace: deimos.cc.hit-u.ac.jp 980357545 25394 133.46.12.1 (24 Jan 2001 17:32:25 GMT)
X-Complaints-To: postmaster@cc.hit-u.ac.jp
NNTP-Posting-Date: 24 Jan 2001 17:32:25 GMT
X-Newsreader: Gnus v5.3/Emacs 19.34
Xref: news.cc.hit-u.ac.jp fj.rec.animation.oldies:1289
上村@一橋大です。
Sawada Kozo <sawada@ftl.co.jp> writes:
> > こ、これは誰しも思いつくでしょう。さらに妹: ニッパー、
> > 弟: スパナとか(笑)。
>
> なんかGGGのメカみたいな一家だ(^_^;
僕は安直にサザエさんを思い出しました(笑)。
> > # しかしペンチは美少女ですか、そうですか。
> > # いや、いいですけど…ごにょごにょ。
>
> まぁ個人的に一押しはカチュアだったりするのですが(笑)
やっぱカチュアでしょう! 「バイファム」で美少女と言ったら
カチュアしかいません。ほかは単なる少女です(笑)。
# おばさんは論外です。
> (ロディ・マスと解釈すると、年下に目覚めた某アルテイシア
> さんがロディを手篭めにして婿取りした…というのをどこぞで
> 見かけた気もしますが(汗))
こ、これはすごすぎる。ガンダムとバイファムとトランスフォーマーの
3つともわかる人ってそんなに多くないような。
14歳と17歳(?)だからな…。26歳のおばさんに比べたら全然OKだよなー。
アルテイシアさんの好みはよくわからないけど…。
---
"Your new idea is often so unique that someone has already thought of."
gsm9923@srv.cc.hit-u.ac.jp