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大菩薩嶺F
No.27-3 2月の大菩薩嶺2057m
令和6年(2024年)2月17日(土)〜18日(日) 曇りがち

一瞬、霧が晴れた!
霧氷と残雪の山稜(標高2000m地点)

大菩薩嶺の略図
第1日目
「ロッヂ長兵衛」の脇を通過
上日川峠を通過

天気がイマイチ
介山荘に到着!

長さ15mm〜20mm
コメツガの球果
↑左は雪上で撮ったもの
右は乾燥状態のもの↑

一瞬、霧が晴れた!

第1日(2/17)=新宿07:30-[あずさ3号]-8:53塩山駅・南口9:30-《バス》-9:57大菩薩峠登山口(裂石)〜上日川峠〜福ちゃん荘〜15:35大菩薩峠・介山荘
第2日(2/18)=介山荘7:30〜親不知ノ頭〜賽ノ河原〜雷岩〜大菩薩嶺2057m〜丸川峠〜大菩薩登山口〜13:40大菩薩の湯15:03-《バス約25分》-塩山駅
 【歩行時間: 第1日=4時間 第2日=4時間30分】
 →地理院地図(電子国土Web)の該当ページへ


 何時ものメンバー(夫婦)で、大菩薩峠の介山荘に1泊して、残雪の大菩薩嶺を楽しんできました。雪山の初級コースですが、久しぶりの本格登山(常日頃の鍛錬不足)で、けっこう疲れました。天気予報が外れて2日間とも曇りがちだったのが少し残念だったかも。

 2005年秋に泊まって以来の介山荘はその後(2007年?に)改装されたようで、益々快適でした。この日の宿泊客は私達を含めて3組の13名。夕食は盛り沢山なポテトサラダや美味しいリンゴなど、例によってサービスの白ワイン付、メインはやっぱりカレーライス。記念のボールペンをいただいたのまで、20年前と同じで、それがとても嬉しかったです。みなさんと和気藹々とテーブルを囲み、山談議に花が咲きました。部屋は約8畳の個室をあてがわれて、1泊2食付一人9,000円は(今回も)安すぎると思いました。
 早朝の気温はマイナス1度。介山荘のご主人(三代目の益田真路氏)もこの暖かさには驚いていました。気象庁の天気予報によると3月下旬〜4月上旬の陽気だそうです。

 軽アイゼン装着は福ちゃん荘の先、仙石茶屋の辺りから。外したのは丸川峠を1時間ほど下った処でした。トレースはしっかりしていて安心です。
 積雪状態は写真で見ての通りですが、大菩薩嶺の山頂から丸川峠へ下る斜面には特に多かったです。この区間は、雪上にコメツガの球果(松ぼっくり)がたくさん落ちていました。

 「大菩薩の湯」へ下山して、2日間の汗を流してから缶ビールを飲みました。それからバスで塩山駅へ。上りの「特急かいじ16:26発」を待つ間、駅前の食堂「夢乃家」で…小さく流れる昭和的な曲(調理場から流れてくるBGMです)を聴きながら…佐知子は「ほうとう」、私は熱燗に馬刺し。で、完璧な〆、でした。(*^^)v

佐知子の歌日記より
明日から晴れの予報に小躍りし急ぎリュックにアイゼン入れる
シャッターを三回押す間に富士は消え ため息ばかりの大菩薩かな
ストックがどこへ行ったか見当たらぬ温泉までは使っていたが・・・


第2日目
山稜の霧氷
翌朝は朝からガス:霧氷が美しい!
朝もやが少し晴れだした

ほとんど心眼・・・
雷岩の辺りでチラッと富士山が・・・
この一瞬だけの展望でしたが・・・

樹林に囲まれて展望はない
大菩薩嶺の山頂
積雪は20cm程度
丸川峠(丸川荘)を通過

「大菩薩の湯」: 詳細は拙山行記録の和名倉山の項を参照してみてください。


 大菩薩嶺の山旅日記 INDEX
@ よい山だ!: H8年5月
A 牛ノ寝コースで下山: H16年10月
B 山の仲間と再び: H17年9月
C いい山はやっぱりいい!: H23年6月
D 時代は変わった…かも: R4年7月
E ガスってもいい山はいい: R4年7月
F 2月の大菩薩嶺: R6年2月(本項)

 大菩薩連嶺関係の山旅日記
黒川鶏冠山:H19年11月 北小金沢連嶺:H23年7月 大蔵高丸・ハマイバ丸:H25年8月,他 大谷ヶ丸:H28年8月 雁ヶ腹摺山:H22年10月 滝子山:H19年12月 笹子雁ヶ腹摺山:H8年2月

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