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刺し方基本編


「どうもべちゃっとしたやきとりになってしまう・・・」

「どうしたら焼鳥屋さんみたいにカラッと焼けるのかな」

「スーパーで刺してある焼鳥を買ってきて家で焼いたけど中に味がつかない・・・」

「串が焼け落ちてしまう」

「黒焦げの炭のような焼鳥になってしまう・・・」

「普通のテリヤキみたいな味にしかならない」

自分で焼鳥を作ってみるものの、どうもうまくいかないことってあると思いますが

この基本編に書いてあることを実践するだけでも格段に旨くなると思います。



刺し方

焼鳥の刺し方の基本形です。
ここでは「ぶつ切りの肉をどう刺すか」って程度にしておきます。
種類ごとに色んな刺し方がありますが、それは「個別編」で解説します。


@一本のボリュームを抑える

バーベキューか?ってくらい一本のボリューム満点の焼鳥があります。
一本のボリュームが多いものって、むね肉やもも肉をぶつ切りにして刺してるってパターンが多いのですが、よっぽど旨い地鶏ならともかく、水っぽく食べるのが苦痛になることすらあると思います。

一本のボリュームを抑えるのは焼きやすいのはもちろんのこと、小さなサイズにすることにより、たくさんの種類が食べられます。


A持つところに近い肉は小さいものを

焼鳥を何回か焼いてみたことがある人は良くわかると思いますが、先の方ほどよく焼けて、持つところに近いところは生のままってことがよくあります。
そこを良く焼こうと思って網の真ん中のほうに持っていったら、今度は焼きすぎて持つところの串が燃えてしまったとか・・・

焼鳥はどうしても根元のほうが焼けませんから、少し小さめにしておくと良いのです。
見栄えのバランスも良くなります。
大きさだけでなく、火の通りにくそうなものや油が多く炎があがりそうなもの(皮の多い部分など)もなるべく根元のほうには刺さないようにします。

焼くときと見栄えも考えて

B串の先はネタから出さない

焼鳥というのは単価の低い商売ですのでたいていの店は串は洗って再利用します。
串の先が焼け落ちたり焦げて丸くなっているとその串はもう使えませんので串が焦げないように串の先はいちばん端っこのネタから出ないようにします。

別に商売じゃなくて使った串は捨ててしまうにしても、尖った串の先は燃えやすいのでださないほうが良いでしょう。

焼鳥専用の焼き台(自作も含めて)の中には焼鳥を橋渡しのようにして焼くのもあります。
この場合は串を引っ掛けて橋渡しするので串の先は出しておく必要があります(下図)この場合は、格段に焼きやすいというメリットがあります。
この場合は串をだします
私は食べる人の感じからすると尖ってるのが先からでてるってどうかなと思うんでこの焼き方はあんまり好きじゃありませんが・・・


C一本づつのバランスを揃える

何本かまとめて焼く場合、一本一本のバランスがバラバラだと見栄えが良くないし、焼きあがり時間が違ってきてしまいます。
自分なりの刺し方のパターンを決めておけばプロっぽく綺麗にも決まります。

私(えだまめ)のパターンは「個別編」でご紹介します。






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