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(御詠歌)
「世を照らす 仏のしるし ありければ まだともしびも 消えぬなりけり 」(現在)
「万世の 願いをここに 納めおく 水は苔より 出る谷汲 」(過去)
「今までは 親と頼みし 笈摺を 脱ぎ納むる 美濃の谷汲 」(未来)
谷汲山華厳寺は、平成21年3月1日から3月14日の9:00〜16:00に54年ぶり御本尊(十一面観世音菩薩)の御開帳です。
期間中は御本尊御厨子の扉が開いており、御本尊の御手より結ばれた五色の紐を直接さわることができます。
この紐をさわる事によって、御本尊と直接御縁を結び、観音様の御利益をいただくことができます。
西国三十三番満願霊場美濃国谷汲山華厳寺は「谷汲さん」の名でも親しまれ、西国札所の中で最も東の岐阜県に位置しています。
谷汲山華厳寺では西国三十三番の満願霊場として花山法皇が詠まれた御製三首の御詠歌にちなんで三つの御朱印があります。
三つの御朱印は本堂(観音堂)、満願堂、笈摺堂を指し、それぞれ現在・過去・未来を表しているとされております 。
平成23年3月19日第一番札所「青岸渡寺」から始まり12月3日第三十三番札所「谷汲山華厳寺」の10カ月で満願しました。
今年3月19日から始まり、三十三の札所、三の番外札所、比叡山延暦寺、高野山、善光寺で三十九の寺院に参拝できました。
谷汲山華厳寺にて申請書を頂き「総持寺」の西国三十三所先達委員会に先達申請しました。
先達とは、古来より巡拝案内、おつとめの導師などを勤められる方を先達と言われています。
巡拝を企画した人、自家用車を運転して巡拝する人も現代の先達です。
先達には、西国三十三所観音霊場を巡拝し、信仰心のある人が総持寺の西国三十三札所会に申請料と申請書を郵送すれば就任できます。
先達に就任しますと、@袈裟A頭陀袋B軸装納経帳C名札が頂けます。
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御朱印は、神社・寺院に参拝した「あかし」として御朱印帳に神社・寺院にて頂けます。
御朱印の始まりは江戸時代ごろで、寺院の参拝したときに、信者が写経した「経文」を奉納し、参拝の「あかし」としてその寺院や御本尊の名称を墨書し、「宝印」を授与されるものでした。
これを「納経・朱印」と言います。今でも御朱印を「納経印」、御朱印帳を「納経印帳」、御朱印を頂くところを「納経所」と呼ばれることもあります。
御朱印の魅力は、ひとつひとつ手書きされますので、その神社・寺院によって書かれる内容が違います。
同じ神社・寺院で書く内容が同じでも、書く人の筆さばきの違いにより、その味わいはさまざまです。
御朱印の収集を始められる方は、御朱印帳は神社用と寺院用に2冊に分けて収集されることをお勧めします。
また身近に、あなたの心のエネルギーを充足してくれる神社または寺院(あなたのパワースポット)をみつけ、朔日参りまたは月参りを御朱印に記してはいかがですか。
心のよりどころとしての神社・寺院には、ご自身の節目・節目のご報告をされてはいかがですか。
御朱印は、その「あかし」でもあると思っています。
御朱印帳は、表面を使ったら裏面を使えるように蛇腹折りになっているものが一般的です。
他にも、袋綴じの御朱印帳、巡礼用の掛け軸、巡礼用の色紙、巡礼用の扇子などもあります。
御朱印帳には、その神社・寺院の社名や社紋、神社・寺院の由来や縁のある動物を表紙にオリジナルの刺繍を施したものも多く。
そんな御朱印帳の収集も楽しんでみてはいかがでしょうか。
全国の都道府県ごとに神社・寺院の御朱印の紹介と観光の紹介をしています。
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