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信濃国一之宮・諏訪大社(下社)の御朱印 平成16年6月19日拝受
日本の旅に出ると「一の宮」という地名を聞くことがあります。かつてはその社が鎮まる地名によく使われてきました。村や町の名ばかりか、
大きな都会でも尾張一宮市など、ときには鉄道の駅名に残されることも日本全国各地にあります。
じつは、平安朝のなかばから成立した「二十二社」や諸国の「一の宮・総社」の制度は、国家の法的な制度ではない。
慣習的に朝廷が格別の崇敬を重ねた周辺の有力大社が二十二社の数に及んだのであり、一の宮や総社も、
地方官である国司がその主要任務である領国内の神社祭祀に便宜上定めた制度です。
「一の宮」は、こうした全国神社の長く広い文化的背景のなかで格別に地方諸国を代表する有名大社が多いので、近年その巡拝者も多くなっています。
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御朱印は、神社・寺院に参拝した「あかし」として御朱印帳に神社・寺院にて頂けます。
御朱印の始まりは江戸時代ごろで、寺院の参拝したときに、信者が写経した「経文」を奉納し、参拝の「あかし」としてその寺院や御本尊の名称を墨書し、「宝印」を授与されるものでした。
これを「納経・朱印」と言います。今でも御朱印を「納経印」、御朱印帳を「納経印帳」、御朱印を頂くところを「納経所」と呼ばれることもあります。
御朱印の魅力は、ひとつひとつ手書きされますので、その神社・寺院によって書かれる内容が違います。
同じ神社・寺院で書く内容が同じでも、書く人の筆さばきの違いにより、その味わいはさまざまです。
御朱印の収集を始められる方は、御朱印帳は神社用と寺院用に2冊に分けて収集されることをお勧めします。
また身近に、あなたの心のエネルギーを充足してくれる神社または寺院(あなたのパワースポット)をみつけ、朔日参りまたは月参りを御朱印に記してはいかがですか。
心のよりどころとしての神社・寺院には、ご自身の節目・節目のご報告をされてはいかがですか。
御朱印は、その「あかし」でもあると思っています。
御朱印帳は、表面を使ったら裏面を使えるように蛇腹折りになっているものが一般的です。
他にも、袋綴じの御朱印帳、巡礼用の掛け軸、巡礼用の色紙、巡礼用の扇子などもあります。
御朱印帳には、その神社・寺院の社名や社紋、神社・寺院の由来や縁のある動物を表紙にオリジナルの刺繍を施したものも多く。
そんな御朱印帳の収集も楽しんでみてはいかがでしょうか。
東京の自宅から友人と長野県・山梨県に御朱印の拝受と石和温泉に行ってきました。
6月19日朝4時自動車で出発、関越自動車道・上信越自動車道の長野I.C.から「善光寺」へ8時30分に到着しました。
門前の店は、まだ開いていませんでしたが参拝者は多かったです。
「牛に引かれて善光寺まいり」で有名な善光寺は、古くから宗派の別なく、極楽浄土の門として親しまれてきました。
「一山三十九ヵ寺の宿坊に泊まり、すがすがしい早朝、朝事に参拝し、ご先祖の供養をすることにより、こんにち生かされている尊さを感謝することが、
善光寺まいり」だそうです。
次に信濃国一の宮「諏訪大社」に参拝し御朱印を頂きました。
諏訪の神を祀る諏訪大社は、「上社」と「下社」
とに分かれて鎮座し、さらに諏訪湖南岸の上社は本宮(諏訪市)と前宮(茅野市)、北岸の下社は秋宮と春宮(ともに諏訪市)からなる。
諏訪大社とは、これら4宮の総称だそうです。
諏訪大社の「御柱祭」は有名ですが正式には「式年造営御柱大祭」というそうです。御柱祭は上下両社合わせて16本の御柱の見立てから始まり、
深山から大木を伐り出し、神の坐す場所へと運び出す。
7年目ごとに迎える寅と申の年に行なわれます。今年は申年で4月にはテレビで宮川の崖を曳き落とす「木落とし」を見ました。
御柱祭は、社殿の建替とその四隅に「おんばしら」と呼ぶ大木を曳き建てる。社殿の右前に「一の御柱」左前に「二の御柱」左後ろに「三の御柱」右後ろに「四の御柱」の
大木が建っていました。
次に中央自動車道の甲府昭和I.C.から甲府へ1時に到着し昼食にしました。
山梨県では、「武田神社」「甲斐善光寺」
甲斐国一の宮「浅間神社」に参拝し御朱印を頂きました。
「甲斐善光寺」は、開基武田信玄公が、川中島の合戦の折、信濃善光寺の焼失を恐れ、永禄元年(1558)、御本尊善光寺如来をはじめ、
諸仏寺宝類を奉遷したことに始まったそうです。
夕方5時石和温泉に到着、翌朝6時30分石和温泉を出発し8時30分に無事自宅に到着しました。
今回はゆっくりと観光は出来ませんでしたが、甲府は大学の4年間生活した場所であり、卒業してから始めてでしたので大変懐かしく思いました。
全国の都道府県ごとに神社・寺院の御朱印の紹介と観光の紹介をしています。
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